キチク蒐集
この前私は道端で何かを拾った
それはこの世のものなのかそれ以外なのか、それこそ知らないだけの何かなのか
とにかく私は汗を流しながら坂道を永遠と言えまで下りて行った
その涼しげとも激風とも取れるそれに体を当てながら私は無初期透明な汗を流していた
私はそれをなんとなく拾い上げそのあまりの気色悪い動きにゴキブリでも投げる
蛍光灯で夜空消し飛ぶ都会夜空から離れた田舎の風景に投げ捨てた
私の肺義で熊ならぬ妖怪おばあちゃんが無言で下に降りて行くのを聞きながらようやく勉強一式「ラジオ(妹弟たちの嫌がらせにイヤホンは無い、と言うかすぐになくしてもうない、で結局、言われるがままにボリュームを小さくしてペン音で聞き取れないからいやになり寝てしまうのだが)、電気ケトル、コーヒー(インスタント)
自家購入の駄菓子沢山(だいたい食べるのに集中して食べるだけで終わり、太るのが嫌では、仕方なく勉強の後で戸か考えてふと時計を見たら午前三時
あ~~~弱虫ペンダント第三十巻まで読むんじゃなかったなとか考えながら
疲れて寝てしまう魔の駄菓子)を御盆を抱え机についた
じつに涼しい風が久しぶりにカーテンを揺らして彼女の頬を撫でた
その時に彼女は恐ろしいことにさっきの事は忘れていた
じつにたくましい記憶力である
彼は魂であって魂ではない
鬼ではないがおにぎり好きである
酒魚は嫌いでも
チョコバーやペロペロぺロなんかは実に良い
そんな私は実に退屈だ
何でもできる
だから何もしない
いま私は自分の中にある無限の道のどれかを手繰り寄せ
それをこの空間につなげば、ここを滅ぶはずだった地球にすることも
金持ちしかいない世界でも、宇宙船が近代的に吸虫を支配して誰も空に興味を示さない世界にもすぐにインスタントラーメン並みの速さで作ることも可能だ
と言っても妄想の類でもあるし、催眠術と同じである
所詮は誰の夢と言っても同じ、それを本当にできてしまえば所詮はそんなものである
暇なので眩惑を言って着私をたまたま拾った奴にやるのだが
最初の奴は実に心は落ち着いているが身体の奥底に何か隠した人間であった
その証拠にいくらいい人になっても体が言うことを聞かず心がころころと気まぐれに気晴らしに変え心を壊さないように退屈にならないように動く
しかしあれは実に腹黒い、だからこそ純粋すぎるともいえるが
どうも私も近くにいすぎたせいで心がシンクロしたせいで
黑く染まっている気がするが所詮それも私なのかもしれない
しかしもう一方はひどい、コーヒーの匂いに誘われて、にぎやかな家庭におびき寄せられるままに入ったがいいが、、、、しかももう忘れてやがる
私は多次元に紛れながら、同じ場所にいたわけであった




