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珍話part4:頼むよ!!おばあちゃん

作者: 双月 藤吾

藤吾には83才の祖母がいる。

一見カワイクて物静かな感じだが,何気に目立ちたがり屋というか,自分に注目をして欲しい素振りをする人である。

私の友達が家に来たら必ず正座して頭を下げてごあいさつ。

そんなもんだから,友達の方が逆にかしこまっちゃって同じ姿勢であいさつするから,...これから何が始まるんだって感じ!?そんな祖母だが,困る事が幾つかある。

とにかく耳が遠い!!(涙) そして思い違いがスゴイ!!素晴らしい聞き・思い違いっぷりに思わず低頭合掌したくなる。

・・・藤吾が専門学生の頃,事情があって二日間学校を休んだのだが,理由は言ってあるにも関わらず担任が家に電話をかけてきた。応対したのは家の祖母。担任が

「もしもし,〇〇さんのお宅ですか?私,藤吾君の担任の〇〇と申しますが・・・。」

と言った瞬間,祖母は

「すいません,私はもう年だから耳が遠くて聞こえないんです,どうか勘弁して下さい。」

と言って,何と電話を切った!!(汗) 次の日,担任から私が叱られてしまった(泣)勘弁してくれはこっちのセリフだよ〜(ToT)おばあちゃんっ!? またある日の事,私の母が一万円札を両替して欲しいと祖母に頼むと,祖母は

「あるかなあ?」

と財布をゴソゴソ。

出て来たお金は8000円,小銭を足したら9000円になった。

普通なら祖母の方が1000円足りないわけだから両替は不成立になるのだが,気前の良い母は大目に見ようと,祖母に1000円足りなくても良いから両替しようと言おうとした瞬間!! 祖母が

「あっ,〇〇子,1000円はいらないから,おまけするよ。」

と。 思わず母が

「おばあちゃん!それは私のセリフだよっ!?」

まったく素晴らしい思い違いだ(-o-;)でも私はそんな祖母が大好きです(*^_^*)いつまでも元気で長生きしてね♪

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