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3.悪い人に流されちゃだめだぞっ☆




高瀬川さんとのセカンドコンタクトにして無意識ファーストタッチにしてこれまた無意識ファースト×××を成し遂げたあの日から3日私はやっとの思いで再起したのであった。

私は久々に外へ出、久々に講義を受け、久々に買い物なんかを洒落込み、久々にバイト先に顔をだしたのだ。


私はバイトをしている。

我が家は対した金もないくせに私を大学に入れあまつさえ一人暮らしをさせたものだから金がぎりぎりなのである。だから自らバイトをし生活費を少しでも稼がねばならないのだ。

そして私のバイトは時給が大変宜しいのだ。ただそれだけで選んだわけで対して内容を見ず決めたのだ。楽で高給金なそんな割のいいバイトなどあるわけがない。

そして私のバイトは死体回収である。人身事故などでばらばらにあちこちすっ飛んだ肉片を回収してまわり、血まみれの車両を水で洗い流し、手を合わせ私のバイトは終了する。

前記した通り私は心霊の類は心底ダメであるがなぜだか生身の人間の死体には対した恐怖心はあまり感じないのだ。


唐突であるがここで私の友人とでも言おうかジャ〇アンとス〇オのサラブレッド的な人を紹介しよう。

バイト仲間でかつ二回生の成嶋氏という男である。

この男はやることなすこといつでも規格外れな、ここいら一帯の土地を占めるいいところのお坊ちゃまくんなのだ。こいつの性格は頗る悪い、他人を平気で落としいれ、金を騙しとり上手く立ち回り難無くうやむやにし嬉々とした笑みを浮かべるような男だ。もう殆ど犯罪者である。いや犯罪者である。私の清い魂もいまではこの男によって汚されてしまった。

私がどうしてこんな男と出会いつるむようになったかをどうか聞いてさらに少々同情して欲しい。

出会いは入学したての4月始め私はこれからの薔薇色のキャンパスライフを夢みながら浮足立っていた。校門にはサークル活動の勧誘戦争が勃発し、私も高校生活では謳歌できなかった青春をこの大学でやってやろうと意気込み何かしらのサークルに入ろうとした。

そして私の意気揚々と選び取ったサークルは無難なテニスサークルであった。そんな浮足立つ私を無理矢理地面に引きずり落とし足を付け現実に引き戻したのが成嶋氏だった。

この選択により私は成嶋氏に取り入られる運命を自ら開拓してしまったのだった。

私はテニスをしたことがないので基本的な打ち方など3週間ほど先輩に教わることになった。その指導役が成嶋氏だったのだ。

成嶋氏は指導役とは名ばかりテニスなど、ろくにせず私に競馬やら競艇やらカジノやら等々を仕込み上げたのであった。なぜ彼がこんなにも賭け事に詳しいのかと聞くと

「無駄金が腐るほどあるからね。」

そう言うのだ。

そうして私は成嶋氏の賭け事に加担し犯罪まがいなことまでさせられていくのだった。私は悪くない。私は成嶋氏の有無と言わせない見えない力にあれよあれよと流されただけなのである。故に私は断じて悪くない。

私は何故だかその成嶋氏に気に入られてしまったのだ。


そして今日も私は成嶋氏に巻き込まれちょっとした汚金をつかまされたのだ。

何をしたかは今は話たくない。成嶋氏との悪事は追い追い話すとしよう。


そんなこんなで私の一日は終わりを迎えようとしていたのだが、アパートに戻ると私の部屋の前には高瀬川嬢が一升瓶を抱え座り込んでいた。





早速どーしたらいーかわからなくなってしまいました。ノープランはまずかったか…



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