閑話:ソル
前回
大魔王化したレオが暴走。
最愛の人と再会。
レオの背後に黒い影。
ソル視点
「はぁ、なんとかなりましたね。さすが、あの人の配下ですね。何の魔法を使ったのかもわかるなんて。それにしても、今日は運がいいですね。アキラ君たちにかけた魔法もうまくいったみたいですし、グレイさんにもばれなかったですし。それに、あなたにも会えましたし。ね?」「もぅ~、兄様の意気地なし。せっかくレオ様とお話しできるチャンスをつくったのに~。」「...............私には会う資格がないんですよ。だって、あの人を殺したのは私なんですよ。それに、あの人に会ったら私がしたこと絶対許すんですよ。許されるくらいなら、私があの人を拒絶して嫌われた方がいいじゃないですか。」「兄様、どうして本音を隠すの?別に言っても良いと思うよ。それにそんなの兄様じゃないよ。前はそんなこと考えなかったし、何より私の前では本音を言ってよ!私知ってるよ?私を呼んだのは兄様でしょう?。だって、いくらグレイ君でも神域魔法は使えないよ。いくら、魔力があったとしてもね。神域魔法はその人自身を試すから。そして、発動した魔法が幻影魔法でも本物にできるわけないもん。神域魔法でも、魔法の性質は変わらないから。兄様はレオ様を助けたかったんでしょう?なら、レオ様に会って本当のこと話してよ!」「リア、そろそろ戻った方が良いですよ。体が透けてきてますよ。」「兄様!話をそ「リア、俺はあなたを心配して言ってるんですよ?ずっとここにいたら、本当に消えてしまいますよ?それに、レオ様に会えなくなりますよ?」兄様、こんな時に口調を変えたりレオ様の名前を出すなんてずるいです。むぅ~、また来ます。」「こんな時だから使うんですよ、リア。って、もういませんね。今度からこのやり方で、帰らせることにしましょうかね?.........それにしても、驚きました。まさか、別の世界で大魔王になっていたんですね。でも、あなたはどこにいても最強なんですね。.......あなたをこの世界で見かけたときは驚きました。だって、前世と同じ容姿をしてましたから。最初は、似てるだけと思いましたが、あなたの名前を聞いて確信しました。やはり、あの人でした。うれしかった。また、あなたに会えて。でも、俺はあなたに会う資格がないんです。だから、私の事を全力で嫌ってもらえるように頑張りますね。」そこには、もうソルはいなかった。去る前に「レオ様、愛してます」と言って去って行った。「ソル兄様の本当の気持ちはソル兄様にしかわからない。だけど、わかっている事があるんだ。ソル兄様は本当にレオ様を敬愛しているんだよね。だから、自分のしたことがよけいに許せないんだよね?でなければ、レオ様があげたブレスレットを持っているはずないでしょう?。ソル兄様が今も敬愛しているレオ様と色違いのブレスレットだからでしょう。思い出は捨てられなかったんでしょう?しかも、ブレスレットを持って転生してくる程には。それを私は知っているから.......だから願ってしまうの。はやく、レオ様の記憶が戻ってほしいって、レオ様には無理とわかっているのにね。」
今回はいかがでしたか?またコメント欄で教えてください。次回は、みんなで鬼人の里へ行き、協力して冒険者の依頼を受けるお話になります。次回をお楽しみに!
次回
鬼人の里へ




