第一席の剣聖 氷雪のレオ
前回
第二席の襲撃。
第二席と戦闘。
レンの消滅防止。
〇〇の昔話。
「彼はすぐに応急処置をした。だが、間に合わなかった。彼は自分の無力を知った。私と居たら危ない事を忘れていた。自分なら守れると慢心していたんだろうね。彼はすぐにリアの仇討ちをする為にリアを殺した奴を見つけた。そして、彼はリアを殺した奴の組織にまで追いつけた。すぐに突入した。それから、敵のボスを倒した。その敵のボスから、受け入れ難いリアと彼の運命を聞いた。その後、彼は敵のボスの魔法で死んだ。彼ならばすぐに避けられた。だが、リアを....大切な人を失った影響が大きすぎた。........よし、これで昔話は終わりだ。私はまだやる事が残っている。......だが、この世界には興味がある。だから、まだ変わらない事にした。」「ですが、みんなはあなたの事は知らないわ。どうするの?」「レオって事にしとけば問題ない。それともレンにするかい?」「どうします?私は誰でも良いと思いますが....?」「僕も誰でも良いと思う。」「私は....レオ様が良いわ。」「ちなみに理由はなんだ?」「......レオ様と雰囲気というか魔力が一緒だからよ。」「......ふふふ、そっか。一緒か....。初めて言われたよ!ふふふ、レオと一緒か....。」
「そ、そんなに嬉しいものなんでしょうか?」「それはもう嬉しいよ。まぁ、私は顔に出るからレオの真似は難しいかも。」「確かに。レオ様は笑っているように見えて笑ってませんから。」「意外です。雰囲気は明るいというか柔らかい感じかするんですが....。」
「ふふふ、それがレオだからな。」「でも、魔力や雰囲気はレオ様だけど、口調はレン様に似ているわ。」「あぁ、よく言われるよ。私はレンが嫌いだ!なのにアイツに似てるなんて最悪だよ。まぁ、私が作ったようなものだがら似るのは当たり前なのかもしれないけどね。それより、君たちはあの王子に会った事はあるかい?」「さぁ?見た事はあるようなないような感じよ。」「僕もそんな感じですね。」「私はあります。なんなら、レン様に勝負を持ち掛けていた命知らずなバカ王子でした。ですが、今と比べると......。」「うん、性格が全く違うんだよ。私ですら変わらないというのにね。」「......とにかく、あの王子には近づかない方が賢明です。」「ふふふ、私の事も心配してくれるのかい?主人思いな配下なんだね。」「まぁ、一応なんですがね。」「ふふふ、私はレオよりは感情豊かだから.......。結構嬉しいものなんだね。」「レオ様は感情豊かだと思いますが.....?」「ふふふ、何故私が氷雪と呼ばれているか知らないようだね。.......まぁ、俺とレオの関係が分からないんじゃ仕方ないか......。ということで、お喋りはここまでだ。それじゃあな。レンと話でもしておきなよ。お前たちの想いを伝えたらレンはお前たちに応えてくれるはずだ。頑張れよ。」「結局彼は誰?」「そういえば、名前を聞くのを忘れていましたね。」「別にレオ様たちと関わりがあるならまた会えるわよ。」「メラスキアがそういう事を言うなんて珍しいですね。」「変態鬼人蜘蛛が気を使えるなんて意外。」「ロード、あなたは調子に乗りすぎよ。一回この私が直々に調教してあげなきゃいけないようね。」「変態鬼人蜘蛛に調教されるくらいなら今すぐ死ぬ!」「じゃあ、早く今すぐに死になさいよ!」「そっちこそ、とっとと消えろ!」「ふふふ、相変わらず仲が悪いね。......ロード、久しぶりだね。元気だったかい?」「!......はい。レン様も元気そうで何よりです。」「ふふふ、それより君たちは一体何を聞いたんだい?」「え?え〜と、誰の事を言っているのかしら?」「彼だよ。メア、君は私と彼が口調が似ていると言ったらしいね。私は彼が嫌いなんだ。そういう事は言わないでくれると助かるよ。しかも、彼の方がレオに似ているとも言ったそうじゃないか。どうみても、私の方が似てると思うんだけど?」「は、はい!た、大変失礼しました!わ、私が間違えていたわ。レ、レン様の方がレオ様に似ていたわ。」「ふふふ、そっか......。なら、良かったよ。ふふふ、レンと僕が似てるか.......。ふふふ、それが聞けて良かったよ。」「レン様!」「何かな?」「......レン様はもう大魔王はやらないのですか?」「ちょっ!」「ロード、あなた一体自分が何を聞いているのか分かっているのですか!」「分かってる。その上で聞いてる。」「ん〜、やらないよ。だって、この世界にはまだ希望があるからね。まぁ、いつまで持つか分からないんだけどね。」「そうですか......。」「残念です。.....また、あなたと一緒にいられると思っていましたから....。」「ごめんね。今の私はまだ......。諦めていないみたいだから。」「?どうかしましたか?」「......ううん。何でもないよ。それじゃあ、私は寝る事にするよ。明日はレオになってると思うから。じゃあ、おやすみ。」「はい。おやすみなさいませ。レン様。」「おやすみなさい。」「おやすみなさい。レン様。」翌日「なぁ、またこのくだりをやるのか?俺は絶対に嫌だぞ!もう、氷漬けになりたくない!」「その時は、自業自得でしたよ。....ですが、今回はコウに同意しますね。誰が起こします?」「さ、さすがに、僕も嫌だよ。レオ朝は怖いし。」「レオ様は朝弱い?」「おぉ、ロードじゃねぇか!なぁ、お前がレオを起こしてくれよ。」「コウ!あなたあんな子供にレオを起こさせる気ですか!?いくら何でも危険ですよ!?」「こ、こうなったら、公平にジャンケンで行こうよ。」「あ、あぁ、そうだな。それじゃあ、いくぞ?最初はグー......ジャンケン「レオ様〜?もう朝よ?起きてるかしら?」.....お、おい。あの蜘蛛?の魔族死んだんじゃねぇか?」「で、ですが、彼女も一応は魔族ですから重症になったとしても死ぬ事はありえないでしょう。.....多分。」「そ、そうだよね。.....多分。大丈夫なはず!」「......何をしているんだ?お前たちは?もうご飯ができているんだろう?早く食べに行くぞ?」「ね、ねぇ、あの魔族の人は?どこに行ったの?」「ん?....あぁ、メラスキアの事か?メラなら、うるさいから氷漬けにしているぞ。見るか?」
「う、ううん、遠慮しとく。」「そうか。なら、早く朝食を食べに行くぞ?」「お、おう。よっしゃ、行くか。」「ですね。」
今回はいかがでしたか?次回もお楽しみに!
次回
王都帰還




