大魔王レン
前回
レンの秘密。
レオに似た半神。
半神の神魔眼。
レンの消滅。
「ふふふ、よく分かったね。あれだけの情報で......。!まさか、グレイにこの事を知らせる為に....!くっ、やってくれるね。.........っ!避けて!」「!....ロード、あなたは逃げなさい!あなたでは、敵わないわ!」「断る!何故、僕を食べようとした魔族の言う事を聞かなきゃいけない!」「!あなた、記憶を....!」「今はそんな事を言っている暇はない。何か来る!」「へぇ〜、大魔王の表の方が消えるって聞いてその前に始末しに来たのに配下がいるとはね。くくくく、よく捨てられなかったね?」「君こそ、よく私の前に表れようと思ったね。氷雪に見つかったら終わりと言うのにね。」「ふ、アイツは、今力を封印されている!だから、今のアイツは私の足元にも及ばないのさ!」「その封印が解かれようとしていると言えば?」「何?貴様、嘘はよせ!あの封印は最高神が掛けた封印だぞ!それが本当だとしたら......!」「氷雪は、最高神をも超えるのかもね。ふふふ、どうしたのかな?そんなに、真っ青になっちゃって。そんなに、氷雪が怖いかい?」「ふ、今はそんな事はどうでもいい!まずは、貴様を消す!」「そうはさせないわ!第五階帝魔術蜘蛛の糸」
「ふ、この程度の糸では私は止められない!」「これで良いのよ!ロード、早くやりなさい!」「指図するな!言われなくても早くやるさ。魔弾銃。」「くっ!」「やったかしら?」「それは言っちゃダメですよ。」「はぁ、君たちなんて事を......。相手は第二席なのに。君たちじゃあ、敵わないのに....。」「え?ですが、アイツは今て倒れて.....。」「くくくく、君たち本当にやってくれたね。この私をこんな目に遭わせるなんて。君たちはこの場で殺す事にする!......だけど、まずは君だよ。大魔王レン!」「あ!しまった!レン様!早く逃げてください!」「ははは、もう遅いさ。さらばだ。大魔王レン!」「......ふふふ、やっと見つけたぞ。第二席の剣聖!」「......!まさか、お前!くっ、仕方ない。今は撤退するよ。また、会おう。第一席の剣聖。」「待て!貴様、リアの呪いの解き方を教えろ!......チッ、逃げられた。」「レ、レン様?いかがなさいましたか?」「君はメラか....。ふむ。悪いが私はレンじゃない。強制的に変わってもらった。」「レ、レン様は無事なのですか!?」「まぁ、無事だよ。レンは消えない。レオが願ったからな。」「え?レオ様がですか?」「そうだ。......それで、君がロードか?」「え?は、はい。」「君はアイツから神聖弾を貰ったんだよな?」「は、はい。そのはずです。」「ふむ。.......厄介な事になって来たな。まぁ、とりあえずレンは消えないからそこは安心しろ。レオが守っているんだ。この世界の奴らでは....いや、最高神ですら突破できないからな。」「よ、良かったわ〜。危うくまた、主人を失うところだったわ。」「君はレンが死んだ理由を知っているのに誰が殺したのか知らないのかい?」「え?勇者が殺したんじゃなかったのかしら?」「あぁ〜、なるほど。そういう事か......。伝えなかったんだ。ふふふ、君がレンの右腕で良かったよ。グレイは頭は良いみたいだからね。でも、正直レンがグレイを連れて来た時は私は反対だったよ。不老不死の実験をしてたしね。」「まぁ、いろいろとヤバそうなイメージがありますしね。あなたの考えは正しいと思いますよ。」「いや、私が反対したのはそういう事じゃない。別にヤバい奴でも信頼出来る奴だったり、使い捨て出来れば誰でも良かったんだが....。お前は頭がきれるし、おまけにレンが捨てられそうにない分類の奴だからだな。」「捨てられそうにない分類?レン様からは聞いた事がないですけど....。」「恥ずかしいからでは?」「とにかく、グレイのような奴はレンは捨てられないんだよ。....そう考えるとば、ロードとグレイは私に似てるかもな。」
「あなたにですか?」「ん〜、簡単に言えば私とレオにね。」「似てますかね?」「ふふふ、そうだな。例えば、人間に失望した所とかか?」「「っ!」」「当たっているみたいだな。......少し昔話をしようか。昔、アイスノウ帝国という国があった。その国には、なんでも完璧に出来る第一皇子がいた。皇子は第一皇子という身分でありながら、帝国第一席の剣聖をやっていたんだ。その皇子の異名何だったと思う?氷雪のレン。氷属性の魔法を使い絶対零度の目で見ながら倒す事からついた異名だ。そのせいで、彼は恐れられていた。それに加えて笑わないからね。余計に気味悪がられていた。それが、15の時。15歳だからまだ、自分の家もないから、城の離れに住んでいたんだ。それから、3年後にその皇子に婚約者ができた。だが、彼は乗り気ではなかった。どうせ、私を殺そうとしている派閥からの刺客としか思っていたかったからね。それで、いざ会ってみると....ふふふ、何でだろうね。何も感じなかった。何て言うか黒い感情が浄化されていくような感覚を感じたんだ。それから、彼は彼女の事が気になり始めた。皇子は、彼女が来る度に優しく出迎えたんだ。あの氷雪のレオと恐れられていた彼が....優しくだよ。笑えるよね。けど、彼女は彼が優しく出迎えるといつも優しく笑ってくれるんだ。それが、嬉しかったんだろうね。彼は、彼女に喜んで欲しいと言う気持ちが強くなっていた。それから、2年間そんな感じだったかな?そして、彼は彼女の誕生日プレゼントを買う為に街に行ったんだ。彼が誕生日プレゼントを選び終わった後城に帰ろうとした。その時に、彼女の悲鳴が聞こえた気がしたんだ。だから、私は急いで城に帰った。城に帰ったら、彼女が....リアが血まみれで倒れていた。
今回はいかがでしたか?次回も楽しみに!
次回
第一席の剣聖 氷雪のレオ




