十大天王 魔弾銃のロード
前回
キラの空間転移。
レンとメラスキアの契約。
ジンライの死。
レンの蘇生魔術。
「な!レ、レオがあんなに溺愛しているアキラでも!?う、嘘だろ。」「で、ですが、今はレンさんですからありえなくは.......いえ、有り得ませんね。それにしても、アキラにさえ話せないとは......!」「それほどまでに秘密にしたい事というだけですよ。あまり気にしない方が良いですよ。レン様は詐欺師ですから。」「グ、グレイ、さすがに今のは聞き捨てならないかな。私の何処が詐欺師なのかな?もっと他に言いようがあるんじゃないかな?これじゃあ、私が悪いみたいな言い方になってしまっているよ。」「そうでしたか。これは、大変失礼しました。......ですが、詐欺師なのは、変わり有りませんよね?」「まぁ〜、それがレン様の良い所なのよ〜!さすがにあなた程度では分からないでしょうけどね。」「君たちは、本当に失礼だね。せめて計算高いと言ってほしいね。」「計算高いつー事は頭良いって事か?」「ふふふ、コウはバカでかわいそうだよ。私には分からない気持ちだね。私もバカになってみたいものだね。」「な!お、お前喧嘩売っているのか!喧嘩を売っているなら買ってやるぞ!」「ふふふ、残念ながら私はやすい喧嘩は売らないし買わない主義なんだ。だから、悪いけどその喧嘩は断るよ。......それに、君弱そうだし。今の私でも勝てそうなくらいには弱そうだし。君は本当にりゅ......!」「あ?何だよ?俺の顔になんか付いてるのか?」「君名前は?」「はぁ?何で答えなきゃいけないんだよ。」「いいから!早く答えてくれるかな?」
「チッ、コウラスタ・ディアランスだ!」「ふふふ、そっかそっか。それじゃあ、君のお父さんは何処にいるのかな?」「はぁ?何でそこまでお前に教えなきゃ行けないんだよ!」「なーんだ、場所知らないんだ。それなら、早く言ってよ。期待しちゃったじゃん。」「お前!魔眼を......!」「便利だよね〜。魔眼。まぁ、私のはもっと上位の魔眼なんだけどね。......それにしても、お前は本当にラスディアの息子か?弱すぎないか?今の私でも瞬殺できるほど弱い。レンもハッタリが上手くなったものだ。今のアイツだと負けていた。」「え?レン様?一体どういう.......?」「はぁ?あなた喧嘩売っているのかしら?レン様が負ける訳ないじゃない!」「それ程までにレンは弱っている。それだけの話しだ。お前は魔力感知に敏感な筈だが......?あぁ、そういう事か。ふふふ、配下の弱点も知っているという事か。まぁ、当分は様子見だな。......アキラ。」「な、何ですか?」「もう少しだから。もう少しなんだ。だから、それまではリアの事を諦めないでくれ。私が必ず救うから。」
「え?一体どういう意味ですか?」「別に。言ったのはお前であってお前じゃない。ただそれだけだ。それにしても前はリアに似てたのに今度はレンににて来たな。これだから、神は嫌いなんだ。」「!あなたまさか!アキラ君の前を......。」「ふふふ、どうだろうな。......グレイ、メラ、レオを必ず守れよ?」
「「!っ」」「ふふふ、みんなして何をしているの?」「え?レン様?」「ですが、レン様はさっきまでそこに......。」「あれ!居なくなってるよ!」
「あ、あんな一瞬にいなくなるなんて......。」「アイツ、嫌な感じがしたな。それに、レオに似てた。」
「そういえば、レン様の魔力の性質をしてたからレン様だと思ってたけど、得意属性の色が違っていたわ!くっ、私としたことがレン様に間違えるなんて!何で気づかなかったのかしら?」「なにより、今思い出すと容姿が全然違います。なら、あの人は一体......?」「メア、その半神は何の色だったかな?」「えぇ〜と、確か氷属性の色でしたわ。....え?半神?アイツが半神?でも、そんな感じは....。」「その人は力を制限されているみたいな事を言ってなかったかな?」「え?あ、そういえば、今の私でも勝てるみたいな事を言っていました。」「はぁ、最悪だよ。やっぱりアイツだね。」「一体誰なのですか?あの方は。」「その前に確認するけど、そいつの容姿は?」「ムカつくほどイケメンだったな。だが、性格は最悪だな。もう、本当に最悪だ!」「え?な、何の話かな?」「その人にバカにされていまして.....。」
「な、なるほどね。そ、それで、瞳は?どんな色をしていたの?」「ひ、瞳は確か淡い水色で髪が銀髪でした。」「え〜?私はサファイアの色に見えたわ〜。」「!それは、いつその色に見えた!」「え?もぅ、仕方ありませんね。そうね〜、あ!確かあの金髪の心を読んだ時よ!それじゃあ、私がサファイアの色に見えたのは魔眼を使っていたからなのね〜。」「はぁ〜、本当に最悪だよ。まさか、神魔眼をあの状態で使えるなんて。」「神魔眼?グレイ先輩は何が知ってますか?」「いえ、私も聞いた事がありません。」「グレイ先輩でもしらないのかよ〜。」「......簡単に言えば、神のみが使える魔眼の事だよ。まぁ、神でも最上級くらいの力がないと使えないみたいだけどね。」
「それじゃあ、アイツは低くて最上級の力を持っているのかよ!」「......それより、結局誰なのですか?その半神の方は。」「ん〜、秘密。今君たちに言ったら私は後悔する気がするからね。」「何故ですか?」
「ふふふ、ただの勘だから気にしなくて良いよ。それじゃあ、早く寝ようか。」「はい。」「お!いたいた。アンタたちあんな所で何をしていたんだい?」
「あ、あははは、ちょっと、皆んなで風に当たってこようかなって思って。」「そうかい。それなら、良いんだよ。」「それじゃあ、私は寝るよ。」「はい。おやすみなさい。レン様。」「ふふふ、おやす....。......え〜と、ロード君だったかな?どうしたのかな?」「........。」「......ついて行けば良いのかな?」「コクコクコク......。」私はロードに連れられていたから気づかなかったんだ。後ろでメアとグレイが優しくそして悲しいような懐かしいような表情で私たちを見ていた事に......。それから、私はロードについて行ってロードの名前が書かれてある部屋の前に立っているんだけど......。「ここが君の部屋なのかな?」「コクコク.....。」「入れって事かな?」「コクコクコク......。」ロードは、この調子....。昔からロードは、よく喋る子では無かったけどやっぱり寂しいかな。まぁ、今の私じゃあ配下にすら敵わないくらい弱くなってしまったからね。みんなに、見捨てられるのも時間の問題だろうし、今のうちに感情を消しておこうかな?私はいずれ消える存在だからね。でも、レオンとは決着をつけなかったかな。それに、レオの呪いも解きたかったな。レオは、私が居なくなっても暴走しないといいけど......。もって、一時間くらいかな。早く此処を出ないとね。ロードに見られたら少し厄介だしね。「ロード君、私もそろそろ眠くなったから帰っても良いかな?」「........。」反応なしか......。そろそろ身体に影響し始める頃だから早く出たいんだけどな。困ったな〜。........仕方ないかな。力強くで眠ってもらおうかな。「ごめんね。ロード。もう時間がないんだよ。でも、明日にはみんなから私の記憶は消えているから......。だから、安心して寝ていてね。」
「あ......。」「じゃあね。おやすみ。良い夢を.....。」
「待ってください!」「!......何で起きているのかな?私はちゃんと催眠魔術を描けたはずなんだけど?」「私が消させてもらいましたわ。」「!いつのまに......。ふふふ、みんなは強くなったんだね。これは、グレイの作戦かな?」「はい。すみません。騙すような形でこんな事をしてしまって。」「どうして、今日と思ったの?」「あの半神の人が言ってたんです。その意味が気になって考えると......。」「私が消える日なのかもと思ったって事かな?」「はい。」
今回はいかがでしたか?次回も楽しみに!
次回
大魔王レン




