鬼人の家
前回
レンが金色の魔眼。
金色の魔眼について。
レンがドラゴンの亜種と戦闘。
レンがドラゴンの亜種を瞬殺。
「この地図の通りなら、この森を抜けたら今回の交渉相手の家に着くはずだ。」「この森から、異常なまでに瘴気と邪気を感じるんだが?」「あぁ、どうやら魔獣や魔物がよく出るらしい。みな、気をつけて入るぞ!」「はーい。」「分かりました。」「了解です〜。」「.....誰か探知魔法を使える人はいますか?」
「私だけでは範囲も狭くて魔物か魔獣かも判断がつきませんので。」「ん〜、じゃあ、俺がやるわ。一応使えるし。グレイの5倍くらいは探知範囲があるしな。」「そういえば、コウは龍人族だったもんね。忘れてたよ。」「まぁ、分からなくはないですね。龍人のにしては威圧感という存在感がないというかと言う感じですからね。」「そ、そんな事はないぞ!?だって、レオがいるんだぞ!レオなんて龍人族の俺より強いじゃないか!おかしいだろ?うぅ。」「自分で言って落ち込んでいますね〜。」「な、なんかひどい事言ったかな?」「いえ、大丈夫ですよ。コウのこれは今に始まった事ではないですから。」「そういえばそうだったね!良かった。」「俺は良くないけどな。......なんか見た事ない魔物だな。ていうか、これは魔物か?」「どういう魔物何ですか?」「え?なんかウニョウニョしてる。」「あなたに聞いた俺がバカでした。グレイ先輩、コウでは無理なので説明、お願いします。」「.......これは、確かに何の魔物なんでしょうか?」「な、何だあれは!?見た事がないぞ!」「あれは、植物の魔物なんでしょうか?魔物の種類も分かりませんね。とにかく、一旦にげましょう。」「あんな大きい魔物は見た事がありません。俺たちだけでは無理だと思います。なので、俺もグレイ先輩の意見に賛成します。」「じゃあ、そういう事だら、みんな早く逃げよ〜う。」「あれ〜?レオ君〜?逃げないんですか〜?」「なぁ、俺の気のせいじゃなかったらレオ寝てるんじゃないか!?」「ま、まさか、レオに限って、そんな事はしないよ。」「そうですよ。コウじゃないんですから。」「ったく、失礼な奴だな。お前は。」「って、本当に寝てるんだけど......。どうしよう?レオを放って置いて逃げるわけには行かないし.....。」「とにかく、レオさんを起こすしかないですから、誰かレオさんを起こしてください!」「そ、そう言われても.....。俺たち中にレオを起こそうという度胸あるバカはいないぜ?」「困りましたね。レオさんをどうしましょう?」「は、早く逃げないと!あの魔物が近づいて来てる!」「......ん?........ふぁぁ、よく寝た。だが、まだ眠いな。」「え?その口調はレオ?レオ!ちょっと助けて!」「アキラが俺に助けを求めるなんて珍しいな。だが、俺は眠いんだ。だから、他の奴に頼んでくれ。じゃあな。」「あ!ちょっと!もう、レオ酷い!」「え〜、レオ君〜!?今そういう状況じゃないんですけど〜....?って、聞いてませんね〜。仕方ないですね〜。ここは、一旦私が時間稼ぎをするしかなさそうですね〜。」「そ、そんな!危険ですよ!いくら、先生でも種族や魔物かさえ分からない相手と戦うなんて!」「情報が少な過ぎます!いくら、あなたでも本当に死ぬ確率があるんですよ!?
今すぐに、刀をおさめて引き換えしてください!」
「すみませんけど〜、私はあなたの事が嫌いですからその指示は聞けませ〜ん〜。」「あなたは、自分のプライドの為だけに、死ぬかもしれない戦いに挑むのですか!?やめてください。今ここで、あなたを失うわけには行かないんですよ!」「すみませんが〜、やはり、その指示は聞けそうにありません〜。早く行ってください〜。足手纏いに居座られるのは、迷惑ですので〜。」「くっ!帰って来たら、覚えでおいてくださいよ!」「帰って来れたらいいのですけどね〜。っ、他に気配がありますね〜!これは、魔物でしょうか〜?殺気は感じられないですが、気配が魔物みたいな感じかしますね〜。」「っ、ブルー、そこを避けて!危ないからね。」「え?っ、ふぅ〜、ギリギリでした。ですが、何か飛んできたような気がするのですが〜?ん〜?これは、弾ですか〜。では、銃で撃って討伐したのでしょうか〜?」「さぁ?分からないけど、凄く正確に攻撃出来ているね。それに、あの魔物を瞬殺していたと考えるとこの魔物を撃った人物は....。」「この森の奥に住んでいる鬼人の里の子って言う事ですか?」「さぁ?ただの憶測だから何とも言えないね。それより、その子に会ってみたくなっちゃった。
早く行こう?」「そうだな。ここまで来るのに、随分寄り道をしてしまったな。ここからは、休憩なしで走り抜けるぞ!」「え〜、俺は、疲れたのに。まだ、走るのかよ。しかも、休憩なしはキツイ。キツすぎる。というか、グレイ先輩の方がヤバいような気がするな。グレイ先輩、平気....というか、生きてるか〜?」
「え、えぇ、何とかですがね。........ハァハァハァ。」「本当に大丈夫か?」「そういえば、昔からグレイは体力がなかったね。手を貸そうか?」「い、いえ、大丈夫です。主人に手を貸りるなど許されざる行為ですので。......ハァハァハァハァ。」「ん〜、じゃあこうしようかな。浮遊。」「わぁぁぁぁ、グレイ先輩が浮いてる!凄い!」「さすがですね。レン様。ですが、魔術を使うなら先に言ってください。心臓に悪いですから。」「ふふふ、次回からはそうするよ。」「次回をからは、本当に気をつけてくださるならもう、口出しはしません。」「ふふふ、それは良かった。」「おい、着いたぞ?みな、疲れているであろうが今からある鬼人の家に行く。それまでは、持ち堪えるように!良いな?」「は、は〜い。......僕はもう一歩も歩けないのに。殿下は凄いね。何であんなに体力があるんだろう?」「正直、あの王子を見くびっていたな。まさか、俺より体力があるとは驚いた。」「俺の記憶違いではなければ、コウが一番最初にダウンしていましたよね?」「確かにそうでしたね〜。コウ君は、見栄を張っていたんですね〜。」「あれ?でも、龍人族は身体能力が人間の倍以上って聞いてたけど、コウは全然体力がないんだね。」「それは、当然だろ。俺たち龍人族は、いつも飛んでいたんだぞ?歩く必要性がなかったから、体力がついていないだけだ!」「それは、それでどうなんでしょうか?」「ほら、お前たち!何を話している!目的地が見えて来たと言うのに!さっさと、行くぞ?」「ふふふ、殿下は元気だね。コウも殿下の真似をしてみたらどうだい?そしたら、少しは疲れも飛ぶんじゃないかな?」「俺があの殿下の真似!?絶対に嫌だ!あんなわがままで、自分勝手な奴の真似なんてゴメンだ!やるなら、もうちょっとましな奴がいい。」「君も十分わがままだと思うんだけどね。まぁ、私の気にする事でもないんだけどね。」
「よし、着いたぞ。ここが目的地の鬼人の家だ!」
「なんていうか。......鬼人の家って、立派で豪華な奴が多いよね。僕たちの家より、綺麗で頑丈そうだし。」「それは、同感します。鬼人族は力持ちみたいですからね。」「失礼する!誰かいないのか?来客のシルバース・アイスノウが来てやった!さぁ、オレたちを存分にもてなすが良いぞ!」「失礼すぎるだろ!
だから、バカで世間知らずの王子様の護衛なんて嫌だったんだよ!はぁ、最悪だ。鬼人族からしたら、印象は最悪になったな。」「いや、そうでもないかもよ?」「は?どういう意味だ?」「ふふふ、今に分かるよ。......意外に殿下は好かれるみたいだね。これからの交渉を見るのが楽しみになって来たよ。」「確かに、そうですね。意外にも殿下は好かれるとの間で有名です。ですが、好かれるのは全員変人の人たちのようですが。」「その情報どうやって知ったんだい?殿下の噂は基本、王城の内部にしか噂されないばずだけど......。」「レン様こそどこでその情報を?」「それは、企業秘密だよ。」「では、私も企業秘密と言う事で。」「ふふふ、グレイは相変わらず意地悪だね。」「お互い様なのでは?」「そうかもしれないね。」
「はーい。ちょっと待ってくれ。....おぉ、君がアイスノウ王国から、はるばる来てくれたシルバース・アイスノウ殿下か?」「あぁ、そうだ。話が早くて助かる。それでは、案内を頼む。」「あぁ、それは構わないんだが......妻には気をつけてくれよ。私でも妻の暴走はは止められないからね。」「え、ええ。分かりました。.....交渉するのは、ここの鬼人の里の村長と聞いたのですが....?」「ん?そうだが?....あぁ〜、お前たちには、まだ言ってなかったな。交渉相手は確かに村長だ。だが、女性の村長だ。」「女性で村長になるなんて凄い鬼人なんだね。」「ですね〜。女性の村長は〜法律上は問題ありませんが〜、やった事がある人はいませんからね〜。」「ブルーの言う通りです。女性の村長は異例中の異例ですよ。」「は、はい。その通りなんですが、我々鬼人族は里の中で一番強い鬼人が村長になるんです。それで、妻は圧勝しました。」「女性の鬼人族は確かに男性程ではないですが、力や戦闘力は人間の平均の倍ですけど......。」「鬼人の女性が男性に勝つなんて聞いた事がないです!」「でも、それだけ強いって事何だろ?そんな奴と交渉しなきゃいけねぇのかよ。」「うぅ、嫌だな〜。早く帰りたくなって来たよ。」「まぁ、何とかなるよ。もしもの時は、逃げるなり何なりすれば良い話だからね。」
「そ、そうだよね。よし、頑張って逃げよう!」「おい、オレたちは交渉しに来たのに逃げてどうすると言うのだ!」「す、すみません......。」「分かったなら良い!」「つ、着きました。そ、それでは、お入りください。」「コンコン、失礼する。」「!殿下、離れてください!」「は?....なっ!な、何故剣が?」「何のつもりですか?鬼人の村長さん?」「.......。」
今回はいかがでしたか?次回も楽しみに!
次回
女の村長




