レンの魔眼
前回
依頼内容。
レオの見よう見まねの剣技。
ブルーの奥義。
レオの流派。
「ん、もう朝か......。まだ、時間はあるし寝るか。」
[レオ、そろそろ準備しないと間に合わないよ?]「俺は、別に間に合わなくても構わない。」[まだ、僕が勝手に依頼を受けた事を怒っているの?それは、昨日謝ったよ。]「俺が朝起きれないのは知ってるだろ?寝るから黙っていてくれ。」[酷いよ。僕はレオの為に依頼を持って来たのに。]「お前は俺の配下か何かなのか?何故、そこまで俺に尽くそうとするんだ?」[僕は、レオの事を主人と思っているよ。だって、僕を作ってくれたからね。]「お前を作ったのは確かに俺だが、それは俺が暴走しないように作ったからで、全部俺の為なんだぞ?そんな奴に恩義を感じる必要はないだろ。」
[僕はそんな事思ってないよ。レオのおかげで、今の僕があるし、それに......良い配下もできた訳だしね。]
「はいはい、分かったよ。行けば良いんだろ!だが、後10分待て。」[照れ隠しの仕方は相変わらず下手だね。]「照れてはいないし、照れ隠しが下手なのはお前だろ!グレイたちに慰められて照れていたよな?耳まで真っ赤だったぞ?グレイたちも気づいていたんじゃないか?」[レオは、やっぱり僕に対してだけ酷いよ。僕はレオに何かしたかな?]「信頼されてるとは思わないんだな。」[え?今なんて言ったの?声が小さくて聞こえなかったから、もう一回言ってくれないかな?]
「断る!もう、俺は寝る!」[ふふふ、分かったよ。でも、グレイに叱られても僕は知らないからね。って、もう寝ちゃってるよ。ふふふ、本当に眠たかったんだね。それじゃあ、10分だけおやすみ。良い夢を見てね。]それから、30分後 「レオ〜?入るよ?って、まだ寝てたの!?じゃあ、僕たちの声が聞こえてなかったのは寝てたからなんだ。」「そんな事言っている場合ではありませんよ!このままでは、待ち時間に遅れてしまいます!どうするんですか!」「俺は起こすのは嫌だ!怒って攻撃されるのは、ごめんだからな。」「さすがのレオだって、寝てるのにいきなり攻撃は無理だよ。」「ですが、あり得なくはないですね。どうします?」「あ!良い奴がいるじゃねぇか!」「あぁ、確かにこれならいけるかもしれません。」「ふ、2人とも何で僕の方を見ながら言うのかな?」「「アキラしか適任がいないからだな。(ですね。)」「そ、そんな〜。僕が攻撃されたらどうするの〜?」「え、え〜と、ご愁傷様です?」「どんまい!」「ひ、酷いよ〜。2人とも僕を見捨てるなんて。ぐすん」「あ〜、うるさい。これじゃあ、寝れない。......ん?っアキラ!どうしたんだ?何で泣いているんだ?まさか、アイツらに何かされたのか!?くっ、よくもうちのアキラを泣かしてくれたな?誰だが知らないが生きて帰れるとは思わない事だ。」「な、何を言っているんだよ!?おい、冗談だろ?」「た、たぶん寝ぼけてますね。ちゃんと起こさないといけませんね。」「でも、何でアキラの事は分かるんだ?」「アキラだからでは?」「まぁ、レオだからそんな理由だとは思うけどまさか、ジークと一緒の考えだとはな。」「そんな余裕な事を言ってる場合ですか?そろそろ本格的にヤバくなって来ましたよ?」「ちょ、ちょと何をしているんですか!?」「こ、これは一体どういう状況かな〜?」「まずは、レオさんを止めないとですね。......レン様!」「!な、何かな?」「どうやら、変われたようでなによりです。」「とにかく、早く準備をしてください!後、5分で王城に行かないと間に合いません!」「はぁ〜?後、5分で王城に着けるわけないだろ!」「ど、どうしよう?」「みなさ〜ん、一旦落ち着いてくださいね〜?他の人にも声が大きくて迷惑になりますし〜。」「それなら、問題ないね。数秒で着く。」「え?それってどういう意味?」「実際にやってみれば分かるよ。よし、準備出来たね。それじゃあ、王城にいこうか。最上級魔法 遠距離転移ふぅ〜、着いたな。」「え〜!本当に数秒で着いちゃったよ。凄いよ!」「おい、馬車があるぞ?早く乗ろうぜ?」「コウ、そんなに慌てなくても馬車には乗るんですから勝手に先に行かないでください!」「ふふふ、まるで、ジークはコウの保護者だね。」「言われてみればそう見えますね〜。」「はぁ?俺はジークみたいな奴が保護者なんて死んでもごめんだ。」「俺もコウみたいな人が息子は嫌ですね。」「あ、あははは、これじゃあ仲が良いのか悪いのか分からないよ。」「ふふふ、それが、彼らの仲の良さを表しているのかもね?」「個人的には〜、いろいろと面倒ですから〜、喧嘩はしないでもらいたいですね〜。」「ブルーさんがそれを言ったらダメなをじゃ......?」「おい、お前たち!さっさと、乗れ!じゃないと、置いていくぞ?遅れたら、お前たちのせいだからな!」「いや、俺たちが遅かったんじゃなくて、レオが......。」「ん?レオがどうかしたのか?」「い、いえ、やっぱり何でもありません。」「そうか。....何故、レオはコウの事を絶対零度のような目で睨んでいるんだ?」「レオの機嫌がコウのせいで悪くなっからです。」「嘘は言ってないよね?死刑にならないよね?」「アキラ、大丈夫ですから。一旦、落ち着いてください。」「クソっ、早く向かっても鬼人の里まで、一週間掛かるのにこれでは間に合わんではないか!お前たちどう責任を取ってくれるんだ!」「そ、そんな事言われても僕たちに責任は取れませんよ?......ど、どうしよう?」「レオさん。レオさんならなんとかできますよね?」「出来なくはないけど。......眠いから嫌!」「はぁ?まじかよ。ていうか、俺たちが遅れたのってレオが寝坊したからだよな?なら、責任はレオが取るのが筋なんじゃねぇのか?」「無理だよ。眠くて集中が出来ないからね。魔法は、集中しなきゃ使えないんでしょ?なら、今のわ、んっ……俺は、眠いから使ったら失敗する確率の方が高いんだよ。だから無理だよ。」「アキラ、あなたが最後の希望です。頼みましたよ。」「え〜、そ、そんな事言われても、レオを説得出来る自信なんてないよ〜。」「え〜、でもやらなきゃ任務失敗ですし依頼人が王家の人ですから死刑になるかもしれないですよ〜?」「ぐぬぬ、それは嫌かな。......レオ、お願い!鬼人の里に早く着きたいんだ。その為には、レオの力が必要なんだ。だからお願い!力を貸してくれないかな?」「まぁ、そこまで言うなら良いけど。」[俺は、眠いから寝る!後は頼んだぞ。レン。]「え?嘘だよね?ちょ、ちょと待ってよ!」「ん?レオどうかしたの?」「い、いや、な、何でもないよ。じゃあ、行こうかな。」パンパン「何故、手を叩いているのですか?」「こっちのほうが魔法を掛けやすいからかな?」「え?まさか、もう掛け終わったんですか!?」「うん。まぁ、掛け終わったというか、着いたの方が合っているんだけどね。」「わぁぁぁぁ!」「何事だ!」「そ、それが、きゅ、急にけ、景色が変わって......。」「何を言っているのか分からんぞ!」「ふふふ、出た方が状況を把握するには早いんじゃないかな?」「確かに。一理あるなら、そうするか。.....って、これはどういう事だ!」「な!マジかよ。まさかここまでとは......。さすがに予想外だな。」「ふふふ、最速で鬼人の里に着いたみたいだね?良かったね?」「やっぱり〜、レオ君の仕業でしたか〜。そ、それにしても〜、驚きました〜。」「あなたも、驚く事があったんですね。初めて知りました。まぁ、興味もないのですぐに記憶から消しておきましょうか。」「グレイ君〜?君の態度は先生に取る態度ではないないと思いますけど〜?」「そうなんですか?初めて知りました。」「それより、何故鬼人の里の行き先を知っているんだ?ここは、お前たちが依頼で来た鬼人の里ではないはずだが?」「あなたの記憶と心を読んだので。」「え?ですが、魔法は転移魔法しか使っていなかったはずですが....?」「それは、私の魔眼のおかげですよ。」「魔眼持ちなんですか!あの世界に数人しかいないと言われている魔眼の事ですか!?」「う、うん。多分、その魔眼だと思うよ。」「じゃあ、魔眼の色は何色なの?」「魔眼の色?何でそんな事を聞くんだ?」「え?コウは知らないの?魔眼は魔眼の色で性質や強さが違うんだよ。」「へぇ、そういうものなんだな。」「殿下は魔眼持ちを見るのは初めて何ですか?」「あぁ。魔眼持ちは貴重らしいからな。聞いた事はあるが見たのは今日が初めてだな。」「へぇ、殿下でも見た事がないものなんてあるんだね。」「それで、レオは何色なの?」「グレイの許可が出たら見せてあげるよ。」「グレイ先輩、良いですか?」「それは困りますね。魔眼持ちは、貴重らしいので王家が保護すると聞いた事があります。」「それは、俺も知っています。たしか、5年前くらいにも、王家が魔眼持ちを見つけて保護したそうです。」「何?オレはそんな話し聞いてないぞ?」「え?それは、おかしいな。王家が保護するという事は、王城で暮らすんだろう?それなら、王子たちにも教えるはずだぞ?」「とにかく、オレはこの先はは聞かなかった事にしよう。これで、文句はないな?」
「殿下、ありがとう〜。....ございます。」「ふふふ、という事で、グレイ。これで、問題は解決したけど、どうするのかな?」「......はぁ〜、分かりました。言っても構いませんよ。」「グレイ先輩!信じてましたよ!」「先輩ならそう言ってくれるって信じてだぜ。」「それでは、改めて聞きますがレオの魔眼はどの色なのですか?」「ん〜、見た方が早いと思うから見せるよ。」「確かに、そうしてくれた方が早いな。」「助かります。さすがに、魔眼持っている時点でレアなのに、色もレアだったら信じられそうにありませんでしたからね。」「魔眼開眼。.....どうかな?上手く開眼しているかい?」「えぇ。していますのて、ご安心を。」「それなら、良かったよ。.....それより、みんな固まっているけどどうしてなんだい?」「それは、レン様の魔眼が一番貴重で恐れられている金色の魔眼持ちだからです。」
今回はいかがでしたか?次回もお楽しみに!
次回
金色の魔眼




