変人な王子様
遂に新章に突入です。
前回
これまでの登場人物3。
「俺の気のせいではないのなら、俺は王子とは会った事はないばすなんだがな。お前たちは、会った事はあるのか?」「レオがないのに僕があるわけないよ。ジークは?」「俺も会った事はありませんが、噂だけなら聞いた事がありますよ。」「へぇ〜。どう言う噂なんだ?」「そ、それが、とても変人な王子様らしいんですよ。」「変人な王子様?」「えぇ、詳しくは知りませんが、気分屋とも噂されていました。」「それは、一番面倒そうな性格をしている王子様だな。.....でも、会ってみないと分からないのも確かだしな。よし、王子様に謁見しに行くか。」「すみません。シルバース殿下から、手紙を貰ったのですが....?」「シルバース殿下から?お前は何か聞いてるか?」「いいや。聞いてないぞ?一応、陛下に確かめてくるか。少し待っていてくれ。」「は、はい。分かりました。僕たちって、シルバース殿下に呼ばれたんだよね?」「そのはずなんですがね....。一体どうなっているんっしょうか?」「少し待ってもらえますか?その方たちは、シルバース殿下が直々に呼んだお客様です。」
「そ、そうだったのですか!これは、大変失礼しました。」「ですが、陛下からは何も聞いてはいませんが....?....ひっ、いえ、何でもありません!」「そうですか。....それでは、みなさまシルバース殿下のもとへ案内致します。」「あの、執事怖くね?」「う、うん。そうだね。」「......あの〜、ところで、俺たちは何故呼ばれたのでしょうか?」「その事は、殿下が直々に話すとの事ですので、私からは何とも....。」「そうですか。すみません。」「....いえ。.....みなさま着きました。こちらのお部屋で殿下がお待ちになっております。....殿下。レオ様たちがお越しになりました。」「入って来ると良い。」「それでは、どうぞお入りください。」「はぁ〜、仕方ないか。顔に出すなよ?」「レオ?入らないの?」「あ、いや、入る。......失礼します。」「皆、よく来てくれた。心から歓迎する。少し寛いで行ってくれ。」「!レオさん。この方は.....。」「ふふふ。本当に嫌になるくらい凄い偶然だね。」「レオさん?」「殿下、来てそうそうなのですが質問してもよろしいでしょうか?」
「あぁ、何でも聞いてくれ。」「では、お言葉に甘えて。何故殿下は私たちの事を知っているのでしょうか?私たちは、普通の生徒です。それに、私たちは初対面のはずですが?」「まぁまぁ、慌てるな。ちゃんと全部答えてやるのだからな。オレがお前たちの事を知っているのは....というより、知ったのは偶然だ。一昨日、兵士たちかわ冒険者の話しをしていてな。それで、気になる話しを聞いたんだよ。魔法学園の生徒と勇者学園の生徒が一緒にパーティを組んで最難易度である依頼を受けたとね。それを聞いた時オレは思ったんだ。君たちなら、オレの....我らが王族の願いを叶えてくれると。」「王族の願い事....か。」「その願い事とは一体なんなのですか?王族の方たちでも叶えられないのに私たちが叶えられるとは到底思えないんですが....。」「簡単な話しだ。だが、その前に言っておく事がある!ここからは、国家機密の案件だ。依頼を受けない奴はここを出て行ってもらおう。」「ちょっ、それはあまりにも......。」「良いよ....じゎなくて、良いですよ。その依頼俺たちが受けましょう。」「え?ちょ、ちょっと待ってください。レオさんは、本当に受けるおつもりなんですか?」「ふふふ、だって、おもしろそうだしね。」「その口調は....もしかしてまお....」「は〜い。ストップ、こんな所で呼ばないでよね。....でも、国家機密の依頼か....。ふふふ、どんな依頼なんだろうね?楽しみだな〜。」「それが目的でしたか。」「そうだけど?何か問題でもあったかな?このパーティに勝てる人間はいないと思うけどね。」
「人間どころか神様だって一人で倒せるのに良く言いますね。パーティのみんなでだなんて。」「ふふふ、そっちの方が団結力というものが上がると思ったんだけど....。嫌なら、大魔王化して言うけど?」「や、やめてください。どっちが味方かわからなくなります。」「そういうものかな〜?まぁ、どっちでも良いんだけどね。」「おい、お前たち!何をコソコソと話している!コソコソしている暇があるのなら、さっさと、受けるかどうかを決めないか!」「すみません。グレイの説得に手間取ってしまいました。ですが、なんとか説得出来ました。なので、その国家機密の依頼を受けさせてもらいます。」「そうかそうか。良かったぞ!これで、ジスも安心出来るな。」「はい。私もこれで安心して休暇を過ごす事が出来ます。」「なら
、良かった。それにしても、ようやく心強くて信頼出来る護衛が雇えた。」「はい。殿下だけで、交渉できるか不安でしたが交渉もせずに依頼を引き受けてもらえるとは....。ジスも嬉しゅう御座います。」「え、え〜と、い、一体どういう....?」「あぁ、すまんな。説明を忘れていたな。実は、明日に鬼人の里に行かなくてはならなくてな。そのために護衛が必要だったのだ。」「ですが、ジスさんがいるのでは?」「それが、父上からの命令でジスには、その間休暇を取らせるように言われているんだ。だから、護衛が必要だったのだがなかなか見つからなくてな。それで、兵士たちから聞いたお前たちにかけてみたら上手くいったという訳だ。分かってもらえたか?」
「そ、それじゃあ、王族の願い事というのは?それは、嘘だがオレ個人としての願い事ならある。何回も試したがなかなか上手くいかなかったがな。まぁ、今は依頼内容を話す。もちろん、国家機密の案件だから口外したりしたら処刑だぞ?」「しょ、処刑!?そ、そんなに大事な案件なんですか?」「あぁ、とても大事な案件だ。だから、くれぐれも口外はしないようにしてくれ。」「了解〜。」「ですが、特にコウは気をつけた方が良いのでは?口が軽いですし。」「な!失礼な!俺だってそんなヘマはしないし、俺は口は硬い方だ!」「ですが、この前あなた恋愛相談された時に内緒にしてくださいと言われていたのに、その翌日にその人の好きな人を口外していましたよね?しかも、クラスの真ん中辺りで、大声で言っていましたよね?」「そ、それはう、うっかり言ってしまっただけだ!.....ん?ちょっと待て。何でお前がその事を知っているんだ?」「レオさんに聞きました。コウの大声がかこっちにも響いて来たので詳細を尋ねたら、爆笑しながら教えてくれました。」「レ、レオ〜?な、何を勝手に話しているんだー!」「ふふふ、ごめんごめん。面白かったからついね?まぁ、コウと同じ事をしただけだから、気にしなくて良いよ。」「気にするよ!俺は気にするんだよ!」「どうでもいいが、早く話しを始めても良いか?こちらも時間は惜しいのでな。」「ふふふ、すみません。どうぞ、進めてください。彼らには、後でグレイが話しておいてくれますから。」「そ、そうか?なら、始めるか。これより、私、シルバース・アイスノウは正式に君たちに、国家機密の交渉を鬼人の里でするため、その間の護衛を依頼する。」「その依頼私たちが引き受けましょう。」
今回はいかがでしたか?次回も楽しみに!
次回
シルバース・アイスノウ




