二つの人格
前回
ブルー視点。
ブルーの実力。
再び魔人族と戦闘。
「....私も聞きたい事があるのだけど....。」「何だ?」「あなたは誰?私の主人と一緒の魔力だけど....性質が全然違う。一体、どういう事なの?」「....話は後だ。今はあれを片付ける。......それから、やりすぎるなよ。レオン」「分かっているよ。ちゃんと、死なせないように痛めつけるから。安心していいよ。」「なっ、ま、魔力の質が変わったぞ?どうしたんだ、レオ?」「これは、面白くなって来ましたね。」「悪いが、今はお前の相手をしている程、暇ではないんだ。だから、速攻で終わらせる。」「あなたも分かっているでしょう?私は幻の魔術を使います。さすがのあなたでも、速攻で終わらせる事は出来ませんよ?」「いや、この私が言っているんだ。速攻で終わらせる。その前に....。第八階帝魔術 霧の結界」「レオ?この霧を退けて!」「レオ!気をつけろよ。」「ふっ、誰に言ってる?私が負ける事はあり得ない。」「この口調、あのセリフ....。そして....あの姿は....まさか!」「久しぶりだな。メラスキア。」「......!はい。お久しぶりでごさいます。レオン様。」「その口調は慣れないな。」「慣れてください。主人と配下の関係ですので。」「お前は、何を言っているんだ?私は一回死んでいるんだから、契約は切れているぞ?」「え?そ、それは、初耳でございますが....。なるほど。だから、私を止めたのですね。....では、もう一度私をあなた様の配下にしてください。」「....後でな。秒で終わらせる。」「承知いたしました。お待ちしています。」「最後のお話は終わりましたか?」「あぁ、お前が待ってくれたおかげでな。まぁ、待ってくれなくても、勝てるがな。」「私も随分舐められた物ですね。ですが、その自信はいつまで持つでしょうね。」「私も舐められているようだな。....遊びは終わりだ。第九階帝魔術 氷獄の凍土」「な、何故....?この私が....第一位魔王バルバトスの右腕である、この私が人間風情に負けるとは.....。」「人間じゃない。元大魔王だ。ついでに、今は邪神で憤怒の神と言う肩書きだ。覚えておけ。」「レオン様、この者は既に死んでおりますのでもう、聞こえないかと。」「みたいだな。この世界の魔人族は、弱いな。それに、魔族が伝説上の存在になっているとはな。」「前世では、レオン様だけが大魔王でしたが、魔人族も十分に強かったですしね。それに比べて、この世界は魔王が7人もいるのに魔人族がこれ程弱いとは....。邪気が薄いのでしょうか?」「そうだろうな。それしか考えられん。」「魔王が7人もいるのに、邪気が薄いなんて聞いた事がありません。レオン様は、1人でも今の100倍は濃いのに。」「メラスキア、あまり他の魔人族と比べる物ではない。」「失礼しました。......それで、その、契約の方はよろしいですか?」「あぁ、レオも問題なさそうだしな。私も問題ない。それでは、はじめるぞ。」「はい。お願い致します。」「メラスキア、お前は私....レオン・ハイストに忠誠を誓うか?」「はい。」「第十階帝魔術 配下の契約....もう良いぞ。」「はい。ありがとうございます。....それから、レオン様。」「何だ?」「レオン様の中に居る....レオ様は何者ですか?」「......私の中にレオが居るのでは無い。」「?それは、どういう....。」「......私がレオの中に居るんだよ。」「え?....ですが....私が会った時には、もうレオン様なような気がしますが....?」「あぁあの時....あの世界では、もう私だった。」「あの世界?一体何の話を....?」「....私は、レオを守る為に作られた存在だ。」「......レオン様が作られた存在....。
では....、レオ様が....レオ様の事を守らなくて良い日が来たら、レオン様は消えるのですか?」「!.....いいや。消えないよ。というより、レオが私を消さない為に邪神の肩書きを譲ったんだ。だから、私は消えられない。......だから、メラスキアもレオを守ってくれ。」「はい。承知しました。......ですが、レオ様は私より強いので必要無いと思いますが....。」「メア、私が言っているのは戦闘力の話ではない。それに、私よりレオの方が強い。」「....え?そ、それは本当ですか!?でも、魔力はレオン様の方が....。」「魔力もアイツの方が多い。レオは、魔力を隠蔽しているからな。」「....何故ですか?」「アイツの魔力は特別だ。それに加えて、魔力も無限と言う特異体質だ。それが、魔人族に知られたら学園が危なくなる。......と言う理由もあるが......、アイツ最近精神が乱れていて、魔力が漏れていた。だから、レオが付けているブレスレットのおかげで、なんとか魔力を隠せているんだ。」「魔力が無限....。でも、そんなに強いのに守る必要はあるのですか?」「言っただろ?精神が乱れている。......レオは、意図的に精神を乱されている。それに、アイツは戦闘能力が高いが精神は、弱い。だから、今のレオはいつ壊れてもおかしくないほど脆い。
......それから、アイツは呪いの魔術がかけられている。だから、メア。頼む。レオを守って、呪いを解いてくれ。」「分かりました。......ですが、呪い程度なら、レオン様が解除できるのでは?」「無理だ。やって見たが出来なかった。余計に呪いが強くなってしまった。だから、今のレオが笑顔でいて、壊れていないのが逆に凄いくらいだ。」「....!それ程までに....。」「と言う事だ。よろしく頼むぞ?メア。」「はい。承知致しました。!レオン様....。」「あぁ。さっきの奴より大分強いな。......メア、殺しても構わないぞ?」
「はい。ありがとうございます。」「やっぱり、死にましたか。....おっと、これはこれは。伝説の魔族様ではないですか。お初にお目にかかります。私は、鬼人の里の主人、キラ様の直属の配下です。」「ふふふ、
あなた嘘が下手なのね。私ね〜、魔力の質を見分ける事が出来るの。だから、あなたが鬼人族じゃない事も分かるの。だから、本性を表しなさい。魔人族さん?」「ふふふ、はははは。まさか、ここまでとはな。さすがだな?第一席の剣聖 氷雪のレオ?」「!貴様!何故それを!」「ふふふ、はははは。俺を忘れるとは。良い度胸をしているな。氷雪のレオ。....?お前の魔力氷雪じゃないな。お前は誰だ?」「貴様に教える程私は優しくないのでな。それから、その名前で呼ばないでくれないか?レオが目覚めてしまうからな。」
今回はいかがでしたか?次回も楽しみに!
次回
氷雪のレオ




