鬼人の里へ
「は、夢か?...........とにかく、魔力をどうにかしなければな。ん?何だこのブレスレット?って、これダイヤモンドが埋まっているじゃないか!?だが、どこかで見たことがあるような......。まぁ、俺の部屋にあるから俺のか。......もしかしてこれ、魔力を制御できるる物か!?これをつけたら魔力も漏れないし、実力を隠せる。まさに、一石二鳥だな。じゃあ、さっそくつけるか。おぉ、魔力が漏れてないし、魔力が隠せてる!これなら、夜は心配いらないな。よし、これからは毎日つけるか。って、グレイに何があったか聞かなきゃな。それじゃあ、行くか。」え~と、グレイの部屋は.....あった。コンコンコン「はい。どなたでしょう?」「俺だ。」「なるほど。オレオレ詐欺って奴ですね。今すぐに、撃退しなければいけませんね。」
「グレイ、俺は今機嫌がすごく良いんだ。だから、これ以上言うならお前を氷づけにするぞ?」「大変失礼しました。魔王様でしたか。どうやら、人違いだったようです。」嘘つけ、絶対にわざとだろ。「まぁ、いい。俺は今日は機嫌がすごく良いからな些細なことは許してやろう。というか、お前喋れたんだな。」「私だって喋れますよ。魔王様は時々ひどいです。しかも、自覚がないみたいですし。余計にひどいです。」「とにかく、茶番はここまでだ。昨日のことについて聞きたい。俺たちは魔族に遭遇した。そこまでは、覚えているんだが、後はさっぱりだ。昨日あそこで、あの後何があった。」「それは、あなたが急に暴れ始めたんですよ。しかも魔王化しかけていました。どういうことですか?あなたは、今人間のはずでは?」「ちっ、だから連れて行きたくなかったんだ。......俺は確かに今世では人間だった。大魔王の記憶を取り戻してからは、半神半魔という相反する種族になっていた。それで、最近はよく前世の記憶を見るたびに魔力が荒れてたから、心が荒れるほどの事があると魔力が反応して暴走することがわかった。それで、あの魔族は俺の心が荒れるほどの何かを言った。それで、俺が暴走してしまったということだ。わかったか?」「...........」「それより、今日は依頼を受けに行かないか?みんなを誘って。」「無茶ですよ!昨日の今日ですし。また暴走したらどうするんですか!?」「それなら、心配いらない。これを見ろ。」「こ、これは、魔力制御装置。だから、魔王様の魔力がいつもより、少なく感じるのですね。まぁ、それがあるなら大丈夫でしょう。分かりました。ですが、条件があります。依頼を受ける時は、私を必ず連れて行ってください。それから、今回だけは先生に同行してもらいましょうか。ブルーティス先生がいいでしょう。それでは、許可をもらいに行きますよ。」[これで、何とかなりましたね。絶対にブルーティス先生はついてきません。魔王様には、悪いですがやはりまだ行かせるわけにはいきませんし。]「ブルーティス先生いますか?」「は〜い。私は居るけど誰が呼んでるのかな〜?」「レオです。」「は?え、え〜と、レオ君だね。何のようかな?」「はい。実は冒険者組合に行って依頼を受けたいんですが、グレイ先輩が条件つきでブルーティス先生が同行されるならということだったので、許可をもらいにきました。」「ちなみにそれ、私絶対断れないでしょ〜?」「はい。そうですね。断られたら、魔法で強制的に連れて行こうかと思っていましたが、よく分かりましたね。」「レオ君、今君の顔見てみなよ〜。こんな怖い顔したら、誰だってわかるよ〜?」
「そうですか。では、今後気をつけます。ところで、ついてきてくれますか?」「はあ〜。仕方ないな〜。私じゃあ、レオ君の魔法に耐えられないからこうするしかなかったんですけどね〜。ていうか、最初からついて行こうと思っていたんですよ〜?」「先生本当ですか、それ!では、さっそく行きましょう!」「まずは、準備が先ですよ〜。それじゃあ、準備して来るので待っていてください。」「分かりました。グレイ先輩行きますよ?」「分かりました。」「では、アキラとコウ、ジークを誘いますので、そのつもりでいてくださいね。では失礼しました。」「失礼しました。」
30分後、「いや〜みなさん早いですね。どうして、レオ君のところに集まっているのですか〜。」「先生見てくださいよ!これ、レオのらしいですけど、ダイヤモンドがうめこまれているんですよ?このブレスレット。おかしいと思いません?レオには、そんなお金ないのに。「......」って、先生?聞いてます?」「レオ君これはどうしたのかな?」「え〜と、僕の机に置いてありました。見た事がある気がしたので、僕のかと思ってそれに、魔力制御装置だったので、つけてきました。ダメでしたか?」「いえ、ちょっと貸してください。」「分かりました。ちょっと待ってください。グレイ先輩、頼みましたよ?多分一瞬で、何とかなると思いますので。」「分かりました。」「さっきから、レオたち何の話をしてるんだろうね?」「さぁ?何か大事な話しなんじゃねぇの?」「みなさん、死にたくなかったら、私の近くに来てください。」
「え?」「グレイ先輩、どういう意味ですか?」「そのままの意味ですが、見た方がわかりやすいですよ?とにかく、早く私の近くに来てください。」「は、はい。」「分かりました。」「わからないが、とにかく近くにいけば良いんだよな。」「じゃあ、とります。 「何だこれ!?地面が揺れてるぞ!?」「ど、どうなってるの?」「至って簡単ですよ。それほど、レオさんの魔力量が多いという事ですよ。」「多いって言っても、限度があるだろ!」「お、おい、あれ見ろよ!ブルーティス先生も同じ奴持ってないか?」「いえ、ちょっと違いますよ〜。私は、サファイアですけど、レオ君のはダイヤモンドですから〜。レオ君に似合っていますね。はい。ありがとうございました〜。これは、あなたのですよ。」「そうですか。それにしても、先生のはサファイアなんですね?」「そうですよ〜。それがどうかしましたか〜?」「いえ、先生の綺麗な髪の色と瞳の色にぴったりで似合っているな〜と思いまして。きっと、選んだ人はセンスいい人なんでしょうね。」「っ、そうですね。そうなのかもしれないですね〜。」「それでは行きましょうか。」
「え?グレイ先輩誰?あのイケメン?」「私は知りませんね。ジーク君は知っていますか?」「さあ?俺は見た事ないですね?アキラは知っていますか?」「え〜、僕も見た事ないや。」「みなさん何言ってるんですか?ブルーティス先生ですよ?」「「「え?」」」「いや〜、こうしないと、戦えないじゃないですか?後、先生が生徒の手伝いをしてはだめですし〜、一種の変装ですよ〜。だから、当然ですよ。それにしても、皆さん酷いですね〜。そんなに変わってないと思うんですけど〜。」「いやいや、めっちゃくっちゃ変わってるじゃないですか!?逆に、何でレオは気付いたんだよ!?」「....そんなに変わっていないからでしょうか?」「いや、結構変わってると思いますが?」「そうでしょうか?」「とにかく、冒険者組合に入りますよ〜?みなさ〜ん。」「依頼ですか....。これはどうです?」「え〜と、鬼人の里の姫からの依頼で、行方不明の兄を探してくださいっか。なんかめんどくさそうだがな。」「そうですか?僕は鬼人見てみたいですね。本当の鬼人が変態じゃないと言う所を見てみたいんですよね。ですよね、グレイ先輩?」「そうですね。本当の鬼人を見て見たいですね。」「あの2人どうしたんだろう?グレイ先輩は、ドン引きした顔になってるし。」「いや、レオの方が酷いな。顔を真っ青になしながら、なんか呪文みたいにブツブツ呟いてるぞ?」「おい、グレイ先輩だっ、大丈夫ですよね?いないですよね?ていうか、いないと言え。」「レオさん、大丈夫ですよ。というか、口調がまとまってませんよ。みなさんが、不思議そうにこちらを見ていますよ?」「そうでした。コレを受けましょう。」
「はい。受諾しました。それでは、行ってらっしゃいませ。」「それじゃあ、行きましょうか。鬼人の里へ。」
今回はいかがでしたか?次回は、ついに鬼人の里で十大天王に再会という話になります。
次回
十大天王 暴虐のメラスキア




