第2回:VRを触って気づいた。これはSAOの入口だ
第2回です。
今回は、PSVRやMeta Questを触ったときに感じた「これは次の時代だ」という衝撃について書きました。
SFの話ではなく、現実に起きている“体験の変化”についてです。
気楽に読んでください。
第2回です。
今回は、PSVRやMeta Questを触ったときに感じた「これは次の時代だ」という衝撃について書きました。
SFの話ではなく、現実に起きている“体験の変化”についてです。
気楽に読んでください。
---
VRを触って気づいた。これはSAOの入口だ
正直に言うと、PSVRを初めて触ったときの感覚は、
もう“笑うしかない”と言っていいほどの衝撃だった。
画面の中にいたはずの世界が、
いきなり自分を包み込んでくる。
目の前にある“はずのないもの”に手を伸ばしてしまう。
身体がそのままゲームの中へ移動していく感覚。
「あ、これはゲームの次の時代だな」と確信した。
けれどPSVRには限界も見えた。
ケーブルが多い。
追跡はカメラ任せで、遊べる範囲は狭い。
それでも未来を感じたのは事実だ。
そして次にMeta Questを触った瞬間――
完全に“次元が違った”。
コードもいらない。
パソコンもいらない。
部屋の中を歩くと、ゲームの世界の中も同じように歩く。
「これ、ソードアートオンラインじゃん」と本気で思った。
だって、ヘッドセットひとつで“別の世界に入れる”んだよ?
昔のSFがそのまま現実になっている。
さらに驚いたのは、
指の動きや表情まで読み取れるようになっていること。
昔のゲーム機はボタンでしか意思を伝えられなかった。
ところが今のVRでは、手の形、指の一本一本の動き、
顔の向き、ほんの僅かな身体の揺れさえ入力になる。
つまり、
人間そのものがコントローラーになった。
これはファミコンから見てきた人間からすると、
もう革命なんてもんじゃない。
そして思った。
「広大なMMOをこれで歩けたら、もうリアルと変わらんじゃん」と。
私自身、FF11の広大な世界で育ってきた世代だ。
バストゥークの鉱山区を駆け回り、
ヴァナ・ディールの夜空を何度も眺めた。
あれを“主観視点で”“自分の足で歩ける”日のことを想像すると、
本当に鳥肌が立つ。
でも現実には、
ソニーはVRに全力投資をしなかった。
PSVR2は優秀なのに、方向性は曖昧なまま。
その間に、
Metaは全力でVRに突っ込んでいる。
体験としての未来は、
明らかにそっち側にある。
そして、気づいてしまった。
ゲームの未来はハード競争ではなく“体験の競争”になる。
いくら高画質になっても、
“画面の前に座って遊ぶ”という構造が変わらなければ、
進化は限られている。
でもVRは違う。
「自分の身体そのものがゲーム世界に存在する」という、
まったく新しいゲームが始まってしまった。
これはもう、
ゲームの“次の大陸”だ。
---
第2回は、VRの衝撃と、
「これは次の時代のゲームだ」と確信した話を書きました。
次回、第3回は最終回です。
テーマは
「ゲーム機は消える。薄いグラスとイヤホンだけになる」
クラウドとサブスクが作る“最終形のゲーム機”について書きます。
次回もよろしくお願いします。




