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1.始まりの章

私は幼い頃から家族がいなかった

代々続く術者の本家である神崎家の分家である清原家

私にとっては地獄のような家だった

元々、清原家は術者としての力が脆く没落寸前だった

それを見た、神崎家当主は清原家当主である私の父に

神崎家の長女で私の母である神崎友美と結婚を条件に膨大な量の財産の譲渡、没落の取り消しをした。

けれど、父は母を愛していなかった

父は母を気にかけず、愛人を作り

私が産まれてからも、私と母を気にかけもしなかった

そして母が病で亡くなれば、この時を待っていたかのように

愛人と異母妹である美奈子を連れてきた

それから、15年間私は見向きもされなかった

あの人達が見ているのは異母妹で幼い頃から術者として優秀な美奈子だけ…。

例え、私がいい成績を取っても術者としての実力を見せても

あの人達は私を見向きもしてくれない

見向きもしてくれなくて落ち込んでいた私。

「舞花様、自分を見てくれない人に媚びても舞花様自身が疲れるだけですよ。例え、当主様達が見てくれなかったとしても舞花様を見てくれる人はいるのですよ。無論私たち使いは舞花様を見ていますよ。だから舞花様は舞花様らしくいてください」

けれど私の使いである、凛花のその言葉に

私は気づいた私はあの人達に媚びを売っていたと

いつまでも媚びを売っていたとしても無駄だったと。

そんな簡単なことを今更気づいて呆れて笑った。

「私は…私らしくいる」

凛花の一言のおかげで私の心は軽くなっていった

それから私はもうあの人達に媚びを売ることは無くなっていって…。

それから私は自分の力で

人型の武神である桜子を生み出した

勿論、このことはあの人達には何も話していない。見てほしいという思いはとうの昔に捨ててきた

それに私は、意味の無い期待はいらないし名誉もいらない

私は私らしく生きていたいから

そしていつか清原家ここから出ていって自由に生きていこうと思っていた。


なのに…。

3年後ある男のせいで私の人生が大きく変わってしまった

「俺の花嫁になれ」

「はい?」

最強術者に花嫁になれと言われてしまったのだ。


舞花は家族から愛されることを諦め、自分を見てくれて愛してくれる人を大切にしよう決めてから心はかなり楽になったようです。

後、人型の武神ですが

武神には階級があって1番上の階級は人型の武神なんです。

舞花って凄いですね〜

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