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あわてんぼう/山猫が見ている

9.あわてんぼう

 12月の初週、街をイルミネーションが照らす。世間はクリスマスムードだが、おもちゃメーカーに勤める俺に休みはない。今日も仕事を始めようとしたとき、ドサリという音とともにサンタが落ちてきた。驚愕する俺をよそに、彼は不満げに言う。


「お前たちが焦らせるから、日付を間違えたじゃないか」



10.山猫が見ている

 柚子湯に浸かっているときふと思った。風呂に入れたら体にいいものって他にもあるんじゃね?って。調べたら色々あるもんで、塩、しょうが、酒、牛乳にお茶っ葉…。全部ぶち込んだ風呂からは、いい匂いがした。

 「ここにベーコンでも入れたら、上等なスープになるな」って思って、入るのをやめたんだ。


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