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黙食/キラキラネーム

7.黙食

 ある年の年末。小学校ではインフルエンザが大流行し、対策として黙食が取り入れられた。しかし、生徒たちはそんなのお構いなし。教師たちは増える感染者に頭を悩ませていたが、あるクラスだけは異様に静かだった。担任は秘訣を尋ねられると。


「年末になると、実家からカニが山ほど送られてくるんです」



8.キラキラネーム

「●●様ですか。フフ。あっ、すみません」


 俺の名前を口にしたとき、受付の女が吹きだした。キラキラネームを持つ俺にとって、この反応も慣れたものだ。今日は老人ホームへ面会に来ていた。部屋を見つけ扉を開けると、しわがれた爺。


「●●、お前も老けたなぁ」


 幼馴染は、そんなことを言うのだった。


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