表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/30

目で見て盗め/鍋

21.目で見て盗め 

 大正時代から続く名店の大将は、修行が厳しいことで有名だった。新しく入ってきた若者たちを怒鳴りつける。


「新入りに教えてやることなんかない!雑用しながら、目で見て盗め!」


 後日、店の金庫から売上金が持ち去られていた。暗証番号は誰にも教えていないはずだが、盗み見られていたのか。



22.晩御飯は鍋

 とあるスーパーにて、親子が手をつないで買い物をしている。親が夕飯のメニューは何にしようと頭を悩ませていたところ、野菜が安売りされているのを見てひらめいた。わが子に微笑みかけて言う。


「今日は鍋にしようか」


 子どもの方が、大変に驚いた様子で。


「そんなの食べたら、お腹を壊しちゃうよ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ