筆を折ったかのように休んでいる、あなたに伝えたいこと
コミカライズもされた、あなたの作品を見た。
わたしが驚いたのは、
コミックでは、あなたの作品の素晴らしい面白さは、4割ほどしか伝わらない気がするな、ってことだった。
これは、本当に、とてもすごいことだ。
基本的に、コミカライズされることはものすごく強みのはずだ。
けれども、あなたの作品は、小説のほうが世界観にすんなりと入っていけるものだった。
あなたの作品で私はどれだけ声をあげて笑っただろう。
読者にそうさせる巧みな表現力が、あなたにはある。
小説家として、類い稀なる素晴らしい才能が、あなたのなかにあるってことだ。
そんなあなたが苦しみ、筆を止めていることが
私は残念でならない。
直接伝えたとしても、それは筆を止めているあなたを追い詰めるだけになるのだろう。
それにこのことは、その小説家様にかぎらず、ほかのかたにも通じるものがあるのかもしれないと思うこともあるから、こうしてエッセイにした。
筆をとめないで。
とめても良いけど
絶対に 筆を折るのは やめようね!!!
超もったいないんで!
なんで書かないんだよ! あなたにはすごい才能があるのに! 私は嘘なんかでこんな褒め方しない!!!
伝えたい言葉がある。伝えたい願いがある。
いつかあなたに届くだろうか。。。
とにかく 書きましょう!
あなたが 自分に才能はないのかもと思っても
受けては あなた才能あるよ、なんで書かんのもったいない! あーーくそ、悔しい!
って思ってることもあるからね、ということだ。
勝手に凹んでんじゃないよ!ってことだ。
そして、たまたままだ評価してくれるだれかに巡り逢えてないかたがいたとしても、だからもういいやって投げるのは勿体ないでしょ?ってことだ。
自分で自分を、もうダメだなんて
勝手に決めつけてんじゃないよ、若造が(私は四十代です。。。年は 気にしないで……)
自分で自分諦めるなんて
十年、いや二十年早い!
と 私は思います。