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転生による精神年齢について

作者: かるき

みなさんは転生物の小説は読むだろうか。異世界や現代の世界に転生し、赤子から人生をやり直す話しだ。


 こう言った転生物の話で自分がよく見るフレーズがある。しかしそのフレーズに自分は違和感があるのだ。なので今回はそれを紹介しようと思う。


 紹介したいフレーズとは

  

 “精神年齢は〇〇歳だけど”


 というものだ。


 よくラブコメ系にあるかもしれない。小学生くらいの年齢のとき、可愛い子がいるが前世の年齢合わせたら精神年齢的にはおっさんだし、そんなおっさんが子供に手を出すのは事案だろうというときに使われたりする。


 一見普通なのでは?と思うかもしれない。

しかし細かい私は違和感を覚えたのだ。


 その違和感とは、何故前世の年齢に今の年齢をプラスしたのだろうかということだ。


 前世で20年生きた。今世で10年生きた

だから30歳だというのは分からなくはない。

しかしこれを精神年齢というのは違うのではないだろうか?


 私の考えることではあるが、精神が年齢を重ねるには周りの環境や経験が積み重なって精神の年齢になるのではないだろうか?


 例えば、子供と大人で精神年齢が変わるのは、大人はいろいろなことを知り経験し、社会の波に揉まれたから歳相応に精神も年齢が高い。肉体の年齢を重ね、あらゆることを経験し、感じることで精神も歳をとるのだ。


 しかし子供は多くのことを知らない。経験していないことが沢山あり、自分で考えなくても大人に教えてもらえる。その環境では精神に大きな影響は少ないだろう。


 そう考えると20歳が生まれ変わって10年生きようが精神は10年の歳は取らず、精神年齢はどこまで行っても精神年齢20歳のままなのではないだろうか?


 既に20歳の成熟した精神が子供の環境で10歳の年齢を重ねることはできないのではないだろうか。


 私はこう考えるからこそ精神的には〇〇歳というフレーズに違和感を覚える。


 異論は認めるし多分わかりづらいだろうに読んでくれた方には感謝する。

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― 新着の感想 ―
[一言] 読ませてもらいました。 精神年齢は人生経験によって大抵の人は高まるものなので、幼児期から繰り返した分は違いますよね。 なるほど……と、確かに思います。 私としてはタイトルの『転生による精神…
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