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【試験の結果は??】

もう。。。最近のはやり病に掛かっちゃっいましたよ。


それだけでは説明のつかない期間の空き方で申し訳ございません。


文章能力が乏しく、毎度必死こいて、時間かけて少量の分を綴っております。

少しでも楽しんでいただければ幸いです。


それでは、どぞーーー。


 賊を僕の部屋から外へ放り捨てたカイルだったが、お父様が血相を変えて部屋へ飛び込んで来る時には、既に扉の近くに待機していてタイミングよく扉を開けていた。


 それはもう本当に文字通りに飛び込んできたから、入ってきた時の足音は大きかったし、、、

 だから僕が起きても不思議ではないはず、たぶん、、、。



「ウィルラドは無事か!!!?」



 駈け込んできたウィンバルは、扉を閉めているカイルを見つけると、叫ぶように確認した。



「ウィルラド様はご無事です。健やかに寝ておられましたが、ただ今起きたご様子です。」



 勢いよく飛び込んできたウィンバルを紫色の大きな双眸が見つめている。

 月明りがあるとはいえ少し離れたところにいると表情までは見えなかったが、声音で少し不機嫌にカイルか答えたことが分かる。



「あぁ、よかった。、、、本当に良かった。」



 ウィンバルは落ち着きを取り戻しながらウィルラドを抱きかかえ、髭の生えた顎と頬をこすり付けてくる。


 髭が長めとはいえ正直痛いよ!!


 薄目で確認していた状況だったが、抱えられ視点が高くなったウィルラドは紫色の瞳を大きく開け改めて周りの状況を確認する。


 強盗とかいう次元の話じゃないよな。

 綺麗な壁紙の貼ってあった壁は風通しがよくなっているし、空気は砂っぽいし。

 壁の破壊はきっと投げ捨てられた黒いやつらがやったんだろうけど、壁以外には何も被害が無いあたり恐怖を覚えるんだよな。


 カイルが僕の見方で本当にほっとするよ。


 部屋の状況を確認したあとカイルの様子を確かめる。


 ウィルラドを害されず賊を撃退したカイルなら、表情は変えずとも少なからず誇らしくしているかと思っていたが違った。


 あまり変化は無いが、悲しくもそれでも空を見つめ断頭台に歩んでいく者のような覚悟を決めた表情。


 賊から主を守った従者の表情とは思えずカイルの事を見つめ続けてしまう。



「旦那さm...

 「カイルよ、よくやった。賊の侵入を許したのは私の至らなさが招いた事だ、カイルが気にする事ではない。ウィルラドを守り抜いたのだからもっと誇らしくしたら良いのではないか?

  何に悲しむ必要がある。そのような表情をしているからウィルラドも戸惑っているではないか。」



 そりゃそうだよ!誇ってほしいのにそんな悲しい顔されると僕の方がやるせないじゃんか。

 まだ、十歳の男の子が大人の賊と戦うとかは危ないからあまりしてほしくないけど。

 なんでそんなに思いつめた表情をするんだよ。なんだかんだ怖かったのか?


 カイルの表情に不安を覚えながら紫色の瞳で見つめ続ける。



「旦那様、僕は及第点を取れたのでしょうか。最初の賊を駆除するのにウィルラド様のお側を離れたばかりに、二回目の賊をウィルラド様はお部屋への侵入を許してしまいました。旦那様のお言いつけも守れず、僕ではウィルラド様の従者に相応しくないのではないでしょうか。」



 今にも泣き出しそうなのを堪えるように、苦し気に伝えてくる。


 及第点?これは試験か何かだったのか。それともカイルの中での従者としての理想に足りていなかったという事なのか。

 理想に足りていないとかなら、カイルは従者をどんなふうに捉えているのか。

 取り合ず、普通の従者は戦闘できないと思うんだけどなぁ、、、。



「カイルは何を言っているんだ?

 及第点も何も、ウィルを守りきったではないか。確かに少し離れたかもしれんが、そこは今後精進していけばいい。それにな、賊の侵入を防げなかったのは私だ。ウィルのみならず全ての家族を危険にさらしたんだ。その家族には、カイル、お前の事も含まれているんだよ。

 守り切ってくれて、ありがとう。」



 なんとも言えない表情を浮かべながらウィンバルが告げると、カイルも複雑な表情を浮かべながらも返事をして、胸のあたりでこぶしを握り小さく頷く。


 及第点とかよくわからんかったけど、一旦さっきの不安な何かは払拭されたって事でいいんだよね。

 よかったよかった。無事解決したみたいだし、カイルは頼りになるからね!



「それはそうと、賊の侵入を許すとはな。騎士団は鍛え直さねばならないな。」



 薄暗い笑顔を浮かべながら呟くお父様の笑顔が怖すぎる!

 騎士団のみんな頑張って生き抜いてほしい。



「旦那様、賊の侵入は今回だけではありません。ウィルラド様がお生まれになってから既に三回侵入されておりました。」


「そうか、これは鍛えがいがありそうだな。」



 堪えるような表情をしていたはずのカイルは、不敵な笑みを浮かべながらお父様に告げ口しているし。

 しかもそんなに侵入されているとか知らないんだけど?気づかない内に命狙われすぎてて泣きそうなんだけど。


 

お読みいただき、ありがとうございました@@@


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