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無表情な僕と君の日常  作者: モナカ
始まりは突然に・・
12/14

12話


優は朝5時頃に目覚めた。

そして起き上がろうとするが左腕が動かないので見てみると彩優が抱きついている。

5秒ほどそれを見つめて腕を離して彩優を起こさないように静かにベッドから降りた。

そして彩優の頭を撫でて部屋から出た。



優が部屋を出たあと、すぐに彩優は起きた。

「ふぅ~..」

いや、もともと起きていたようだ。

自分の頭を触っている。

そして優の使っていた枕を見ると

手に取り顔を埋めた。

「ふがふが...」

優本体の次は枕の匂いを嗅いでいるようだ。



優は部屋から出てコーヒーを飲んでリビングでテレビを観ている。

「彩優なかなか起きてこないなぁ~」

と、ぼやいていた。

優はまた10分ほどテレビを観ていたが

「起こそうか..」

と、彩優の寝ている自分の部屋に向かった。



彩優は優がテレビを観ている時もずっと枕に顔を埋めて掛け布団にくるまっていた。

そして10分ほど経過すると

「ん..そろそろか...」

というと枕から顔を離し布団も元に戻した。

すると、布団を戻した直後にガチャっと部屋のドアが開いた。


優がドアを開けると

「ん?おはよう。」

と、彩優が起きていた。

「起きてたのか..」

と優が言うと彩優は

「今起きたところだ..」

と、嘘をついた。

彩優は優に知られたくないようだ。


そして2人は週間の和室の仏壇に手を合わせると、彩優は朝食を作り始めた。


朝食を食べながらテレビを観ていると

『双子座は残念!12位です!

今日は嫌な人と会っちゃうかも!

ラッキーアイテムは..ちくわぶ!

常にポケットに入れとけばおーけー!!』

と、テレビで今日の占いがやっていた。


「今日の12位は、双子座だってよ。

彩優、ちくわぶポケットに入れとかなきゃ。」

と、優は彩優に声をかけた。


すると、彩優は無表情で

「ばかばかしい。

私は占いは信じない。

というかそもそもちくわぶなんかをポケットに入れといたら腐るに決まってるだろう。」

と、バカにした。


「この占い当たるんだけどな~」

と、優はぼやいていたが

「まあ、いっか。」

と、占いのことは忘れることにした。


だが、彩優は箸を止めて冷蔵庫の中を見に行った。

少し、気にしているようだ。


冷蔵庫の中を見渡し

「嫌な..人ね...」

と、呟いた。


優はそれを不思議そうに見つめたいた。

無.表情..?

タイトルからズレているような気がしなくもないです。

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