第四十七話 わたし(俺)、正式役割の総括と決断
放課後。
会議室は静かだった。
管理職と教師、
そして数名の上級生が集まる。
「今回の演習と外部対応を踏まえ、
正式役割の総括を行う」
議長の声。
わたし(俺)は、
静かに座る。
「補佐役の裁量と影響範囲は、
ここまで拡張されました」
視界に表示。
《裁量:最大化》
《影響範囲:学園全域+外部地域》
《支持:最大化》
《孤独:維持》
「権限は制度内外で通用することを確認」
教師が頷く。
「だが、責任も最大化されている」
管理職が付け加える。
「君はどうする?」
わたし(俺)は考える。
(孤独でも、力は正しい方向に使える)
「承知しました。
引き続き、必要な時に判断を示します」
議長が微笑む。
「正式に認めます」
放課後。
廊下。
彼女が横に来る。
「総括、終わった?」
「うん」
「怖くなかった?」
少し考える。
「少し。でも、
役割と裁量の意味を理解した」
「これで、誰も止めなくても、
判断が正しく伝わるね」
「うん」
視界に表示。
《正式役割:総括完了》
《裁量:制度内外最大化》
《影響範囲:学園+周辺地域維持》
《孤独:維持》
(ここからが本番だ)
正式役割は、
肩書きだけでなく、
心理と行動、制度まで巻き込む。
孤独でも、
意味はある。
そして今――
わたし(俺)は、
次の大きな局面に備える。




