53話:レベル10
予定通り3日連続で討伐した結果、レベルを10に上げることができた。
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名 前:ディックス
年 齢:10歳
レベル:9 →10
経験値:0 / 3,855
ジョブ:Fund Manager
筋 力:73 →75(+2)
敏 捷:77 →79(+2)
器 用:53 →54(+1)
知 力:26 →26(+0)
スキル:All is Money、Money is All、Due Diligence、
Acquisitions、Leveraged Buyout、Carve Out、剣術、投擲
Acquisitions:スライム、ワーム、ジャイアントラット、ホーンラビット、
グリーンスライム、アンデッド
Acquisitionsスキル:酸攻撃+、締め付け、引っかき、突撃、迷彩、調薬
借 金:0G
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ステータスの上がり方はいつも通り。
次にレベル11へ上げた場合、ステータス+1あたり77,100Gか。
アンデッドの時より高い。
けれど次のAcquisitionsは、75,000G×1.75×0.9で大体12万Gくらいだろうか。
レベル12に上げる時は115,660Gなので、レベル11まで上げてからAcquisitionsかな。
再び300万G以上の借金になるのは嫌だけど。
いや、ここは一旦ひたすらに貯めるターンにしてもいいかもしれない。
アンデッドはたまたま借金が無くなってレベルアップを狙い始めたタイミングだったのでLeveraged Buyoutが使えたが、今までの流れだと借金返済→レベルアップ→Leveraged Buyout→借金生活→借金返済、というサイクルになってしまい、ちょうどいいモンスターに会えても見逃さないといけないことになる。
よし、ここは貯めよう!
12レベルまで上げて、その後も借金はしないようにしよう。
北の森での討伐をするのに今のステータスで十分だし、トヤダンジョンで使いたいしな。
◇◇◇
「ディックス、少し時間いいかな?」
「クリフさん、いいですけどどうしました?」
レベル10に上がった翌日からも2日連続で討伐をして、明日は休みだなと思いながら夕食後に部屋に戻ろうとした所で、クリフさんから声をかけられた。
「大したことじゃないんだけど、この間作った投げナイフの使い心地はどう?」
「便利ですよ。しっかりと刺さりますし、外しても見つけやすいですし」
「それなら良かった。
それでそのナイフなんだけどさ、他の人向けにも作っていいかな?」
「はい、問題ありません。
わざわざ私に確認しなくても良いと思いますけど」
「いや、一応ね。ディックスの依頼で作ったものだし」
「それにしても、売れるんでしょうか?」
「売れると思うよ、というのがうちの師匠の意見でね。
実は僕が作っている所を師匠が見ていて、これなら売れるんじゃないかって言っていて、許可がもらえたら販売してみようという話になったんだ」
「そうなんですね。
じゃあ今後からは販売されているものを買った方が良いですか?」
「いや、それは前回同様に作るよ。
販売するのは金属製で、今も売っている投げナイフに紐を付けるだけのもので、そこそこ値段するからね」
「それなら必要になったら予定通り依頼します」
「うん、それでよろしく。
とにかく許可がもらえて良かったよ。
じゃあおやすみ」
「はい、おやすみなさい」
用件が終わったので、クリフさんは部屋に戻っていった。
あの投げナイフの紐は確かに便利だし、私の使った感想も聞いているからこれならいけると判断したんだろうな。
もっと色とか素材とかいいものになったら、モンスターには気づかれにくいけど探しやすいものになったりするんだろうか。
そこは職人の腕の見せ所なのかな。
製品化されたら見せてもらおう。
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所持金:237,990G
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