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ファンドマネージャー ~モンスターをM&Aして強くなる~  作者: 祐祐


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45/49

45話:アンデッド①

 本来は休みの予定であったが、依頼を受けることにしたので討伐に向かう。

 代わりに明日を休みにするから問題はない。

 そもそも5日連続に制限する意味も特に無いのだが。



 朝食後に北の森に向かい、いつも通り走り回りながらモンスターを探していく。

 街に早めに戻らないといけないことを考慮して、あまり深くには行かないようにしよう。


 昼すぎまで討伐を続けた結果、グリーンスライム2体、ハニービー5体、ゴブリン5体、レッサーウルフ2体を倒して、借金は0Gとなり、所持金は11,410Gとなったので街に戻った。



 街に着いてからはそのまま孤児院に戻って昼食後に昼寝をして身体を休めた。

 目を覚まして、軽く身体を動かしてから西門に向かう。


「すみません、領軍の方でしょうか。

 冒険者ギルドでアンデッド討伐の依頼を受けたものです」


 西門の前には軍の支給装備に身を固めた集団がいたので声をかけた。


「ああ。依頼を受けてくれた冒険者か。

 確認をするからマイカードを見せてくれないか」


「はい、どうぞ」


「うん、ディックスだな。こちらの情報と一致しているので問題ない。

 出発までもう少しかかるからゆっくりしていてくれ」


「分かりました。よろしくお願いします」


 丁寧に対応をしてくれた方に礼をして、集団から少し離れた門の脇の石段に座り込む。

 ふと所持金11,410Gで足りるかな、と不安になった。

 Acquisitionsは借金をすればいいから所持金は気にしないでいいが、その前段階のDue Diligenceに使う所持金が足りているのかという問題だ。

 まぁ今更仕方ないか。できる範囲でやろう。



「全員揃ったから現場に向かうぞ。

 冒険者は俺の周りに集まってくれ。

 討伐時の作戦内容は向かいながら説明する」


 軍のリーダーと思われる人の周りに集まる。

 軍は11人、冒険者は4人。合計15人での作戦となるようだ。


 軍の方々の後について西門をくぐる。


「今回は基本的に5人1組での行動となる。組分けは着いてから説明をする。

 光魔法使いは全体で1人だけで、基本的にアンデッドへの攻撃用なので、明かりは松明になる。

 松明は人数分用意しているが、片手が塞がるので気をつけて欲しい。

 不要な場合は教えてくれ。

 聖水については1人1本用意しているから、それぞれ武器に振りかけて使ってくれ。

 無くなったらアンデッドを倒せないから、その場合は他の味方の支援に回って欲しい。

 説明はこれくらいだが何か質問はあるか?」


「各組で前衛と後衛のバランスはどうなっているのでしょうか」


「基本的に全員前衛で、唯一光魔法使いだけが後衛だ。

 光魔法使いは重要なので、その組は連携のとれる軍のメンバーだけ。

 他の2組は軍3人、冒険者2人の編成になる」


「分かりました。あと、組ごとの配置はどうなのでしょうか」


「光魔法使いの組が中央、左右に他2組で、墓地を3方向から囲い込む形だ」


「分かりました。ありがとうございます」


「よし、他に質問あるやつはいるか?」


 左右の組か。

 欲しいと考えているスキルは基本的に後衛向きのスキルなので、それを持っているアンデッドは奥の方にいそうだ。

 手前の敵は倒して、後方の敵にDue Diligenceを使おう。



 その後しばらく進んでいき、街から1時間ほどで目的地に到着した。

 陽は落ちかけて、東の空は真っ暗闇になっている。


「それでは、ここからは組別に行動となる。

 冒険者アーク、ディックスは左側の組、ナイツ、ハーツは右側の組だ。

 それぞれ軍のメンバーの指揮に従うように」


 私は左側の組のようだ。一緒に左側に向かっているこの人がアークさんなのだろう。


「アークさんですね、ディックスです。よろしくお願いします」


「おう、よろしく。お互いに邪魔にならないように注意しような」


「アークと小さい方がディックスだな。この組のリーダーのヴァイスだ。

 全員前衛だし特に作戦は無いが、自分とチームメンバーの位置は把握しておくように。

 何かあれば声を上げろ。その場合は可能な限り助け合うように。

 何か質問はあるか?」


「はい、立ち位置については決まっているのでしょうか」


「いや、特に決めてないが希望があるのか?」


「できれば一番奥、光魔法使いの方がいる組から遠い方がいいです」


「理由は?」


「光魔法を見たことがないので、近いとそれに気を取られてしまう可能性があると思ったからです」


「なるほど。アークはどうだ?」


「俺は慣れてるから問題ないな。どこでも構わない」


「そうか。では、ディックスは一番奥、アークは一番手前にしよう。

 そして軍3人が中央にいれば、何かあった時にどちらにも行きやすいからな。

 よし、それでは準備位置まで移動するぞ。

 15分後に光魔法が放たれるから、それを合図に討伐開始だ」



 駆け足で準備位置まで移動してから聖水を軽く剣に振りかけ、松明に火をつける。

 しばらく待っていると右手から光が放たれた。


「全員いくぞ!」


 いよいよアンデッド討伐の始まりだ。



xxxxxxxxxx

所持金:11,410G

xxxxxxxxxx

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