24話:薬草納品
休暇の翌日であり、今日は1月24日。
セリアさんに2月くらいから北の森に行こうと思っていることを伝えたので、今月中にジャイアントラットのAcquisitionsを達成したい。
目標金額は引き続き25万Gである。残り15万Gか。
鍛錬からの朝食からの討伐開始である。
前回の5連続討伐と同様のスピードでモンスターを探し回り、見つけたら即討伐。
それを4日連続繰り返して、所持金は193,370Gとなった。
1日平均2.2万Gであり、最高は昨日の23,600Gだった。
今日は雨がぽつぽつと降り始めたので少し早めに帰ってきたが、それでも20,800G稼げている。
少し早く帰ってきたので冒険者ギルドに向かう。以前は毎日行っていたが、レベル7になってからはできるだけ長く討伐していたかったので足を運んでいなかった。
本当は毎日行って納品すべきなんだろうな、と思いながらギルドに入ると、職員さんがバタバタしていた。
近くにいた冒険者の方に挨拶をして何かあったのかを聞いてみると、どうやら近くの街で大規模な討伐依頼があるらしく、そのために周囲の街からポーションを沢山集めているからだそうだ。その影響で薬草の買取価格が1枚10Gから20Gに上がっていて買取上限数も無いらしいが、それでもまだ必要数に達しておらず、どうにか集めなきゃということで忙しいようだ。
教えてもらった礼をしてギルドの外に出る。これは稼げるかもしれない、と考えて、
Money is Allの効果を発動してください。
『Money is Allの効果を発動します。金額と変換先を指定してください』
20Gを薬草に変換して下さい。
『Money is Allの効果を発動しました。
お金が薬草に変換されました。20Gを消費して、薬草を2個獲得しました』
ギルドの買取価格は上がっていたが、Money is Allの価格は変わっていなかった!
あとは、これをどれだけ納品するかだが、あまりにも多いのは違和感だし、カバンに入りそうな量に留めないとおかしなことになる。1,000Gずつ変換してカバンに詰めていく。
いい感じの量になったのでそれを持ってギルドに戻る。
受付で薬草を納品したいと伝えると、受付さんの目の色が変わった。念の為、上限数が無いことを確認してから、カバンの中の薬草を全て取り出した。
取り出している最中に別の職員さんもやってきて、取り出したものからチェックをし始めた。
全て取り出した後もチェックは続き、数分後にはそれの重さを計っていた。
「品質は問題ありません。
量が多いので枚数ではなく、重さを計って枚数を推計させてもらう形になりますがいいでしょうか。
2,000枚くらいだと思いますが、実際の枚数より少なめになっているかもしれないので1枚21Gで買取したいと思います。
どうでしょうか」
2,000枚くらいという推計はほぼ合っている。最初の2枚のあとは100枚ずつ出していたので正確には2,002枚なのだ。
つまり20,020Gで変換した薬草が、42,000Gになるということだ。
即座に了承して、金額を受け取った。嬉しそうな職員さんにこちらも嬉しい。嬉しそうだからというのもあるが、かなり稼げたからだ。
そして職員さんにまだ足りていないのかと確認すると、明日も同じくらいあったら足りるだろう、というコメントをもらったので、明日も見つけたら納品します、と伝えてギルドを出た。同じ枚数はおかしいので、1,800枚くらいにしよう。
◇◇◇
翌日も討伐は少し早めに切り上げ、帰り際に薬草を1,800枚用意してギルドに向かう。
私を見つけた職員さんはすぐに受付で待ち構えてくれたので、薬草を納品したいことを伝えて薬草を取り出し始めた。
昨日と同じ流れでチェックと重さが計られて、薬草1,800枚、昨日と同じく21Gで買取となり、19,800Gの儲けとなった。
今日の討伐での成果と合わせて255,950Gとなり、予定より早く目標金額を達成できた。
「あの、こういう買取価格が上がることはよくあることなのでしょうか?」
「モンスターの素材だとこういうことはあまり無いですね。
むしろ大量に発生した時は価格が下がるくらいです。
上がるのは薬草や鉱石といった急に増えることも無いし、増えても問題はないですが、その加工品の需要が大きくなることがあるものになるでしょうね」
疑問に思っていたことを聞いて回答をもらえた。
職員さんにお礼を言ってギルドを後にする。
忙しい時も、ギリギリ夕食に間に合うか分からない時も、買取価格が上がっているかこまめに確認しに来るようにしよう。
さて。想定外の臨時収入で目標金額に達成したので、遂にジャイアントラットのAcquisitionsをするぞ。
明日は休みだから明後日に必ずクリアして強くなろう。
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所持金:255,950G
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