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あまりにも侵食していくから

作者: 雨宮雨霧

好きだから

嫌いなんだ

好きだけど

嫌いなんだ


君の優しさが

君の声が

あまりにも僕を侵食していくから


もう一生会いたくない

もう一生声も聞きたくない

そんなこと思っても

そんなこと言っても

君は優しく微笑むだけ


好きだから

大嫌いって

好きだけど

大嫌いなの


君の温かさが

君の瞳が

あまりにも僕を侵食していくから


もう一生逢えなくていい

もう一生声も聞けなくていい

そんなこと呟いても

そんなこと流しても

君は優しく歌うだけ


消えてしまえ

溺れてしまえ

苦しんで

もがいて

消えればいいのに

泣きながらそう言う僕にそっと

君は泣きながら


「消えないで」


なんて言うものだから


好きだから

大嫌いだよ

好きだけど

大嫌いなの


君の優しさが

君の声が

あまりにも僕を侵食していくから


もう一生会いたくない

もう一生声も聞きたくない

そんなこと思っても

そんなこと言っても

君は優しく微笑むだけ

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