1話 メタるッッッ!
なんだかすごい作品ができてしまった。
遊びを極めている…
おこられそうだ……批判もきそうだ。
まぁ批判もwelcomeですよ。
ここはどこだろう。
目が覚めると俺は薄暗い場所で椅子に座っていた。
目の前にはツインテールのような髪型をした女性…いや女の子がいた。
現実とは思えないほどの絶世の美少女である。
「鋼山幸村さん、貴方は大変残念ながら死んでしまったのです。」
しばらく考え込んでいると、美しい声も聞こえてきた。
どうやら俺は死んだらしい。
「ここはどこ?貴方は誰?」
「私は女神亞威璃鼠、そしてここは死後の世界、また神々が住まう場所でもあります。」
「そうか。異世界転生か。」
「違います!いや、あってますけど!私が今から説明するところでしょうに!」
「ごめんごめん。俺はこういうの好きだから興奮して先言っちゃった。」
「特別に許してあげます。説明する手間が省けたので楽ではありますからね。」
「やったね!ニートじゃん。」
「違います!」
俺は鋭い目でキッ!と睨まれる。
顔がかわいいからあまり怖くない。
「まったく。で、貴方は詳しい説明とかはしなくても分かるでしょう?」
「だな。異世界転生だろ?これから。そしてその異世界には魔王だとかいてさ。」
「どうやら詳しい説明する必要はないみたいですね。ですので質問という形にしたいと思います。質問とかありますか?」
「あ、じゃあ聞くけど【亞威璃鼠】ってなんて読むんだ?ルビついてないから分かんないだけど。付けてくんね?」
「…【亞威璃鼠】です。これでいいですか。」
「あ、真面目に対応しなくていいから。あのさ、ルビってさ、小説だからこうやって読書の皆様にもご理解頂けてるけどさ、アニメになったらどうすんのよ?ええ?アニメとかなったらどうすんの???」
「ふふふ、殴られたいんですか?」
「暴力系ヒロインにでもなるつもりですか?あの、俺は殴られたら男女関係なく殴り返すタイプなんで、やめたほうがいいっすよ?」
「いつか女神に喧嘩売ったことを後悔することになりますからね。呪いをかけときますから。」
「女神なのに呪いか。なんか変。」
「あなたとってもめんどくさいですね。」
「そりゃあよかった。」
「いいんですか?ウザイ主人公だと読者が離れますよ?」
「………それはやなんで自重します。」
「それが賢明です。」
「というかこの地の文が少なくて会話文ばっかの時点で読者離れそうだけどね。だからあんまそういうのは気にしなくて良い気がする。」
まぁ読者は離れて欲しくないのでちょっとここで話してみるか。
うーん、やっぱ話すことねえわ。じゃバイバイ。
「たしかに。…というか尺が長くなるのでその辺でやめていただけるとありがたいんですけど。あと地の文で遊ぶのやめてくれません?」
「長くなるのは尺じゃなくて字数だけどね。」
「徹底的にメタいことを言いますね。でもですね、尺でいいんですよ?私のさっきのルビより〜字数とか方が〜アニメ化したときに視聴者が不思議に思うと思うんですけどぉ〜?あれれー?あれれれれぇ?字数っておかしいなぁ?アニメ化したらどうするんですぅ?」
「ふむ。その煽り具合、いわゆる駄女神というやつだな。需要ありそう。人気出るかもな。」
「もういいです。あなたを敵にするとめんどくさい。」
「そうか。じゃあとっとと異世界に転生させてもろて?」
「させますから少し待ってください。まずは、異世界に持っていきたい物とかチートの類を選んでからです。」
「もう決めてる。アイリス連れてくけど。」
「ですよね。分かってました。だって私キャラが濃いんだもん。1話だけしかでないような転生させるだけの神様とかこんなキャラ濃くないでしょ。だからちょっと察してた感はあります。」
「じゃあ、いこっか?俺は異世界行きたくてうずうずしてるんだけど。他になんかやることあるかんじ?」
「貴方が死んだ理由が語られてない気がします。」
「どうでもよくね?どうせトラックだろ。」
「あってますけど。なんか…納得できない。」
「はやくはやく!」
「犬だってできるんだから待てぐらいしてください!」
俺が急かすと慌てながらアイリスは魔法陣を起動させた。
そしてその魔法陣は眩い光を放つと、俺たち2人を包み込んだ。
やあ、幸村です。
幸村はここにもあらわれるよ。
まるでウイルスのように。
作者からの一言。
なんだこの馬鹿な作品…
投稿は遅くなりがちです。。
忙しさのレベルと、モチベ次第かな。
面白いと感じてくれたならブクマとか感想くれたらモチベめちゃくちゃ上がるので…まぁ、ぜひ。