①粘液族
不定形の魔物全般を表す種族。
特定の姿を持たない為、物理攻撃を無効にするものが多い反面、物理攻撃力に乏しく、魔力を乱されると自身の形を保てなくなるため、魔法の類に弱い。
その反面、不定形の肉体を操作する為に極めて高い魔力操作能力を持ち、肉体だけでなく魔法を扱えるようになった個体は高い戦闘能力を現す。
但し、思考する為に必要な頭部が無い為、思考能力が劣る傾向にあり、反射的な行動を取る傾向が強い。
不定形の体を最大限利用し、穴や割れ目など、他の生物が入り込めない場所に生息する個体が多い為、他の生物と生存エイリアが被る事が少ない。結果、弱い個体であっても生き残り、増殖する可能性が高い。
戦闘時は、魔法や火などで燃やすのがセオリー。物理攻撃では、肉体を弾き飛ばすか、削ることで、コアである魔石を掘り出し倒すが、あまり推奨はされない。
また、刺激すると反射的に反撃に移る可能性が高い為、確実に倒せる状況か、反撃してこない個体でもない限り、手を出す事は推奨されない。
素材としては、主に肥料の原料として使われ、高い属性を持つ素材は、薬や魔道具の素材として使われる。