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⑪竜族

ドラゴン(竜族)


太古の時代より存在する種族。

総じて能力が高い為、主として存在することが多く、周りに対する影響力がとても高い。


下級の竜はともかく、知能が高く会話をすることもできる為、人族の間では身近な伝説的存在。


角や爪、魔力袋など、物理や魔力に傾倒している部位や多少の個体差やズレはあるが、その身体は魔力と物質の半々の割合で構成されている半虚現体。

現体の生物よりも溜め込める魔力の量が多く、虚体の生物よりも安定且つ強靭な肉体を持つ為、他種族よりも巨体になる傾向にある。


 魔力の多い環境を好むが、強靭な肉体のお陰で厳しい環境の中でも生きることができる事から、様々な場所で目撃され、その地にあった進化や変異に至る。

魔力濃度が薄い環境でも長時間行動が可能な為、人が生息する地にも姿を現すことが有る。


 辺境の地から人の生息する地に現れる個体は、大体がただ通り過ぎるか、群れやその地を追い出された弱い個体なので、目撃されたとしても、それ程酷い被害が出る事は無い。



大まかに分けると


魔力操作の特化の賢竜(ケンリュウ)

ブレス特化の吐竜(トリュウ)

身体能力特化の暴竜(ボウリュウ)

耐久特化の地竜(チリュウ)

機動性特化の飛竜(ヒリュウ)(水の中含む)


の5種類に分けられる。









賢竜(ケンリュウ)

 魔力の操作に長け、魔法や個体によって魔術に高い造詣を持つ。

 群れで行動する傾向があり、竜族だけでなく種族関係なしに群れる事がある。


 主に草食で、草木や木の実を好んで食べる。身体能力は他の竜よりも劣る為、狩りや戦闘を積極的に行う個体は稀。

性格も比較的おとなしく、好奇心旺盛。意思疎通が可能な個体であれば、良き隣竜(隣人)になれるかも?




吐竜(トリュウ)

 他の竜に比べ発達した魔力袋を持ち、高い魔力保有量とブレス性能を持つ。

 草原、沼地、丘など、ある程度開けた場所を好む傾向にあり、余り活発に活動することは無い。


 主に雑食で、何でも食べる。高いブレス性能を利用して、遠距離から攻撃し獲物を仕留める。その反面運動能力は他の竜より劣る。

大人しい性格の個体が多く、近づいても襲われる事は稀。但し敵意思って近づこうとすると、強烈なブレスを放ってくるため、敵対すると接近すら困難になる。

 



暴竜(ボウリュウ)

 強靭な肉体を持ち、高い身体能力を持つ。

活発に動き周り、あらゆる環境で目撃される。その運動性を確保するために、鱗は薄く防御面に難があるが、それを補って余りある体力と攻撃能力を持つ。


 主に肉食で、獲物を見つけ次第すぐに襲い掛かる。凶暴で、運動能力を維持するために、常に食料を求め動き回るので、見つけ次第逃げるか駆除する事をお勧めする。




地竜(チリュウ)

固い鱗と爪が特徴で、穴を掘る事が得意。

崖や岩地など頑丈な地盤に穴を掘り、そこを巣穴とする傾向にある。その関係上、翼は小さい、又は無い個体が多く、飛行能力に若干の難がある。


 主に草食寄りの雑食で、草木や岩などを好んで食べる。下手に刺激しなければ暴れる事は稀な為、近づかない事をお勧めする。




飛竜(ヒリュウ)

 高い飛行能力や水泳能力を持ち、空中や水中を自由自在に移動する。

 崖や木など、開けた場所を住処にする傾向にあり、そこから飛び立ち活動する。


主に肉食寄りの雑食で、空中で草木や木の実を食し、地上に居る獲物を強襲する。地上では接触する時間が短いので、意思疎通は困難。

上空を飛び去るのであれば警戒する程でも無いが、その場を旋回している場合は、狙われている場合があるので要注意。

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