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堕天のナイフ  作者: ゴマちゃんなしでは生きられない (ゴマなし)
13/30

動物に例えるなら?


「黒崎はオオカミだよっ、間違いなく! 獲物を見つけたらソッコー捕まえては苛めてペロペロして食べる獰猛なオオカミだっ!!」


昔、俺の師に「お前は間違いなく草食系ではなくオオカミの類だ」と言われた事がある。今でも何故そんな事を言われたのかは定かではないが、きっと理由があったのだろう。だが、


「……俺はそんな風に思われてるのか…」


少し寝坊して眠気が覚めないまま、教室に入ろうとした最中そんな会話が聞こえてきたので、入るタイミングを失った。

もしかしたら陰口の類かもしれない。だとすれば聞いてしまうのはマズイのだが、でも目的地は目の前だ。もうしばらく待ってみるか。


「わきゃる。アイツ目鋭いし、なんかこう…良さそうな肉付きのやつを見たら舌舐めずりしそうな感じ、ジュルリ」


するか、そんなこと。どっかの誠二じゃあるまいし。


「私はそう思わないけどなぁ。黒崎くん、普段冷たいし無口だけど喋ってみるとなんだかんだで優しい雰囲気あるし」

「じゃあ愛花はどう思うんだい? 黒崎の事」

「うーん、例えるなら、ジャイアントパンダ?」


種類まで限定するのか。


「ほら、なんかいつも眠そうな感じしない? 喋ってるときとか」

「あれは媚び売ってるんだよきっと。ほら、眠そうでダルそうな俺カッケー!的な?」

「いや、黒崎からはカッケーどころか生気すら感じないよ、普段…」


思った以上に酷い言われようだった。。


「でも愛らしい感じしない? こう…抱きしめたくなるっていうか…」

「………えっ……!?」

「……。(晴翔氏ね)ボソッ」

「……え? あっ、ちが……! 違うよ!? ほら、あのね、別に黒崎君がっ、って事じゃなくてね?! パンダの話だよ??!!」

「……あ、なーる、にゃ、にゃはは、そういう事ね。てっきりこう、恋はロマンス的な奴かと思ったにゃー」

「ヒヤッとしたぜ。俺とした事が、内なる俺の無駄無駄ァ系スタンドを出すところだったぜ……」

「なんだ青木、スタンドが必要なのかい? 僕の家のスタンドをあげようか?」

「そのスタンドじゃねぇから。DIO的なやつの方だから……」



「……俺はそんなに生気を感じないのか…。。」


「くろっ!?」

「さきっ!?」

「くんっ!?」


先ほど『生気を感じない』とまで言われた俺は、もうこれ以上は傷口を開くだけかもしれないと判断し、観念して中に入ってきたのだった。


「な……なんだよ晴翔、聞いてたのかよ。」

「すまない、聞くつもりはなかったんだ。それに、どう評価しようと他人の評価が絶対だ。特に口を挟むこともないさ……。そうだな、今日は1日保健室で寝ておく。少し、疲れたよ、パトラッ」

「……黒崎が……、心なしか、いつも以上に生気を感じない……」

「愛らしい黒崎くんパンダは何処へ…!?」

「白雪、すまない。この生気のないパンダは人間達の慈悲もない言葉によって、精神的病を患ってしまった。だから、保健室で治してくる」

「ええっ!? いや、あのね黒崎くんっ、これは別に黒崎くんを悪く言ってたわけじゃなくて、単なる例え遊びで……」

「黒崎っ、行くな!! 僕達が悪かったっ、早まっちゃダメにゃーっ!」

「止めるな桐谷。俺はオオカミだ。俺の味方をすれば舌舐めずりをしてペロペロキャンディみたいにして食べちゃうぞジュルリ」

「ぎゃー、やっぱりぃぃ、黒崎は夜になると凶暴になるオオカミさんだったんだぁ!!」

「勇気ちゃん、まだ朝だよ…?」

「とにかく時間がない……ゴホァッ、早く……治療を……!!」


「おいこのジャイアントパンダ、色々悲愴感漂う理由付けて、なんだかんだで保健室で授業サボるつもりだぞ、、ってあっ、待てやこのゾンビパンダッ!! 走るぐらい元気じゃねぇかテメェ!!」


その後保健室で居眠り作戦に失敗して捕まった俺は、教室でやっていた事は人を動物に例えるなら?といったゲームであった事を知らされるが、眠気で話が入ってこなかった。


送りオオカミという言葉にちなんで世の中では男は皆オオカミという言葉が使われます。

いや、今はそれ勘違いだから。最近の流行りは草食系だから。

草食系男子で、どっちかっていうと言葉巧みに女を騙したりする化けキツネに近いから。つまりこれからは男はキツネと言われなければならないと思う。つまり僕ら男は皆キツネなのさ。


………つまりだ、スネ夫は最先端の草食系男子だったのだっ!! 敬わなきゃ!!バカにしちゃダメ絶対っ!! 誰だ三日前、キツネリーゼント野郎とかdisった奴はッ!!!

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