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堕天のナイフ  作者: ゴマちゃんなしでは生きられない (ゴマなし)
12/30

昨日見た誠二の夢


夢は実際の体験や経験を元にして作られると言われている。それが混合するために時には奇怪な夢になる事も多々ある。

実は俺は夢を見る事はあまり無いのだが、たまたま昨夜見た夢がある。それは、


「誠二、お前女装の趣味があるってマジか?」

「人違いだ。世の中には同姓同名なんか5人くらいはいる。その趣味を持ってるのは別の青木誠二だ。俺じゃねえ」

「馬鹿言うな、ちゃんと青髪で仏頂面で頭悪そうだったぞ」

「…青髪で仏頂面で頭悪い青木誠二なんか世界に8人くらいいる。ちなみに俺は頭がいい誠二だ、人違いだ」

「…混乱で計算おかしくなってるぞ、頭の良い誠二よ」

「……そもそもなんだよその夢は!! もっとマシな夢みろよくだらねえ!!」


誠二は憤慨するがそう言われても俺は困る。夢のせいだ。俺のせいではない。


「誠二、本当にないんだな、女装趣味」

「当たり前だ。あってたまるか。女装するぐらいなら大事なもん切って女性になるわ」

「ふむ…」

「ねぇ、青木くん、聞きたいことがあって…」


今度は神妙な顔で白雪が尋ねた。


「…なんだよ?」

「青木くんって……実は子持ちって本当?」

「ああ、名前は誠二郎って言ってな、今年で3歳になる……ってちげぇーよ!! 」

「えっ、違うの!?」

「なんだよ子持ちって! なんだよ誠二郎って! 出来ちゃってねぇよ! まだ童貞だよチキショー!」

「私そこまで聞いてないよね青木くん!? ってキャー!?」

「ちくしょー、童貞を苛めやがって、孕ますぞ、孕ましちゃうぞ、孕ませてくださいゲボハッ!!!」


突如、青木誠二に理不尽な飛び膝蹴りが襲った。痛そうだ。青木誠二可哀想!


「すまない誠二、膝が笑った」

「ゲボッ、何が『痛そうだ。青木誠二可哀想!』だ! テメェのせいだろうが! しかも膝が笑うって使い方ちげぇだろがッ、辞書もってこいっッ!!!」

「誠二の名誉のためだ、膝は惜しまない」

「俺の身体を思うなら惜しんでくれっ!」

「ねぇ青木、聞きたい事がある」


今度は桐谷が難しげな表情で口を開いた。誠二は何か嫌な予感を悟ったが、同時に覚悟を決めたようだった。落ち着いた笑みを見せる。


「……オッケーオッケー。いいぜ、来いよ桐谷。今の俺は女装趣味で子持ちの男だ。そう大した事では驚かないしツッコんでやらねぇぞ? その覚悟は出来てんな?」

「…? 女装趣味で子持ちなのか青木? その時点で僕がツッコミを入れたいぐらいだけどまぁいいや、それでさ、今朝の夢の事で聞きたいんだけどさ、」

「おう、夢の俺がどうしたって?」


「…後1年後くらいに消費税率が50%くらいに引き上げされるって本当かい? だとしたら日本は、」


「それは誠二の夢じゃなくて、政治の夢だあああああああ!!!」


せいじ違いだった。


昨日夢を見ました。僕は学校一の美少女に告白することに。


「一生大切にしますっ、僕と結婚を前提に付き合って下さい!!」


僕は今世紀最大の気持ちを込めて言った。この人しかいない、そう思った。しかし、


「ごめんなさい。」


ダメだった。僕は堪らなくなってどうして?と聞くと、




「……私、二次元なの。。」



めっちゃ泣いた。。

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