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ぼくの詩集

うさぎ

作者: 桜井あんじ

かみさまへ


きのう ぼくの小さなうさぎが そっちに行きました

それで あなたに おてがみを かいています


うさぎ げんきにしてますか たのしくやってますか おなかすいてませんか

ぼくのうさぎは クリームいろで 耳のまわりに 黒のもようがあるやつです

でかけるまえに よくブラッシングしたので つやつやとした毛をしています

すぐに わかるとおもいます

とてもきれいなうさぎなので あなたも きっと好きになるでしょう

ただちょっと きげんがわるい時は なんていうか らんぼうもの なのですが

それも 大したことじゃありません よいうさぎなのです


かみさま

どうかぼくのうさぎを よろしくおねがいします

うさぎが行ってしまって ぼくは ひとりぼっち

絞られるように かなしいのです でも

うさぎがそっちで たのしくやっているなら ぼくはそれでよいのです

ぼくのうさぎが たのしく げんきに あちこち とびまわっているなら

しあわせなら それで


かみさま ほんとにどうぞ 

ぼくのうさぎを よろしく

どうか にんじんを たくさん あげて下さい

いちばん すきなんですから

あとは まいにち 撫でてやってください

ンフゥ と きもちよさそうな顔 しますから


ぼくのうさぎ ぽわぽわの うさぎ

どうぞよろしく かみさま

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