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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

病院

作者: いけむん
掲載日:2015/01/13

精神的世界を描きました。

嫌うものを好きになる、この気持ちを無くしたら人間でなくなる


近ちゃんはいつも僕の後ろをついてきた。

日々はなんとなく流れるけど近ちゃんとの日々はそんなものじゃない。

近ちゃんは意地悪で、ある日、僕の頭を石で叩いた。その日から近ちゃんと毎日ゆっくり暮らしている

字もあんまり覚えない、新しいことも覚えない。

だけど近ちゃんとの毎日をのんびり過ごす。

時々ママが寂しくなる。パパに会いたくもなる。

でも近ちゃんとこの毎日が続くなら、別にいいかなと思った。絵本はないけど、お花は所々に咲いている。15歳になり、近ちゃんとの毎日も飽きてきた。周りの物が段々見えるようになった。それはくぐもった赤色に見えた。

病院を歩くと、うめく患者の声が聞こえてきた。

隣に立っていたのは久しぶりに会うママだった。

「これが貴方の住む本当の世界よ」

ママが涙で震えた声で言った。

僕は周りを見渡して何てツマラナイ世界だ、と思った。

世の中の汚れについて書けました。

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