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平面シンデレラ  作者: 迅幸
6/6

一足目


 「声掛けるまで、廊下待機な?」

 「解りました」


 普通、このやり取りはクラスに着くまでに終了しているものではないだろうか。行き当たりばったり過ぎる。


 「ほらー席着けー! 予鈴は鳴ったはずだぞー?」

 「起立、礼」

 『おはよーございます』

 「着席」


 声掛けは当番制だろうか? 出来ればやりたくない。


 「おう、おはよう。今日は転校生を紹介する」

 「マジか! ね、センセ、男?」

 「米谷ちょっと黙っとけ。渡会、入れー」


 どうにも、気忙しい生徒がいるらしい。関わりたくない。


 「じゃ、軽く自己紹介頼むな?」


 教室に入ると、生徒の視線が刺さった。先生は思っていたよりも綺麗な字で、黒板に私の名前を書き終わると、自己紹介を促してきた。


 自己紹介とか……。


 「渡会奈緒です。宜しくお願いします」


 それだけ言って、頭を下げる。


 「はい、よろしく。そうだクラス委員!」

 『はい?』


 狭山の呼び掛けに、男女2人が呼応する。


 「渡会の面倒見てくれなー?」

 『わかりました』

 「ってなわけで、クラス委員の井脇と長束な」


 男子が井脇、女子が長束というらしい。相手に合わせて、頭を下げる。



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