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ガザビ様が見てる~究極のアンバサ対至高のキノコ~

「…なぜ奴らの侵入を許したのか、答えよ」

「はっ恐れながら、いかに我らが誇る次元ガルビスレーダーをしても、微弱な発泡反応しか拾えないアンバサの一味どもの正確な動きを捉えることは困難であります」

「言い訳はよい、こちらから動きを取るまでに、全隔壁を封鎖するなどできなかったのか

申し訳ありません、ガルビスエンジンが一基のみでの次元航行は稼働効率が著しく低下、そのため接岸後に、外部のアンバサを代替エネルギーとして充填、ガルビスに転換しての補給作業を行っておりましたため・・・」

「アンバサを取り入れた?なるほど、おぞましい悪手に手を染めるに留まらず、装甲に隙間があったということか」

「そんな!ナノレベルの積層構造で建造されたこのガルビス艦に隙間など!」

「事実、侵入されているではないか、もうよい、これからの対策を考えよ」

「既に、艦内にガルビスミストを充填中です、アンバサのやからどもなら一瞬で泡と化す濃度です!ここにたどり着くことなど考えられません!」

「ではモニターを見よ、あれは?」

「まさか!」

「元気に走っておるではないか、これをどう説明する?」

「それは・・・!」

「畏れながら、やつらがこのアンバサの地の中心となる者なのではないでしょうか?」

「ほう、このアンバサの力を持った連中ということか、ならば最後の挨拶くらいは必要か?」

「は、直ちに邂逅の準備を整えます!」

「ちょっと息苦しいー」 アントラ

「ぬるめの濃い蒸し風呂にいるかのようだな」 チャンドラ

「周囲を山で囲まれた盆地のような地形ではよくあることですわ」 

ぼんやり光るペンダントが、パンッと一瞬光を放つ

「あれ?なんか急に快適な気温と湿度になったぞ!」 リリー

「ハイパー・・・オリンピック!」

「おい、急にダッシュをするなテレス、こら、一人で突っ走るなおいていくな!おい、コラー!」

「――この世界のアンバサ反応を調べよ」

ガルビス第一艦橋のメインモニター上に五芒星の地図が開かれる

「反応・・・ありました、海と山とで四面楚歌であるホクリーク、そしてナーガノとかいう山の中にもアンバサ反応があります。あっ!深山幽谷少なし仁として知られるトホークの奥地、そしてさらに北の修羅の国、ホカイドーにも!4つの僻地にアンバサ反応があります!」

「僻地と言ったか」

「ほほほ、そうです」

「非常時に中央政府からも見捨てられたまでの辺境の果て」

「そのくせ中央からの高官をありがたがっているのだとか」

「アンバサを口にするにふさわしい土地柄ですわ」

「さすがに最近では、中央の意向にもあらがっている様子ですが」

「ほう、ならばお前もいずれ私に牙を剥くということか」

「そんな!わたしはただアンバサの哀れなありのままをお伝えしたまで!けして陛下に弓を引くなどガルビスの原液にかけてありえませんわ!」

「辺境の地の中にありながらさらに僻地、およそ人の住むに適していないところに隠れ潜んでおるのです、アンバサという虫ケラが!ほほほほほ」

「何を笑っているのです、ガルビス人ともあろうものが。我らはここで涙すべきなのではないのですか?ガルビスの聖なる恵みをこの枯れ果てた土地にまでもたらすことができなかった、その事実を悔いて!」

「ハッツ!そこまでの深謀遠慮、情け深きお言葉、流石でございます女王様」

「つまり?」

「あと一息、あとほんの一息で、不逞にも我々の目をかいくぐり、生き長らえていたアンバサを滅ぼすことができます!お喜びください女王陛下!」

「そうか、やれ」

「イエス、ガルビス!!!!」

「・・・・・・この地のアンバサ力・・・さてどれほどのものか、ふふふ」

広いガルビス艦内をあちこち走り回って、アキラを捜し回るリリーたち

「おい、あそこ、あそこに扉が開いているぞ リリー」

「不思議と邪悪な気配はしません」 アントラ

「行ってみるか?」 チャンドラ

「罠かもしれませんが・・・」 ジャミラ

「行ってみよー!」 テレス

「なんだ・・・?バラの庭園・・・・・・こんなところにこんなものが」

赤、黄、白、青、緑、様々な色のバラが咲き乱れるここはまさにバラのガーデン

足を踏み入れた先で、突然すれ違う、リリーとその人影、その正体、クイーン――念には念を入れてアンバサガードスキンを発動させている

「そこの貴女、お待ちなさい」

「…はい?」

「タイが曲がっていてよ、身だしなみはいつもきちんとね。ガザビ様が見ていらっしゃるわよ」

「ガザビ様・・・?」

「ふふふ、ご機嫌よう・・・どうぞ、これをお持ちなさい」

すっと、十字の中心にガルビスロゴが刻まれた洗脳ロザリオを首にかける

「これがあなたを守ってくださいますわ」

怪しく輝くガルビスロゴ!たちまち目が曇るリリー

「そうだ、せっかくこちらにいらしたのですから、お飲み物でもいかが?あちらにサマーハウスがありますの、ご一緒してはいただけないかしら?」

「そんな、ごちそうにあずかるだなんてとんでもない!」

「そうですよ、そんなことより今はアキラさまを早く探さなくては・・・」

「あら、そんなことを言わずに」

「ね、ほらアナタにもこれを・・・ふふふ」

いつの間にか現れていた、4人のガルビス人が次々に洗脳ロザリオを一同の首にかける

「・・・あ」 チャンドラ

「・・・・・・え、えーと」 アントラ

「・・・ふむふむ」 テレス

洗脳ロザリオに目を曇らされ、サマーハウスに誘われ、その中でガルビスの罠に落ちていく一行

「私は、紅薔薇のロサ・キルステン クイーン」

「私は、白薔薇のロサ・ジャルディーナ エーテル」

「私は、黄薔薇のロサ・フェリシア メラルダ」

「私は、青の薔薇のロサ・ヒプリダ ターシャ」

「私は、緑の薔薇、ロサ・ベルデ ミーナ」

「さあ、皆さん楽しいお茶会にしましょう・・・」

「リリー様、よそのお宅に伺ったのですからシャンとしてくださいな」

「わかっておる、んんっ、始めましてお姉さま、私はリリー・アン・バサダー、神竜聖ドラン王国の王女です。ごきげんよう」

「ごきげんよう」

「それでは、皆さんとの出会いを祝して、乾杯と行きましょう、そう皆さんの大好きな「アンバサ」で!」

「アンバサ!ここにもアンバサがあるのか!クーッ、これさえあれば元気百倍だ!」

「さあ、どうぞ」

「おお、この色、この艶、この輝き、まさにアンバサそっくりだ!」

「「「「「いただきまーす」」」」」

「――ふ」

!!!!!

違う!――アンバサはこんなに濃くないぞ、トロリじゃないんだ、トロッというかスルッというか、もっとこうとにかくあいまいな感じの、そうだ、こんなパチパチじゃなくてシュワシュワする感じで、とにかくミルク、いや乳酸の風味が強すぎる・・・これは一体・・・っはっ!!お姉さま・・・いったい誰がお姉さまだって?

「ほほほ・・・どうしたのですリリー」

バンッ!

「このアンバサは偽物だ!飲めたもんじゃない!」

勢いよくロザリオが弾ける、次々と連鎖、えいっ→ファイヤー→アイスストーム→ダイヤキュート→ブレインダムドがごとくに!組めない人も多い連鎖だぞこれは!とにかく全員の洗脳ロザリオが弾けた!

「なんですって?!言いがかりはよしてもらいましょうか!」

「やれやれ、どうやら本物のアンバサを飲んだことが無いようだ。あとでまたここに来てください、本物のアンバサをお見せしますよ!」

踵を返し、サーマーハウスを後にするリリー達、だったが・・・

「・・・ねぇ姫様、こんなところでアンバサをご用意するなんてワタクシにもできませんわ」

「今のは勇み足が過ぎたな」

「アントラ、アントラ様、大魔道士様!」

「む、無理なものは無理ですー」

「ワギャンランド・・・・・・」

「うぬぬぬぬ・・・そうだ!あのペンダントだ!」

「ペンダント?」

「ほら!ロボが出ただろ、ロボが!」

「・・・え、ええ、確かに」

「ロボが出たなら、アンバサくらい簡単に出るだろ?!そうだろ!」

「そうでしょうか・・・」

「ねえ・・・」

「どうかなー」

「ふーむ」

「さあ、とにかくやるぞ!ちょっとだけ、ちょっとだけだぞ、ロボが出てこないくらいの感じで、そーろっとそーろっと、テレス!近い、近すぎるぞ!もっとこう慎重に、アアッ、ジャミラも高さがずれているではないか!やる気を出せ!もっとこうまっすぐに、そうだいいぞ、チャンドラ、アントラ筋がいい!そうだ、来た!来たぞ!キタッツ!キターッツ!!虹色だ!レア演出!!クゥーーーッツ!我ながら引きが強い!!ウルトラレアなヤツだ!やった!これは強い!!まさに約束された勝利の光!!さぁ来い、来い来い来い来い!来タぁ・・・・・・ァ、・・・ハえ?普通のアンバサだ・・・どゆこと?レア演出は?ハ?なんかもっとこうすごい飲んだことない感じの珍しいアンバサとか出てくるんじゃないの?サワーホワイトは基本だよね、ねえ、ねえなんで?」

ぶち切れるリリー

「姫様、ここはひとつ穏便に!穏便に!」 ジャミラ

「ねえ、これ運営に凸ってもいい奴だよね?違う?違わない?違わなくなくない?」

「姫様、どうか冷静に!」

「そうだ!課金を減らし、ログインを減らし、運営を締め上げ、そして、願わくば、いや必ずや、ガチャの設定を緩めさせ!ゆくゆくはガチャ石の配布量も増やさしてやろうぞ!なんたるや、我ながらなんたるや深謀遠慮!恐ろしい…魔人ユーザー思考が恐ろしい!ふふふふふははははは…!」

「サ終の予感が致しますわ姫様、よろしくて?」

「それは無かろう!」

「ひーめーさーまー、これ以上闇深いのはごめんですよ?」 チャンドラ

「落ち着いて、ね、ね、テレスもほらなんか言って」 アントラ

「20XX年、高レアのすり抜け禁止令」 テレス

今や貴重な飲み物となったアンバサを恐れ多くもそろそろとお盆の上に置いて運び、究極対至高の舞台へと運び込むリリー

慎重に、慎重に、利き酒用の御猪口に汲み分けられるアンバサの350ml缶――さっきまで風呂を溢れさせていたのは何だったのか

「さあ、お集まりの諸君、これが本物のアンバサだ!どうぞ飲んでください!・・・どうしたんです、飲まないんですか?それとも飲めない理由でも・・・?」

やにわに薔薇の乙女たちの首の青いリングが光り、偽装されていた肌色が解除され、本来の青肌が現れるガルビス人

サマーハウスの偽装が解かれ、旗艦ガルビスの第一艦橋の姿が露わになる

「これは・・・お前たち・・・お前たちは一体、誰だ?何者だ!?」

「「「「「我らガルビスの使徒!放蕩をむさぼる泡沫を葬るものなり!!!!!」」」」」

「アキラをどうしたんだ!アキラを返せ!」

「さて、アキラとはもしやこやつのことか?」

壁がくるりと回転して真っ白にカーボンガルビス冷凍されているアキラの姿が現れる

「アキラ!」

「検査の結果は何も出ませんでした。アンバサでなければ、特に用はありません、お返ししましょう」

凍結が解かれ、フラフラとその場に仰向けに倒れ込むアキラ

「アキラ、大丈夫か」

「・・・んん?リリー?あれ、ボクは確かおいしいジュースを・・・」

「しっかりしろ、アキラ!アンバサよりおいしいジュースなどこの世に存在しない!」

アキラの股間の小さなふくらみを見下ろして笑うガルビス達

「ふふ・・・それにしても、ずいぶんかわいらしいキノコですこと」

「菌糸も香らないのではなくて?」

「まだまだ傘も閉じたまま」

「もう少しは育っていてもらえませんと」

「胞子も飛んではいませんよ」

「さっきから黙って聞いて居れば無礼だぞ!アキラは我が国の賓客同然、先々の未来においては私と結ばれるかもしれん男だ!今居候をしているのは私の方だがそれはそれ!アキラに対する無礼は私に対する無礼であるぞ!アキラは断じてキノコ野郎ではない!たとえキノコはキノコだとしても並のキノコではないのだ!ワンナップくらいは余裕でするキノコなのだ!」

熱を入れて抗弁するリリー

「そのとおり、主殿はこう見えて骨のある男だ」

「シノービ・・・!無事だったのか!」

「様子をうかがって冷や汗をかかされたのはこっちだったぞ・・・さて、主殿の主殿を返してもらおうか!」

オギンの頭に去来するのは、うっかりあむっと口にした、いや…これ幸いにもかぷっと口に含むことの出来た、いや!実はほんの少し近づいただけ、でも、それだけでもわかった張り詰めたアキラの芯の通ったアキラ自身のことだけだった

あ…硬い……

「主殿は軟弱なキノコなどではない、断じて!」

「ほほほ・・・妙な説得力をお持ちのご様子、その理由詳しくご説明いただけるかしら…」

「いいだろう、主殿との濡れ場の一幕、今一度ここで改めてご覧に入れよう…よろしいな、主殿…」

「いそいそと再び鎖を脱ぎ捨て畳んでから四つん這いになるオギン。バニーの耳が怪しくしなだれかかる!」

「せ、せめて、もうちょっと話し合おうよ、じゅ、順番に…!」

「馴れ初めからがご所望だったか…だが今は時間がないのです、お許しください!さあいざ、尋常に!ハッスルマッスル!」

「ズババンババンバン!」

リリーの奇妙な大音声の警告が響き渡る

「ハッスルでもマッスルでもない!そういうのは私の役目ではないか、このアキラ!この浮気者!一体二人は何をどこまでしたというのだ?なに?え?私、置いてかれてる、何で?」

自分とオギンを見比べていつになく慌てふためくリリー

「うそ、もしかして、立場、入れ替わってる〜!?」

――星の流れるような軽快でリズミカルな虹色のメロディーが辺り一面に響き渡り駆け抜ける、時間を超えた青春の物語がいま始まるかもしれない!

「ふふふふふふ」

「ほほほほほほ」

手を反らし、背中を反らして、上品な高笑いをするガルビス

「こんなに笑ったのはいつぶりでしょうか・・・」

「ホホホ、こんなに愉快な芸を見せていただけるとは・・・なぶりがいもあろうかというもの!」

「そのキノコが、仮にサルマタケにでもなったならまたお会いしましょう?」

「あぁサルマタケ・・・殿方の下着を苗床にして生えるという幻のあのキノコ」

「垂涎とはまさにこのことですわ」

「きっと得も言われぬ香りとたたずまいをしているのでしょうね」

「そのためにも殿方には下着を詰め込んでいただけなければ」

「もちろん押し入れにギュウギュウ詰めにあふれんばかりに!」

「ああ麗しのメガネでガニ股のチビは、今いずこ?」

「メガネでガニ股のチビ?アキラは、その様なエルバッキーじみた宇宙生物などでは決して断じてないったらない!ウチのアキラはイケてるからな!ハッハッハ!そうであろう、そうであろう!(どや)」

チラッと後ろのお供たちを振り返って確認するリリー

「…………そうであろう?(きゅん)」

「「「「そうですとも、そうですとも」」」」 

4人が両手を握りしめてぶんぶん振って小声で応援する

「そして!下着からキノコが生えるなどと言いがかりはよしてもらおうか!」

リリー!

「アキラはブリーフ派だ!そのような得体の知れないキノコが生える汚らわしいトランクスなど着用しない!そうだな、アキラ!」

「リリー…↓」

アキラのメンタルに30%の弱体効果デバフが入った

「あ、あの、リリー様?一体それをどこでどうやってご存知になられたのですか?」

「え…あの…いやその…ジャミラが悪いんだぞ!アキラの家で、お前があの酒樽のような白い便利な箱で皆の衣をまとめて洗ったではないか!それを見ていたときにこう…なんだ…見慣れないものがあるのに気づき、あれは何かとあとでテレスに尋ねたのだ、そうしたら!」

「デレスさん!なんということを姫に、姫に!」

「アタックなんばーわーん」

「なんで違いを知ってんだよテレス、お前はよー」

「いえ、それもそうですが、そこではなく!」

「だよねー、愛があれば下着の好みなんて!」

「そこでもなく!殿方の下着についての詳細を説くなんて姫には100年は言いすぎですが10年!?アレ?今おいくつだったかしら?ん~~5、いえ、もう2、3年もすれば…とすると…おや?誤差の範囲内でしたかしら?」

「もう一人暮らししたい…」

「ホホホ、今にもサルマタケが頭をもたげにょきにょきと生えてきそうなゆかいなお話」

「楽しみにしておりますわ」

「殿方の下着の山にうずもれる覚悟はできておりますわ!」

「サルマタケのためなら!」

「そう、サルマタケのためなら!」

「押入れを開けに参りましょう!来る日には!」

「ウチ、クローゼットなんだって…」

「確かに日頃、姫様姫様とお慕い申し上げてはいても、一皮むけば獣がごとき情念の渦巻く一人の女!一匹の飢えたメス!私としたことがそのことをうっかり忘れてしまうなんて…見えなかった…このジャミラの目にも!」

「では、ごきげんよう、ボッシュート!」

「「「「「「「うわぁっつ!!!!!!!」」」」」」」

突然直下に開いたガルビスホールに落とされたアキラたちは、第一艦橋から一直線に第二艦橋を抜けて第三艦橋を越え、すでに中空に浮かんでいたガルビス艦から排出され、世界を覆うガルビスカバーに向けて真っ逆さまに落ちていった。そして、アキラたちがその蓋、カルビスカバーの上にぶつかった、その時!

「この清涼振動波は一体!」

「ディメンションガルビスカバ-に異常発生!」

「このままでは境界面が崩壊し、我らガルビスと奴らアンバサが混じり合ってしまいます!」

「これはいったい?まさかあの少年、いや、泌尿器検査に尿検査、前立腺検査まであらゆる検査を尽くし何もなかったはず、メガネでガニ股のチビでもサルマタケでもなかった!一体なぜ?!」

「離脱!一時離脱せよ!」

「間に合いません!境界面、融和します!」

ここにアンバサともガルビスともつかない白いドロドロとした世界ができあがった、これを分離しなければ、アンバサに明日はないのだ!



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