実際の日常を少し変えて小説にしてみた
私は、たくさんの本を運んでいたときだった。そのとき、誰かとぶつかって、私は、こけて、本は廊下に散らばった。
「ごめん!」
という低い声。顔を上げると、顔立ちのいい、きれいな目をしている優しそうな男子だった。
スリッパの色からして、同じ学年だね。
でも、初めて見る顔だから、あまり行くことのない、3から6組の人かな。
彼は、散らばった本を集めるのを手伝ってもらった。
「ごめん!本当に」
「いいえ!大丈夫!」
「名前だけ、、、教えてくれない?」
「あ、私。。。」
はあああああい! ストップ!
「ごめん!」と、イケメンが言ってる場面までは本当。でもさ、それ以下は、少女マンガ展開やで。
それでは、現実を語ります。
彼は、私と目を合わさず、散らばった本を踏まないように、その場から去っていく。
いやいやいや、お前のせいで、このふんに私がこけて、本が散らばったのよ。
「手伝えや、あいつなんな!」
という高い声。見上げると、かわいいらしい顔の女子が立っていて、見たことのある女子だった。同じクラスかな。その子は、私を手伝ってくれた。
「せっかくのイケメンは、一瞬でブスになったな」
「本当に! 私なんか、少女マンガのような展開を期待してたのに!」
女の子は、笑いながら「マジか!どんまいや!」と言った。私もそれにつれて笑った。
「なんか、同じクラスやんな!
私は、金田 瑠奈。あなたは?」
瑠奈というんだ。って、やはり同じクラスだね。
「私、フランシスカ アニャ」
「アニャって呼ぶから、私のことるなと呼んで!」
「うん!」
そうやって、私は私の親友と出会った。