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異ろんな世界へ行く  作者: 本郷隼人
一章  剣と魔法のファンタジー世界へ
37/39

36.ヒビノ・ツキノvsチート無双系転移者  〜前編〜

「死ねぇぇぇえ!!」


 分かりやすい殺意を叫び、山本浩介は両手の剣を同時に振りかぶった。


 ……来る。



「空神流――空飛(からとび)ッッ!!」


 瞬間、二本の剣がXを描くように、素早く振り下ろされる。するとその刃から、具現化された斬撃が飛んできた。


 X字の斬撃がザザザザーッ!!、と激しい土埃を上げ、地面を抉りながら高速で向かってくる。どう見てもヤバい威力の攻撃だ。


「「ッッ!」」


 2本の線を地面に描きながら向かってくるそれを、俺は右に、ツキノは左に、それぞれ真横に飛んで間一髪回避する。


 回避したと同時に、斬撃は俺達の背後にあった岩をスパンッと叩き切り、盛大に粉砕した。


 空飛……さっきゲンツキさんとチャリンコさんが使っていた技だ。

 でも、どう見ても2人のより速い。しかも威力が段違いすぎる……。


 いや、だからなんだ。こんなの今みたいに早く避ければ良い話だ。それよりも今は………


「ツキノ、平気か!」


「問題ない」


「よしっ、なら俺があの人に突っ込む。だから援護頼んだ!」


「頼まれた」


 俺はすぐさま地面を力強く蹴った。


「ハハハハハッ!!向かってくるのかい?この僕に?良いよ!!軽く捻ってあげるよ!!」


 風が頬を掠める。そんな中俺は走りながら左手の拳銃を。ツキノもライフルで発砲する。


「うおおおおおおおお!」


 二方向から放たれた無数の光の弾が、容赦なく山本浩介に向かっていく。


「遅い遅ーい!」


 両手剣で軽く切り捨てられていく弾丸。が、俺達は臆する事なく撃ち続ける。


「ッ……!」


 そして直剣の間合いに入った。俺はすかさず右手の剣を斜めに振り下ろした。


 それを山本浩介の左手の剣で受け止められる。が、すぐに素早く斜め下から上に向かって切りつけた。でも今度は右手の剣で受け流されてしまった。

 すぐに体を捻って突きの態勢にはいり、思いっきりブッ刺す。が、身を捻って躱されてしまう。

 俺の突きを躱した直後、ツキノがライフルを放ち、光の弾が山本浩介に向かっていく。が、これも山本浩介が高くジャンプし躱してしまう。


「ハハハッ。当たらない当たらない!!」


 俺は何度も自分の出せる最高速度で、何度も連続して剣撃を打ち込む。突きを打ち込む。

 が、いくら攻撃しても山本浩介が余裕な表情で全て受け止めるか、往なすか、避けられるかして全く当たらない。

 ツキノもライフルで応戦するが、その攻撃も同様だ。


 ………クソッ、なんて反応速度なんだ。かすり傷一つ付けられない。


「どうしたんだいヒビノ君?君達の力はそんな程度?」


「……ッ」


「さてさて、それじゃあそろそろ反撃と行こうかな!」


 その途端、山本浩介は俺から距離を取った後、背中から生えている翼を広げ羽ばたきだした。


「ハハハハハ!!!空中浮遊だ!!」


「クソッ、待て!」


 高く高く、上昇していく山本浩介。俺とツキノが躊躇なく銃で迎撃しようと試みる。

 しかし、高速で次々と放たれた光の弾の数々は、山本浩介の繊細で小回りの効いた飛行によって避けられてしまう。


「じゃあ、死んでもらうよヒビノ君。……………空神流」


 そして空高く羽ばたいて、ある一定の高度まで到達したその瞬間、山本浩介が両手の剣を構え、


星流鳶(せいりゅうとんび)


 山本浩介が俺に向かって急降下を始めた。


「………!!」


 まるで流星の如く速さと、空気を切り抜けていく時に発生する轟音。そして獲物を狩る狩人(トンビ)の様な威圧感を身に纏い、俺を仕留めようとしてくる。


「ヒビノ君避けて……!」


 …………言われなくても!


 山本浩介の二刀流が俺を切り裂こうとする瞬間、俺は瞬時に直剣と拳銃を消しながら、バク転でその攻撃を回避した。


 ドゴーーーーーンッ!!!!


 隕石が地面に落下した様な音と土飛沫が辺りに飛び散った。土煙も舞っている。

 何回かバク転をして、そこから距離を取っていた俺はその光景を見守る。


 すぐに土煙は晴れる。そしてそこにはクレーターの様に抉れて凹んだ地面と片膝立ちの山本浩介が、不敵な笑みを浮かべていた。


「良いね良いね!流石ヒビノ君!やっぱり敵役はある程度強くなくっちゃ!雑魚相手に無双じゃあ汚物並の無双系ラノベだしねぇ!僕が好みの戦闘はSAOや転スラみたいな手に汗握る!それでいて主人公がチートで圧倒してしまう無双系ラノベだからさぁ!!君みたいなのはホントに適任だよ!」


「クソッ……なんなんだ。無双だのラノベだの……ふざけるのも大概にしろ!!」


「うっわ、凄い怒ってるね?乳酸菌取ってる〜?」


「……ッ!!!」


「うっそ!凄い睨むじゃん!煽り耐性なさすぎ!君、金輪際ネットとかで書き込みしない方がいいよ?いやホントにさぁ!…………あ、もう死んじゃうから関係ないか」


 キャハハハハハハハ。山本浩介が声高々と気色の悪い声で嘲笑う。


 なんなんだよ、本当に………。

 こんな奴のせいで……こんなふざけた奴のせいで小野寺親子は悲しい思いをして…………。サブローだってこんな奴の為を思っているのに…………。


 俺は山本浩介に対して怒りとは別に、気味悪さを感じていた。


 …………ドン引きだ。気色悪い。胸糞悪い。なんなんだよ。なんでこんな状況であんな気軽な態度が取れるんだよ?あんなに笑顔なんだよ?あんなに笑えるんだよ?


 元からイカれているのか?それとも灰霧のチカラの影響か?それだったらどうか頼む。どうか、後者であってくれ…………。


「ふぅ、とりあえず一通り笑ったし…………さて、今度は避けられるかな?」


 途端、山本浩介は立ち上がり、両手剣を構え、重心を低くした。


 ヤバい、攻撃態勢に入った。次が来る。俺も直剣を出して姿勢を低くした。


 それと同時に山本浩介の顔から笑みが消え、両手の剣を中段に構え、


「地神流―― 樹木落とし」


 そしてせっかくバク転で取った間合いを目にも止まらぬ速さで一気に詰め、流れるように刃が2本、横一閃に斬りつけてきた。


「……速ッ」


 ダメだ避けれない!!そう脳がそう直感し、その一閃を受け止めようとする。



 ズゴンッッ!!!


 条件反射で剣でガードし、なんとか剣撃は防いだ。だが、その威力は余りにも凄まじく、強力と言う言葉が似合った。

 馬鹿デカイ轟音が鳴り響いたと思えば、勢いの余り、俺はそのまま吹っ飛ばされてしまった。


「……ッ!?」


「ヒビノ君……!!」


 ………まるで電車で窓の外を見た時みたく、とんでもないスピードで景色が流れていく………。


 どのぐらい吹っ飛んだ辺りからだろうか。一旦地面に着地した後も、飛行機の滑走の様にザザーーッと滑り、体が擦られ、そしてそのままの勢いで岩に直撃してしまった。


「グハァ………ッ!」


 岩は直撃した瞬間に派手に玉砕。岩の音か、自分の骨の音かは分からないが、ずっしり鈍い音が聞こえ、全身に痛みが走る


 痛い。岩に直撃した背中が。擦れた部分が。全身が。焼ける様に。痛い。手も技を受けたせいで勝手にピクピク痙攣している。めちゃくちゃ痛い。めちゃくちゃに、痛すぎる。


 今の技もハスラーさんとクラリスさんが使っていた技だ。これもきっと2人より数倍は威力がある。


 クソッ、マジで強ぇ。まさしくチートってところか……。


「………ッ」


 俺は歯をくいしばり、すぐ近くに落ちていた剣を取って、全身の痛みを耐えながらゆっくりと立ち上がる。

 ……少し全身が軋んで痛いが、そんな弱音は吐いてられない。

 俺は手をグーパーと握り、開きを繰り返す。よしっ、なんとか手は動く。体も多分大丈夫。骨は折れてない。これなら踏ん張って我慢すればまだまだ戦える筈だ。いや、例え骨が折れても……。


「平気ヒビノ君……?」


「大丈夫だ、多分問題ねぇ………」


「………良かった」


 ツキノが離れた場所から心配する声が聞こえて、俺は頷く。それを見てツキノはホッと一安心した。


 一瞬、ツキノに回復を頼もうかとも思ったけど、動けるぐらいには傷は酷くないし、それよりココロのチカラを温存して欲しいから躊躇った。


「クハハハハハ!まだまだこれからだよー!!2人ともー!!」


「「……!?」」


 そして、山本浩介がまたしても羽ばたきだした。

 どんどんと空高く上昇していき、またしてもある程度の高度でピタリと止まる。


「上級魔法、ホーリズム・スピア・マス」


 呪文をそう唱えると、山本浩介は剣先をこちらに向ける。

 と、その途端に目の前の空間から、魔法陣が突如として現れた。


 そしてそのピカリと光る魔法陣から、無数に光の矢が解き放たれて、俺達に向かって来る。


「「……!!」」


 すぐに俺はその場から離れ、光矢の脅威から逃れる。


「さてさて〜逃げ切れるかな〜?ヒビノくぅ〜ん!」


 しかし、山本浩介が左手の剣先をこちらに向けると、それに釣られる様に魔法陣も俺に向いてきて、当然、無数の光矢も俺へ真っ直ぐに向かって来る。


「ヒビノ君……!!」


「構うな!撃ちまくれッ!!」


「……ッ」


 ツキノをそう急かし、俺はそこら中を駆け回り、光矢を身を交わしながら、剣で弾きながら、その脅威を凌ぐ。

 ツキノもすぐにライフルを何発か放って山本浩介を攻撃するが、山本浩介はそれらを軽々と躱しながら光矢を俺に放ち続けて来る。マジかよ、器用すぎるだろ。


 ………とゆうか、さっきから俺ばっかり狙われているし、やっぱり先に俺を倒そうとしているよな。


 それにしても、クソッ。ヤバいなコレ……。一本一本の矢の速さはそれ程でもないが、矢の数が多すぎる。まるで矢の嵐だ。


 それに体も軋む。すごく痛い。剣を振る時も腕が痛くて痛くてしょうがないし、矢を躱すために体を捻るのも痛い。骨の髄まで痛む。ヅキヅキと。痛む。痛む。


「……ッ!!!」


 俺は歯を食いしばり、なんとか矢の嵐を凌ぎ続ける。が、光矢の数々は躊躇なく俺に向かって来てくる。

 どんどんと防ぐのが辛くなって来た。凌ぎきれず、光矢が頬や腕を掠め、段々とかすり傷が増えていく。


「ハハハハハ!!ほらほらほらほら!!!」


 マズイ、このままじゃ確実に限界が来る……。クソッ。何か対策を考えたいのに、矢を防ぐので精一杯なのと、全身が痛すぎて頭が回らない。それに段々と息切れも激しくなってきて、体力的にも辛い。


 ヤバい、ヤバいぞ。これ以上は本当に危な…………




 ザスッ。


「ッ…!」


 その時が、限界が来てしまう。


 しまった。左太ももに、光の矢が突き刺さった。貫通して………ヤバい、次が来てしま………




 ザスザスッ。


「………くっ、ハァッ……!」



 あぁ、これは………俺の胸に………矢が突き刺さって………しかも2本も………心臓の部分に…………。



「ハハハハハ!!!当たった当たった!!!ザマぁみろぉ!!僕をコケにするからだぁぁ!!邪魔をするからだぁぁ!!」


 山本浩介の……笑い声が聞こえる………。


 あぁ、突き刺さってるよ。矢が体を貫通してる。ヤッバ……これは流石に………まずい………。


「ヒビノ君ッッ!!!」


 ツキノの…………叫び声が聞こえてきてくる…………。

 悪いツキノ、これは死ん……








 …………いや、まだだ。



「ッ…………!!!」


 俺はすぐに、胸に突き刺さった2本の矢を抜き取り、ぐるんっと右回転して勢いを付けてから、それをそのまま山本浩介に全速力でぶん投げたっ!!!


「うおおおおおおおおおおおおぉぉぉ!!!!」


 投擲の要領で投げた2本の光矢は、自分でも驚くほど凄まじい速度で、一直線を描いて飛んでいく。

 ハッキリ言って、拳銃の弾丸よりも速い気がした。


「なッ………!?」


 突然の事に驚いたのか、山本浩介はすぐに対処出来ない。

 一本は剣で弾いたものの、もう一本は右腕にぶっ刺さった。


「ぐはぁぁぁああ!!!!痛っったあああぁぁ!!!!!!」


 情けない叫び声を上げている山本浩介。

 文字通り、一矢報いてやった。


「痛い!!痛い痛い!!クソッ、クソッ…………!!」


 俺なんか無視して、山本浩介が腕を押さえて刺さった光矢に意識を向けている。痛がっている。



 …………隙が生まれた。これはチャンスだ。すぐに仕掛けてやる。反撃だ。やってやる。


 俺はすかさずディバイスをポケットから取り出して、胸に翳して叫ぶ。心と怒りを込めて、フルパワーでだ。






 ……………ブチかますッッッッ!!!!


「――ライト――」


 真っ直ぐに伸びた光のエネルギーは、そのまま山本浩介に直撃。凄まじい衝撃音が鳴り響く。


 ズドドーーーン!!!!


「ガァああああああああ…………………!!!!」


 モロに攻撃を喰らった山本浩介は、勢いよくぶっ飛んでいった後、そのまま真っ逆さまに地面に落下していった。


 落下する姿は、まるで墜落する飛行機の様に、灰色の霧を噴き出しながら落ちていった。


「い……痛い……痛いよ…………なんで……いつも僕は………こんな………」


 見た感じ、どうやら良いダメージを与えられたみたいだ。現に今、山本浩介は地面に這いつくばって何かうめき声を上げている。




「ヒビノ君……!」


 ツキノが俺に駆け寄って来る。声の感じからして、相当焦っている様子だった。


 俺は左太ももに刺さっていた光矢も抜き捨てる。光矢は地面にカランカランと転がり、そのまま粒子状になって消えた。


「ハァ……ハァ……悪いツキノ。少しドジった……」


「大丈夫。すぐに胸の傷を…………アレ」


 ツキノがディバイスを取り出したと同時に素っ頓狂な声を上げた。


「………胸の傷が無い」


「……えっ」


 ツキノは何を言ってるんだ、そんなわけないだろ?傷が無いなんて。


 俺は光矢が刺さっていた部分を見る。そこには当然の如く、光矢に貫通されたせいで破けてしまった服が。そして傷の隙間からは傷一つない肌が見えていてる。血飛沫も噴き出していない。


 嘘だろ……本当に傷がない。なんでだ。


「………なんで……しっかり刺さって………貫通して………」


 どういう事だ。俺は光矢が心臓に突き刺さっているのをしっかりとこの目で見たぞ?見間違いなんかしてない。一体どうして?


「……………あっ、そうか。属性が光だから……」


 ツキノは何か思い出したか、突然目を見開いて、意味深にそう言い溢す。


「…………?」


「…………傷は治さなくても大丈夫、多分。それよりも今は疲弊してる犯人を気絶させて、今度こそ無力化トリガーを……」






「最上魔法、シャドウ・ディ・メタオール……ッ!!」


 その時だった。ドス黒く、禍々しい闇のエネルギーがこちらに向かってきた。


「…………ッッ!!」


 ツキノは迅速な早さで反応し、ライフルから光の弾を放ってそれにぶつける。その大きさから、相当ココロのチカラを込めていた。


 が、闇のエネルギーの方が光の弾より凄まじい威力があった。ココロのチカラを大量に込めた筈の光の弾でも抑えきれず、そのまま押しのけられてしまう。


「「グハァ………ッ!!」」


 そして、俺とツキノは闇のエネルギーをモロに喰らってしまった。


 俺達の身体は宙を舞い、思いっきり吹っ飛んでいき、ザザザーッと、地面に埋まる程にまで滑った。


 一体、何が起きて………。



「なんで……なんでいつも僕が…………」


 俺は痛みに耐える為に歯を食いしばる。どうやらかろうじて生きてはいるみたいだ。ツキノがライフルで威力を弱めてくれたからだろうか。


 なんとか立ち上がろうと試みるが、ダメージが大きいのか全身に力が入らない。


 仕方なく地面に這いつくばりながら、頑張って顔を上げて、魔法を放ったであろう山本浩介に顔を向ける。


「あぁ……あぁあぁ。いつもそうだ……僕だけが痛い想いを……辛い想いを……いつも僕だけ……」


 ゆっくりと、剣を握りしめる山本浩介が見えた。


「あんなクソみたいな世界ではいつもそうだった……。いつもいつも……醜い見た目の僕は虐げられて……痛い想いをして……ゴミを見る様な目で見られて……だから逃げ出したくて……」


 ゆっくりと、剣を支えにして立ち上がる山本浩介が見えた。


 ……クソッ、なんでまだ動けるんだよ。モロにライトを喰らったんだぞ?それにフルパワーだった筈だ。化け物かよあの人。


「だから……だから僕はラノベに憧れたんだ。あんな素晴らしい世界に行きたいと思った。だから僕は()()L()I()N()E()から、この世界に来た。見た目も変わって、チート並みに強くなって、元の世界の事なんか忘れて、幸せな異世界生活を送る筈だった…………筈だった!!」


 こちらを、睨みつけている山本浩介が見えた。


「なのにどうして!!どうしてこの世界でも!!こんな目に遭わなきゃならないんだッ!…………………全部お前らのせいだ。だから殺す、絶対にお前らを殺して、僕は異世界で何不自由なく暮らすんだッッッッ!!!!!」


 ……歪んだ顔で、声高らかに怒鳴りつける山本浩介が見えた。

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