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エンボスの夜

作者:危機一髪
 地方から上京し美大を卒業した主人公:此上数多(このうえあまた)は、
就職せずにやることなく、アルバイトと安眠するための装置と称して、
トーテムポールを彫刻する毎日だった。

 交友関係に乏しく、他人との関係は自ら作ろうとしない彼だったが、
たびたび美大時代の旧友、野辺友也(のあたりゆうや )が訪れていた。
野辺もまた卒業制作のとある出来事からか、
イベント舞台設営のアルバイトで生計を立てていた。

 彼に誘われては飲み会や合コンの数合わせに参加していたが、
野辺の陽気さや外に出ることの楽しさは認めつつも、
内心では他人への配慮や自分の評価に頭を使うような現状に辟易し、
嫌気がさしていた。

 此上にとっては彫刻を掘ることが充実感であり、
完成した作品を飽きるまで眺めることが唯一の至福の時間だったのである。
 
 野辺は今日も陽気に誘いに来る。そんな彼らの1年間の話。

※この作品は3話まで「http://hito.enbbs.jp/essay」にも掲載していました。
(加筆・修正を加えて「小説家になろう」にて掲載中です)
2020/07/28 23:42
2020/07/29 23:50
2020/07/30 21:55
2020/08/01 03:44
2020/08/01 14:51
2020/08/02 14:10
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