64話:転校生はお姫様
二週間後。採寸して用意された制服が届いた。デザインは日本のセーラー服がモデルになっており、上が紺色のシャツで白色のリボンが胸元についている、下にはシンプルに紺色のプリーツスカートの裾に白の横線が入っている。逆に男子の制服は黒一色のシンプルな学ランである。だが、問題が出てきた。
「何で、デザインがセーラー服なのでしょうか?」
「正直、貴方が来るのは予想外だったのでね。まぁ、違和感はないし、大丈夫大丈夫」
女子はセーラー服、男子は学ランにしたので、望が着るとコスプレ感があって何とも言えない雰囲気がある。だが、何故か似合っている。不思議な事だ。
それ以外は途中には何も邪魔になるような事はなく、平穏な日々が過ぎてゆく。
そんな座学の授業後、ジンが全員に伝達事項を伝える。
「そう言えば、明日から転校生来るからよろしくな」
「………はっ?」
「仲良くしてやれよぉー」
そうしてジンはそのまま職員室の戻ろうとするが、「ちょっと、ちょっと」と呼び止められる。そして教卓に戻され説明を要求される。
「えー、何が聞きたい?」
「どういう子が来るんです?」
「前に説明したガイネア王国の王女様だよ。というか、この状況に一般人巻き込むとか遠慮したいんだけど」
「先生が言える事じゃないじゃん」
「そうなんだけどな」とジンは溜息を吐いて別の疑問を聞いてみる。今度は信壱から質問が来た。
「俺か蓮人関連ですか?」
「お前さん関連だよ。今回はガイネア王国本国からの転校生だ。まぁ、これから少しづつ増えていくはずだから、楽しみにしておいてくれ」
「候補としてはどんな子がいるんですか?」
「うーん、獣王国のお姫様に、帝国の皇女、良かったな男子諸君。美姫ばっかりだぞ」
「いや、男子とかは来ないんですか?」
「普通は来ない。男子は貴重な人材だからな失うと困るんだ、女子は色々仕掛けられるから送り込むだけでも利が多い」
ジンは女子だけが送られてくる理由を軽く説明してやる。女性陣は何となく不機嫌そうにしている。理由はわかるとジンは気にしないフリして次の質問を待つ。
「どんな子なんです?」
「関わったのも少ないけど印象は薄いな、まぁ、表面上は礼儀正しいんじゃない? 何考えてんだか分かんないけど」
「うーん、仲良くなれるか不安だなぁ」
願は悩ましそうに唸る。仲良くできるか挑戦してみるようだった。
「ま、悩むのは明日にしておけ。次の授業は模擬戦だしな」
「はーい」
そう言って、その日の授業はつつがなく進んで、一日が終わった。
* * *
「じゃ、昨日言った通り。転校生たちを紹介するよ」
「?」
「では、どうぞー」
ジンの合図と共に教室の扉が開き、青髪の少女が最初に入ってきて、その後に白髪の少女、最後に金髪の少女が入ってくる。
「はい、転校生の、ラティーナさんとセルリアさん、それとヒストリアさんだ。皆、仲良くしましょう」
「………」
何処からも返事は聞こえない。気まずい空気の中でジンが続けて言葉を発する。
「では、お三方には自己紹介をしてもらいましょうかね。じゃあ、最初はラティーナさんから」
「はい、先生。皆さま初めまして、私の名前はラティーナ=フォン=ガイネアと言います。王女という立場にありますが、分け隔てなく接してくださると嬉しいです。短いかもしれませんが、皆さまよろしくお願いいたします」
ラティーナは礼儀正しく自己紹介して頭を下げる。その後自分の席を指されて、そこへ移動する。お次は、セルリアからの自己紹介だった。
「えーと、セルリア=ベロ=ガンジと言います。皆さまがいたところには私の様な者がいなかったと聞きます。ですが、種族の違いなく接してくださればこちらも嬉しいです」
可愛らしい笑顔と共に自己紹介し、その後ジンに指された席へ着く。
そしてトリは帝国皇女のヒストリアだった。
「私は帝国皇女のヒストリアです。皆さまとのつながりはこれから積極的に作っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします」
ヒストリアもジンに指された先に着席する。
ジンは居心地悪そうにしながら授業に入っていく。今日の授業は魔法についてなので王女達は着いて早々に別室へ移動することになる。
「そんじゃ、一般常識に関しては転校生以外の人は何とか習得しましたので、今日からは座学は魔法を中心に教えていきますね。という訳で、校庭へ移動」
「はーい」
ジンは先に教室へ出る。その後、王女達は女子勢が更衣室へ案内する。全員ジャージへ着替え終わるとジンが待つ校庭へ出てくる。ジンは的を用意して、全員の集合を待っていた。全員が集合して横に並ぶと、色々話していく。
「じゃあ、かなり最初の頃にやった魔法の復習をしましょうか。あの的にめがけて魔法を撃つかぶつけて下さい。最初は転校生の方からやってみましょう」
大体、二十メートル先くらいの的を指差し、的に当てる様に指示する。
「じゃあ、最初は私から」
セルリアが手を挙げて最初に名乗って挑戦する。別に止める人物もいないので最初はセルリアが挑戦する。
「……ほい」
右手を突き出し、掌から水弾を飛ばして的に命中させる。その次は、ラティーナも水、ヒストリアは雷とセルリアと同じくらいの魔法を披露して、次は異世界組の番になる。姫様達はお手並み拝見という風の顔をして少し離れたところで練習を見ている。
最初に挑戦するのは校庭に出ている中で一番最年少の願(エリカと勇はレスと一緒に別の場所で勉強している)。使用するのは石弾、魔力を放出し、それを制御し命令を下すと石が出現する。だが、その大きさはさっきまでの姫たちのとは大きさが桁違いだった。セルリア達のが大体拳位だというのなら、現れたのは二メートル程の大きさの石というより岩である。手を下ろすと、そのまま発射されて的が粉砕される。
「まぁ、半分はじめてならこんなもんだろ。んじゃ、次」
ジンが次を指示すると、順々に魔法を放っていく。ジンも毎回的が粉砕されるので、地属性の魔法で的を作り続ける。全員終わってジンが全員の魔法の腕を見終わる。すると、少し考えた後に最初の訓練メニューを出す。
「じゃあ、先ずは簡単な所から、魔力の制御から始めましょうか」
魔力の制御は大きい力をコントロールするうえで必ずやらなくてはいけない事である。他はともかく、勇者や優夢のような神器や精霊とつながっている存在だとかなり能力が強化されている。正直言って危なっかしい。ジンを傷つけるぶんには直ぐに回復するから問題はないが、他の人間を傷つける可能性を考えるとなるべく早く練度を高めないといけない。
「先ずは、魔力に何も命令せずに放出を三分続ける、その次は魔力を丁度100集めて球体を作りましょう。最後は魔力100の球体を幾つか作ってみましょう。大きさは自由ですが魔力量はきちんと100に合わせる様に。俺にはどれくらいあるかわかるんでそのつもりで。それぞれの段階は一つ一つ達成出来るようになるまでやりましょう。じゃあ、開始」
取りあえず、ジンは訓練メニューを出して全員に取り組ませる。
そこからは取りあえず様子見。先ずは三分、連続しての魔力放出。これはどちらかというと集中力の問題なので気力を乱したものを注意するだけで終わる。姫三人は慣れているのかよどみなく終わる。しかし、その後の魔力を丁度100にする訓練が上手くいかないようだった。まぁ、この世界では強力なのをぶっ放すというのが基本であるから細かい制御は上手くいかないのだろう。それを見越してのメニューだったが上手くはまってくれるようなので暫くは見守っている。
「せんせーい! 分かんないから教えて―!」
祈からお願いが来た、こういう所の遠慮が無くなったのはいい兆候だとジンは思っている。ジンは祈に近づいてコツの指導をしていく。それに聞き耳たてていた生徒たちはそこからはコツを掴んで異世界組は全員100の魔力球体を生成出来た。そこから少し遅れて姫たちも修得する。消耗は姫の方が大きいように見える。
(当たり前か)
異世界人の方が魔力は強化されている、一般人である姫たちでは追いつけないのは分かっている。こういう体力に差が出てくるのもわかる。しかし、同じ異世界人でもジンの様な転生者と勇者たちの様な転移者だと能力に差がある理由も気になる。
(課題が一杯だ)
やれやれと頭を掻きながら今後のスケジュールを頭の中で立てていく。
そうしてお昼前まで魔法の訓練をする。最終的には勇者たちと優夢は魔力球を五個、それ以外は多くて三個、最低で二個作れるようになった。後はこれからの練習量次第で伸びるだろう。
* * *
「きっつぅ!」
セルリアが更衣室の長椅子に突っ伏しながら大声でボヤく。
「はしたないんで、サッサと着替えましょう」
ラティーナは溜息を吐いて自分の着替えを進めながら、セルリアを注意する。
セルリアは苦笑いしつつ立ち上がって自分の着替えを進める。彼女の猫耳は制服を着るのに邪魔にはならないが、尻尾が邪魔になりそうである。しかし、スカートに穴があるのかニュッと出てきた。
祈は興味深そうに見つめている。すると、その視線に気付いたのか得意げにセルリアは微笑む。祈はちょっとムッとした顔をして望の後ろで手早く着替えを済ませ、外へ出て行く。
「可愛い反応」
ヒストリアが嗜虐的な笑みを浮かべてぼそっと呟いた。そのまま、全員着替えを済ませて食堂へ向かう。食堂では慣れた光景に異色の配役が加わっていた。食堂にいるのは一般人だけなので、王女の素性は分からないが彼女らの容姿に大半が釘付けになっている。
「やっぱ目立っていますね」
「仕方ないですよ。皆さんはここらじゃ珍しいくらい美人ですし」
「そう? 皆もかなりかわいいけど?」
優夢が姫たちの容姿を褒めると、ヒストリアが優夢の頬に手を当て揶揄うように顔を近づける。ヒストリアの整った顔に緊張してどんどん顔が赤くなっていく。クスッと笑った後に優夢を解放して、注文列に並ぶ。その後ろに並んだ優夢にちょっかいをかけ始める。
「ねぇねぇ、どんなのが人気なの?」
「そ、そうですね。定番はカレーライスでしょうか?」
ヒストリアの質問に優夢は真面目に答える。ヒストリアは優夢の言う通りにカレーを頼み、優夢も同じものを頼んで、ヒストリアと一緒の席へ座る。そのまま、二人は祈とセルリア達とも話をしながら昼食を進めていった。
「皆はここでの生活が終わったら何かしたいことはないの?」
「したいこと」
セルリアからの質問に「うーん」と唸りながら祈は頭を悩ませる。決まっているには決まっているが、あんまり親の前でこういう話はし難い。
「今は、授業が忙しくて考えられないかな。終わりが近くなったら考えるよ」
「そう。因みにどれくらい授業期間って続くの?」
「えーと、確か四ヶ月くらいは続くけど、そこから先は自由にしてくれって話だったけど」
「そう。あの人は相変わらずだね」
どれくらいで授業が終わるのかのセルリアの質問に祈が答えると、セルリアは頭の中でこれからミゼール地方で起きるであろう騒動の開始を予想した。
(何が起ころうと本格的に情勢が動き出すのは四ヶ月後か。リョウもなるべくタイミングを自分で操作して各国の混乱と動きに対応していくつもりね)
セルリアはジンの動きも予想して、近い将来に必ず訪れる騒動を憂うのだった。
* * *
昼食と昼休みが終わり、戦闘訓練の時間になった。
「身体作りは終わったので今日からは技術訓練に入っていきましょうか」
「はーい」
ジンが返事を聞くと説明を開始する。
「正直、ここらの人の剣術は見栄えを意識しすぎで、隙も大きいので実戦的な剣術を教えましょう。………んー、姫様達はどうします?」
護身術位は習っているだろうけど、それ以上の戦闘技術は王族である彼女達には普通は必要はない。あんまり、きつめの訓練を施すと嫁の貰い手が無くなると各国の首脳部に難癖をつけられそうだ。
「今日は見学だけさせてください。混ざれそうにないので」
ラティーナがそう言うと、セルリアとヒストリアも同じ様にしてくれというので、三人は見学扱いにして、端の方で見ているだけということになった。
端に置いた三人は取りあえずおいておくとして異世界組に注力していく。
「全員に一人で教えるのは効率が悪いので、先ずは増えますか」
ジンがそう言うと、彼の足元から黒い水が湧き出し、それが段々と彼の形を成す。それが全員分。12人のジンが誕生した。
「技術指導と細かい事は本体がやるんで、それぞれに散って俺の分身とサシで模擬戦をやってみたいと思います。勇者組は折角だし神器を使ってみましょう、他は自分に合う武器を見つけてからって事で、じゃあ、勇者はこっちに、それ以外は付いて来てね。それじゃ、封印解除」
ジンが片手で印を結ぶと、勇者と優夢に突然、靄の鎖が現れたかと思いきや同時に全て壊れる。
「い、今のは?」
「封印術。俺が最初に教卓に立った時に仕掛けた」
「な、何で?」
「君たちの能力がどういうものか分かりづらかったから、そもそも出させない様に封印させてもらった。君達もくしゃみしたら家が半壊、みたいなことは嫌だろう」
「そうですけど………」
「勝手に組み込んだことは謝るよ。でも、周りの安全なんかを考えるとこれが一番だったんだ」
ジンにそこまで言われると他も何も言い返せない。
それぞれの反応を確認するとジンの本体は踵を返し、勇者以外の人間を全員誘導していく。残された勇者たちは別のジン達と共に校庭の方々へ散って神器を構える。
それぞれの勇者の神器は、信壱が弓、蓮人が大剣、姫奈は短槍、祈がナイフ。それぞれの勇者の特訓が始まった。
* * *
「信壱君は的を相手に命中させることから始めようか」
「はい」
ジンは10メートル先になるように地属性の魔法で人型の的を出してやる。信壱は取りあえず、適当にやってみろというので弦を引いて撃つ。
すると、スパァンっと的のど真ん中に命中した。
「おおー、上手いね。あっちじゃ弓道とか習ってた?」
「はい、アーチェリーを少し」
「ほーん。なら、高めるのは速射と正確性かな。よし、弓術を教え込んでいくから、俺の真似をして構えてみてくれ」
「はい」
信壱に教えるのはコンパクトな構えだった。威力よりも安定と速射性を優先して教える事にする。本来なら遠距離戦が主役の弓でも近距離で戦えるように信壱を仕込んでいく。幸いにも、彼の持っている弓は姫反、鳥打、大腰の部分に刃が付いているので変わった武器と思えば使えなくはない。だいぶ使いづらいだろうが。
「うん、良い調子。今度は動くものを狙ってみようか」
「はい」
呑み込みの早い信壱に合わせて、的や狙うものの難易度を上げる。信壱の動体視力は弓の神器を持っていることから高く、正確に動く的を撃ち抜いていく。信壱の特訓は順調に進んでいく。
* * *
「蓮人君は素振りからやってみよう。先ずは基本の姿勢を作って、隙と無駄をなくそう」
とはいうものの、蓮人の神器は大剣。どうやっても隙は出来る。そこの穴埋めは後で指導することにして今は基本動作から教える事にする。
「先ずは、振り下ろしと切り上げだ。この2つの動作を素早くなるまでこれの繰り返しだな。地味にはなるが頑張って使いこなそう」
振り上げと斬り下ろしは腕の鍛錬にもなるし、弱点である切り返しの悪さを少しでも改善が出来るようになる。
蓮人は真面目に取り組む。正直、よくわかんないことだらけで何でこんな事してるのかもわかんない。けど、知らない事を知ったり、出来ない事を出来るようになったりの毎日は楽しい。日本にいた時もそれなりに楽しい日々ではあったけれど、ここは数段楽しい。まだ、学びたい、極めたい、まだ見ぬ世界を見てみたい。それを成し得る為にはジンから学ぶのが一番だと考えた。
「どう、ですかっ!」
「筋はイイね。やっぱ、選ばれただけはある。もう三セットしたら、連続斬りの組み合わせをやってみよう」
「はい」
三セット繰り返すと次に繋ぎの型を教えていく。これで連撃を出して攻めの姿勢を続けられれば、短期決戦で相手を押し出せるだろう。
後は小回りも聞くように、立ちまわり方も指導してやる。蓮人への指導も順調に進んでいく。
* * *
「姫奈さんは槍とか使ったことはありますか?」
「ないです」
「それじゃ、基本的な構えと動きをしてみましょう。俺の真似してください」
「はい、分かりました」
基本的な構えを教え、重心の位置を矯正しあまりフラフラさせずに構えさせる。体を鍛えさせていたので綺麗なフォームを維持するのに負担はなさそうだった。
「それじゃ、持ち方を教えます」
「はい」
「持ち方の例としては三つあって。柄の前部と真ん中、後ろを掴めます。一般的には間合いの有利を取るために真ん中を持つことが多いです。後ろと前を持つのは投げたり間合いの中に入られたときですね」
先ずは基本の型、突くを教える。腰を落とし、前を持つ手を軽めに握って後ろから押し出すように突き出す。
それら基本を教え一通り姫奈の動きをジンは確認する。
「まだ、少し動きが硬いね」
「あ、は、ハイっ! すみません………」
「緊張してる?」
「いっ、いえ、そうじゃないです!」
ジンには緊張しているのは丸わかりだったが流石に指摘するようなことはしない。緊張していることに気付かないふりをしつつ指導を進めていくが、何か気になるのかあんまり集中は出来ていないようだった。
「今日は基礎だけにしておこうか。今は専門的な事学んでも覚えてられなさそうだし」
「は、はい………。ありがとうございます」
「気にしないで、頑張ろうか」
「はいっ!」
最後には打ち解けられたが、終始緊張した様子の姫奈をどう扱えばいいのか悩み、彼女への指導はあんまり進まなかった。
* * *
「これ、どうすればいいんです?」
「勇者より、暗殺者になりそうだね」
冗談交じりにそう言って、ジンは同じようなモノをもって使い方を教える。
上段、下段、中段を構えて振り抜く。コンパクトに振って間合いを詰めて戦うように指導する。ナイフを主武器として使うなら。基本的には奇襲か一撃必殺を狙うようにした方がいい。戦うにしても相手に触れるレベルでの近接戦闘をするぐらいしかない。
「身体はどのくらい柔らかい?」
「これくらい」
そう言うと祈は片足もってY字バランスを決める。そこそこ体は柔らかいようだった。
「うーん、武器術はイイや。パルクールを教えよう」
「パルクール?」
「見た事ない? ビルの上とかピョンピョン跳ぶやつ」
「なんか怖い」
「大丈夫、俺もいるから怪我はさせないよ」
そう言って、校庭近くの森の中でパルクールの練習を始める。
先ずは柔軟体操。その次に受け身の練習。集中力を高めたり、危機管理能力を高めるための訓練を日が暮れるまで続けていった。




