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勇者の守護者〜誰かのために出来る事〜  作者: Dr.醤油煎餅
第四章 召喚勇者と見守る守護者
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62話:戦闘訓練 心得の巻

 クラス全員が出てくるとジンが皆と似たようなジャージを着て立っていた。


「じゃ、やりましょうかね。戦闘訓練」


 なるべく優しい口調でジンは全員に呼びかける。教えるとは決めたとはいえ、流石に授業内容が殺伐としている。平和な時代で育っている彼らに教えるのは少し気が引ける。


「色んなことは思うだろうけど、先ずは心構えの方から育てさせてもらおうかな」

「な、何するんですか?」

「言った通り、君達の心を育てる。やる事は簡単だから安心してくれ」


 ジンは普通より低い声で全員に話す。何をやるかは分からないが、全員がいい予感だけはしなかった。しかし、ジンはそれでもやる気なようで準備を続ける。その意思は固く、険しい表情をしている。


「安心しろ。殺す気はない」


 そう言って、合図もなくジンは自分のスキルを発動させた。


*  *  *


 優夢が気が付くと砂浜のような場所にいた。周りを見ていると時代劇に出てくる決闘場のような場所になっている。すると、彼女の記憶の中から同じ様な状況を思い出す。


「巌流島の決闘?」


 何となくそう思った。配役はともかく、状況はそんな雰囲気だった。そして、ジンが最初に言っていたことから何をするのかは明らかだった。急に、背筋が寒くなる。それと同時に砂浜に何かが刺さるような音がする。

 後ろを振り向くと、ジンが険しい顔をして立っていた。その間には模擬剣が刺さっている。


「じゃあ、言っていた通り。心を育てようか」


 優夢は身を竦ませる。流石に迫力がありすぎる。立ち振る舞いはいつも通りだが、威圧感は普段と比べ物にならない。

 恐怖の塊のような目の前の奴に完全に思考が停止して体が固まっている。


(何これ、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い、怖い)


 身震いが止まらない、恐怖が心を染めていく、何かを間違えたら殺される。その考えだけが頭に先行している。だが、近くには幸か不幸か模擬剣がある。

 優夢は無我夢中にその剣を取る。そして、ただで死ぬもんかと虚勢を張りつつ、不格好に剣を構える。歯がカチカチ鳴る、いくら虚勢を張っても自分の恐怖はごまかせない。

 すると、ジンが少しづつ近づき始める。巨大な圧迫感がさらに増す。逃げるのは諦めた、どうせ無駄だ。

 ならばせめて、一矢報いてやる。


「あ、ううう、……、あああ!」


 不格好ながらもジンに剣を向けて振っていく。ジンもそれに反応して剣を防ぐ。優夢がどんな攻撃を加えてもジンは瞬時に反応して簡単に防ぐ。数回打ち合うとジンが優夢の剣を弾く。


「はぁーっ! はぁーっ!」

「……よく出来ました」

「はぁっ? ああっ、ええ?」


 労いの声が聞こえると優夢は目の前のジンを見る。その表情はとても優しい顔をしていた。ジンはそのまま手に持っていた剣を自分に向けて、躊躇うことなく首を切った。


「はっ?」


 優夢は目を見開き、間抜けな声を出して驚く。すると、彼女の視界に写る景色がぐにゃりと歪んで、元の学校の光景に戻る。

 そこには、既に優夢がやったことをクリアしたのか、信壱とあすなが先に待っていた。


「クリアしたんですか?」

「ああ、どうやら戦意を奮い立たせて立ち向かって来いって事なんだろうな」

「無茶苦茶な……」

「そう責められないだろ。俺達は望んできてるし、師事してもらっているわけだしな。ま、手荒な方法ではあるけど、って!」

「あんたは言葉がきついのよ。もうちょっと、親身になって話なさないな」


 突き放すような信壱の言葉にあすながツッコミを入れる。優夢はアハハと流して、他の人達の帰還を待つ。待ってる間も、隣から痴話喧嘩が聞こえてくる。

 そして、時間は過ぎて意外にも優夢の次には日枝島勇とエリカが現れた。優夢は二人に近づいて優しく語りかける。


「二人はどうやって、帰ってきたの?」

「う、ううん? 剣を持ってねブンブンしてたらなんか帰って来れた」

「同じような感じだった」

「やっぱりそんな感じだったんだ」


 優夢は納得したように頷く。信壱たちの仮説は正しいようだった、ジンは自分達を試している。難易度は違うがそれでも戦意を持たせようとしているのだろう。そんな感じがする行動だった、動機は謎であったが。


「戦う、か」


 少し前まではその言葉を軽くそして遠くに感じていたはずなのに、改めてその言葉が重く感じる。心境の変化には命の危機が関係しているのだと思う。真面目に生きて16年、喧嘩に関わった事もなければ争いごとにも積極的に関わる事もなかった。だから、初めての感情である。しかし、なぜか戸惑いはなかった、その理由もわからないが。

 そんなこんなで数十分経つ。なんか端の方に用意されていた椅子に座り戻ってきたみんなで待っている。正直言って何もなく大変暇な時間が続いていく。しかし、続々と疲弊しながらも人が現れていく為、話し相手とやる事に困ることは無かった。

 開始から二時間くらい、最終的には全員が脱出することが出てきた。


「お疲れさん。無事に全員脱出出来たようでよかったよ」


 ジンが後ろからパチパチと拍手して登場した。全員が彼の事を剣呑な雰囲気で見ている。ジンは気にした様子もなく、話を開始する。


「じゃあ、どうだった?」


 ジンがそう聞くと、次々とジンに対して不満の言葉が出てくる。「理不尽だ!」「何でこんな事するんだ!」「死ぬかと思ったぞ!」等、ジンに対して何事もなかったとはいえ殺されかけたや理不尽だったとジンに対して不満の声をぶつけている。ジンはそんな声を全部聞いて受け止めた。


「で?」


 それだけ答えた。いい訳も釈明も理由も何もなく、全員を笑う様に肩を竦めながら続きを話す。


「理不尽だよ。だから?」

「だ、だからって」

「世間なんていつも理不尽を押し付けてくるんだよ。今のなんて、軽い方だ」

「………」

「それが嫌なら、強くなるしかないよ。俺は色んなことを教えるよ、逃げるのなら自由だ。だけど、逃げた先には何かあるか? それに今のはある意味、理想的な理不尽だぞ。この世界で割かし安全に理不尽を経験し、それの対策する術を学べる。他の人間ではこうはいかない」

「………」


 何も言えなくなってしまう一同。納得したくはないがその通りだとも思った。


「今日の授業はすべて終わり、帰って大丈夫だよ」


 ジンはそう言って、振り返って校舎に戻っていく。後に残された全員はそれぞれに顔を見合わせ合って他の人間もそれぞれに帰っていった。


*  *  *


 ジンは校舎へ戻り、職員室へ戻ってそこに用意していた自分の席に深く腰掛け溜息を深く吐く。

 本当はもっと道がある。ジン達が守ってやれば安全でありはする。だけど、それでは彼女達の行動を大きく制限させてしまう。なら、彼女たちを強くして選べる範囲を広くしてやることも重要なのではないのかとも思った。


「だけど、結構堪えるなぁ」


 向けられた眼差しを思い浮かべると、少し後悔して悲しい気持ちになってくる。ジンは明日からの事が憂鬱になってくる。しかし、自分から授業をすると引き受けた以上は断る訳にもいかない。面倒だが、授業の準備はしなくてはいけない。ジンは少し背伸びをした後に明日の授業の予定を立てていく。


「やっぱり、国際法と貴族への常識だけは先に身に付けておくか」


 この世界で暮すには機会は少ないだろうが、貴族とは接触はするだろう。雷と水、地は貴族と接触する機会は多い筈なので、早めに身に付けさせるべきだろう(ちなみに国際法は各国で基本の法律になっている法制度である)。

 午後からは体術の授業を始めて、戦闘での体の使い方を学ばせ、その後に勇者はそれぞれの神器の種類に応じて使い方を教え、他はそれぞれの適性に応じて武器の修練を積ませる。どうせなら二週間後にはチームアップもさせて連携の訓練も積ませるようにしよう。

 チームメンバーはどう分けようか考えを巡らせる。この事が無駄にならないことを心で祈りながら、報告書とスケジュール表を書いていく。


「パソコン、あればなぁ」


*  *  *


 信壱はノモル達の拠点に帰ってきた。全員がその表情は暗い。ノモルはそれに気づいたが彼らが話しだすのを待つことに決めて夕食の後にお茶を淹れてやる。


「どうぞ」

「ありがとう」


 他の皆もそれぞれにありがとうと答え、淹れて貰った紅茶を口に入れる。すると、何人か雷の守護者が現れ、戸棚から双六取り出して皆で卓を囲んでやり始める。双六はジンも関わっているもので人生を模して作った双六だ。


「なぁ」

「ああ? 医者のお前が、フリーターの俺に何の用だ」

「まぁ、聞きなさいな」

「うるせぇ! 弁護士と医者の奴は全員敵だ!」


 ノモルの部下である、トラが最初の職業選択で失敗して少し不機嫌そうに信壱に食って掛かる。それをもう一人であるジスタが話を聞こうとする。しかし、効く気はあるのかトラが尋ねた。


「で? 何の様だよ」

「今日の授業がちょっと衝撃的だったから。聞きたいことがあって」

「ほーん。お、二千貰えた」

「何で戦わなくちゃ、いけないんだ?」


 その瞬間、守護者全員の雰囲気が少し重くなった。そこから、少し考えた後に話し始める。


「自分を守る、誰かを守る、生きる、楽しい、逃げたい、理由は様々だ。ただ、言えるのは、戦意が無ければ戦いはないって事だ」

「………」

「よくわかんないッス」

「例を挙げるなら、AとBの人間がいたりする、Aは戦意が無い、Bはあるとする。すると、Aの方がBにボコボコにされるんだよ。戦意が無いからAはBに対して何もしない、だがBはAに対してなんでもする。戦意ってのは、要は何がしたいかだ」

「何がしたいか、か」

「だが、戦意ってのは持ったことのない奴には生まれにくい。特に、お前らみたいな甘ちゃんたちにはな」

「………」


 トラは、ははは、と笑ってサイコロを振る。そのまま、駒を進めて話を続ける。


「んで、今日は初日だが、何やったんだ?」

「先生とタイマンで勝負」

「そりゃ、キツイ。俺でもごめんだな」

「初日から派手な事やるねぇ、あの人も」

「そういや有名なヒトなの、先生って?」


 あすながジスタたちに質問する。習っている側としては質問したいんだろう。


「有名っちゃぁ、有名だったわな」

「そうね、私たちの中では一番最初に死んで、最後の戦死者」

「戦争してたのか?」

「ああ、君達がいなくなった後にね。まぁ、それはそれとして」


 戦争の事について言及されるが、話題をジンの生前――、東郷亮について戻す。


「あの人を表すなら、リアル超人(チート)

「…リアル超人」

「あの人、身体能力はゴリラ並み、技術は達人級、更に精神は強靭(タフネス)。聞けば、戦国時代から伝わる技を、軍事技術と一緒に飲み込んで独自の技術体系を獲得して、どんな達人でも技術での攻略は不可能」

「聞くだけなら、強そうに聞こえますね」

「思うだろ。事実、強い」

「あの人は、滅茶苦茶だよ。対人組手では、武器持った軍人相手に五人がかりでも圧勝。ああ、言っとくけれど、彼は素手で超能力だけ持って戦っていた」

「………?」

「ああ、補足で俺達は技術開発で、超能力を持って戦っていた。で、最初の頃、あの人の超能力は俺達よりも弱かった、それで、あの人の妹の方が強い素質を持っていた。けど、あの人が上に直訴して場を整えてもらったのがさっき説明した軍人との戦闘」

「……強くない?」

「何かしらの武術は習ってたんだろうけど、それでも鍛えられた軍人でしょ。半分素人が簡単に勝てないと思うのよ。なんか理由があったと思うんだけど、そこら辺はどなの?」

「知らね。薬物やっている訳じゃないらしいし、鍛えていくなら見習いたいほどだが………」

「そうだよな、隊長はどう思うの?」

「んー、そういえば、あの人の一族に関係があると話していましたね」

「一族?」

「何でも、強さ、最強を追い求めて血の強化まで取り組む一族だったとか」

「ファンタジーみたい」

「なんか、あの人の逸話とか、そういうのが聞きたいな


 信壱が興味を示してノモルに尋ねる。ノモルは双六を順調に進めながら、質問の答えを考える。


「一番有名なのは、戦績だろうな」

「ああ、やっぱそれだよな」

「どんな内容なの?」

「俺達の中では戦績は接戦とはいえ、トップだったよ」

「接戦だったのか………」

「でも、トップだったんだよ?」


 一見大したことなさそうに亮の功績が聞こえてしまう。だからか、信壱が少しジンの実力に懐疑的になる。しかし、その後の言葉にそれが覆る。


「まぁ、数字上はね」

「え?」


 苦笑いししつつノモルはまた追加で話しを続ける。その際、サイコロを振って自分の手番を進めていく。


「実んとこ、功績はほぼあいつ一人の物だけだったよ」

「どゆこと?」

「言った通り。先ず言っておくと、あいつは部隊の隊長で、その部隊は戦える奴も少なかったんだよ」

「どうして?」

「軍事訓練を受けてたとはいえ、俺達は元々一般人だ。その色が奴の部隊は一番強かった。一般人が多くて、戦う気のあるやつが少なかった。中には、ヒトを殺せない奴もいた」


 信壱たちは、ちょっとわかるって感じの顔をする。彼らも一応一般人側だったから少しわかるのだろう。今は、一般人とは言いにくいが。


「で、その穴を埋めてたのが。あいつ一人」

「上は、厄介払いのつもりだったんだろうね」


 ジスタが昔の上層部たちの不満を出す。あんまり、いい思い出はなかったようである。ノモルはそれに気付きつつも話を続ける。


「戦える人間があいつ一人で、それら全てを支えていた。そう考えるとビックリしない?」

「それはビックリする」

「奴等に命令されるのは、陸、海、空となんでもだった。どんな状況でも対応できるからこそ奴に多くの命令が渡った、ほぼ便利屋扱いだったけどね。あ、損した」


 トラが話を引き継ぎ、サイコロ振って損するマスに止まった。ジスタがその話をまた引き継ぐ。


「あの人は、どんな命令でも完璧とは言えないまでもやり遂げてたよ」

「どんな人間も戦い続ければ、疲労は溜まる。それをあの人は17連勤位を半分不眠でこなしてたり」

「………タフネス」


 信壱は何となくそんな言葉が出てきた。話を聞く限りは、常人離れした体力と精神力を兼ね備えた鉄人であることが分かった。その後の双六は、トラが最下位で、ノモルが一位の資産量だった。


*  *  *


 今、祈達の借家にリノアが来ていた。彼女はジンに言われて、警備と監視のために派遣されてきていた。


「そんな、鉄人隊長の部隊に私は入ってたんだよ」


 リノアは少し自慢げに借金札を抱えながら説明を続ける。リノアたちも同じような双六をしていて、同じような内容の事を相談され話をしていた。


「で、何の話だったけ?」

「何であの人が先生をやってくれるのか、って聞きたかった」

「ああ、それか。そうだなぁ」


 ちなみに、彼女が一応の保護者役になっている。今はそれを伝えに来ていて、時間が余ったので暇潰しに双六をやっていた。


「まず最初にやる気があったから。本当は守護者の中から幾人か選んで大学みたいにカリキュラム組ませてやらせるみたいだったんだけど、やる気があったのが三人だけだったからまた授業の構成を組み直し始めて、今に至る。まぁ、やる気のある三人の中で隊長はかなり勉強が出来るのと、こっちの常識を深く把握しているから、隊長に一任されたの」

「むぅ、今日見ただけではそんなに頭が良さそうには見えなかったです」

「んー、あれだよ。天才の考えは凡人には分からないって事よ」


 祈はぼやくがリノアは宥めてやる。あんまり、不信感を抱かせるのは好ましくはないがジン自身の行動が不審そのものなのであんまり説得力を持たせられない。


「んで、二つ目の理由はサラッと言っちゃったけど頭がいい事」

「どれ位?」

「少なくとも、勉強時間平均三時間二週間勉強して、大学入試模試を満点で取れるレベルで頭はよかった。片手間に難関の国立大入試試験を受けて主席で合格した後にそれを断って、色んな参考書を読み漁った後に戦災孤児に勉強教えられるくらい頭が良かったよ」

「なんか、凄い」

「凄いなんてものじゃないでしょうに」


 願がボーっと褒めるが、望は苦笑いするように呆れている。リノアも同意するようにうんうんと頷く。それ位、亮は優秀ではあった。文武両道で巨大な戦功を一人で次々に上げてもいる。最高に有能な人物であるのは分かった。


「けど、なんでそんな人がこんな所で勉強教えてたりしてるの?」

「聞いたことなかったな? なんでなんだろう?」


 そう言えば、何で彼が人に教えようと決めたのかは聞いたことは無かった。リノアは時間があったら聞いてみようと考えて、まとめて自分の考えを話し始める。


「少なくとも実戦だけで経験を積むのは危険だよ。何かあった時やり直しがきかないし、簡単な実戦だけだと格上相手の対策が出来ない。そう言うのを防ぐためにもやり直しがきく訓練を詰めるのはイイと思うよ」

「でも」

「まぁ、不審に思う点は分かるし、やりたくないかもしれないけど。貴方達が自分で自分の事を何とかできないと誰も助けないから何もできなくなるよ。裏はあれども技術や知識をただでくれるんだし、ある程度は許容しないと生きにくいよ」


 メリアの結論は要は気にせず全部学んで今後に生かせという事だった。それだけ告げると、時間だと言って外へ出て行ってしまった。残された四人は顔見合わせて今後の方針について夜が深くなるまで話し合い続けた。そこで出た結論は、


「やれるだけがんばりましょう。少なくとも道半ばで死ぬような目には合わない様にもするために」

「はい」

「じゃあ、明日も頑張ろう」

「うん、おやすみ」


 そんなこんなで今日は全員各々の部屋で就寝した。

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