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架空の愛
ゲームセンターの一角。謎の空気が生まれていた。
「できてる? ……まさか!女!?」
「それは違うゲイムシン・ショウヤ。 俺たちがだ」
「そ、そうよね。そう……」
ショウヤはとても心に響いたらしい。だが、これで二人も……
「ねぇ、ならさぁ…私も混ぜてよ!」
「「!!!!」」
お、終わった〜。い、いやまだだ!まだ負けんぞ!!
「……駄目だゲイムシン・ショウヤ。 俺たちは、もう……魂をかけてるんだよ。 俺たちのザ・ワールドには例え、全ての男を愛す貴様でも到達する事は出来ん」
「…イザヨイシャイニング……あなた達、そんな高次元まで!!………なら、諦めるしかない…よね」
ショウヤの心の折れる音は確かに聞こえた。
「あ、でもゲーセンは一緒でいいでしょ?」
「ああ、フレンズとしてな」
こうして襲われる危険を回避する事に成功した。