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夢の迷路  作者: 岩本翔
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夢の心87

「そんなの死んでみなければ分からないじゃない」と妻が言った。

私は尋ねた。

「何故信じなられないのだ?」

妻が答えた。

「だって貴方はここが夢の迷路だと分かったら自殺するのでしょう?」

私は答えた。

「いや、死にはしない、突破するだけだ」

妻が疑問符を投げ掛けた。

「突破する事は死ぬ事じゃない?」

私は言った。

「いや、突破口を見出だし突破するだけだ」

妻が念を押した。

「だからそれは死ぬ事でしょう?」

私は答えた。

「死んだって、この夢の迷路では意味をなさないからな、死にはしないさ」

妻が言った。

「そんなの死んでみなければ分からないじゃない」

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