表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢の迷路  作者: 岩本翔
67/437

夢の心67

「私は貴方、の家族なのです、だから、生き、返って私、を愛して、下さい」と女性は苦悶しつつ訴えた。

女性が苦悶しつつ切れ切れに言った。

「私は、貴方の、家族なのですよ、貴方、は、私を愛する為に、生き返って、下さい」

黒い闇の声が女性を詰った。

「おい、偽善者め、お前はこいつの心そのものならば、けして家族なんかではないだろう、違うのか?」

女性が苦し紛れに言った。

「いえ、私は貴方の、か、家族なのです」

私は黒い闇の快楽に酔いしれながら黒い闇の声に追従して女性を詰った。

「叉矛盾か、僕は自分自身なんか愛してはいない。だからこそ愛を捨てて自殺したのだから、貴女には用はない」

そう言って再び私は女性の存在を消す為に念を強めた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ