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夢の迷路  作者: 岩本翔
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夢の心56

「貴方は自己中過ぎて愛を交換するのに疎かったのです」と女性は言った。

黒い闇の声が言った。

「お前がどちらを信用するかはお前次第だ。早く決めろ」

女性が反論した。

「信用問題ではないと思います。この人の本心が死にたいのか、生きたいのかが問題なのです」

僕は己の本心を改めて見つめ女性に向かって言った。

「僕は自分しか愛せなかったから、周囲の反感を買い、疎外されて虐められたのか?」

女性が答えた。

「そうです」

私は自嘲する笑いを漏らし言った。

「僕はエゴイストで周囲が何も見えなかったから、孤立していたのか?」

女性が答えた。

「そうです。あなたは自己中過ぎて愛を交換する事に疎かったのです」

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