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夢の迷路  作者: 岩本翔
54/437

夢の心54

私は生きようか死のうかと、ひたすら迷っている。

黒い闇の声が言った。

「おい、お前は生きたって、施設に帰り、皆から寄ってたかっていたぶられ虐められるのだぞ。そんなのは生き地獄ではないか?」

私は肯定した。

「それは嫌だな」

女性が否定した。

「そんなのは嘘です!」

黒い闇の声が笑い言った。

「ならば何故こいつはここにいるのだ。前途を悲観したから自殺したのだろう?」

私は肯定した。

「そうか、成る程」

女性が再度強く否定した。

「それはそうですが、でもこの人は、生きようとしているのも事実なのですから」

私はその言葉にも同意した。

「そうだよな、僕は生きようか死のうか迷っているのも事実だと思う」



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