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夢の迷路  作者: 岩本翔
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夢の心48

真っ暗な暗闇でも気持ち良ければいいのさ」と黒い闇の声は言った。

黒い闇の声が続ける。

「失楽園は、そこで楽ではなくなり、苦界なのだから堕落ではないだろう?」

女性が反論した。

「いえ快楽があるのだから堕落です。堕落の為の堕落こそが失楽園ならば、それは堕落の究極の姿だと思います」

黒い闇の声がうそぶいた。

「気持ち良ければいいのではないのか?」

女性が反論する。

「いえ、快楽の為の快楽は破滅し、この真っ暗な

無としての闇に成り果てるのだから駄目です!」

黒い闇の声が言った。

「いくら真っ暗な暗闇でも、気持ち良ければいいのさ。それだけの話ではないか?」」

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