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夢の迷路  作者: 岩本翔
426/437

夢の心426

「俺を弄び愉しいか!」と私は悶え苦しみながら怒鳴った。

私は悶え苦しみながら怒鳴った。


「殺せ、早く殺せ、腐れ外道!」


妻がせせら笑い答えた。


「貴方の心の反映たる私が、貴方の妻の幻覚ならば、私は貴方の言葉に従うけれども、表裏一体、私は夢の迷路の構成要素だから貴方の言葉にはし、た、が、わ、な、い、わ」


私は掴み掛かる勢いで怒鳴った。


「俺を弄び愉しいか、腐れ外道め!」


妻が嘲笑い言った。


「再度言うけれども、貴方を弄び苦しめているのは貴方自身なのよ、そんな理屈、分からない?」


私は狂おしく高笑いしてから言った。


「詭弁だ、貴様も俺をがんじがらめにしていると言ったではないか!」


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