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夢の迷路  作者: 岩本翔
423/437

夢の心423

「貴方が演じているのは、憐れなピエロのパントマイム、一人芝居なのよ」と妻が冷笑して言った。

ちーちゃんの声が聞こえて来た。


「パパ、助けて┅,


私は狂おしく叫んだ。


「ちーちゃん、パパが直ぐに行くから待っていろ、ちーちゃん!」


妻が再度けたたましく笑い言った。


「貴方、どうやってちーちゃんの所に行くわけ、どうやって助けるわけ、教えてくれない?」


私は身悶えしつつ叫んだ。


「俺は助ける、絶対にちーちゃんを助けて見せるから、俺を自由にしろ!」


妻が嘲笑い言った。


「だから貴方を拘束して、がんじがらめにしているのは貴方自身なのよ、まだ分からないの?」


私は抗い叫んだ。


「俺を自由にしろ、腐れ外道め!」


妻がほくそ笑み言った。


「ならば角度を変えて言って上げるわ。貴方はピエロのパントマイムよろしく、一人芝居をして、幻覚たるちーちゃんを作り出して、それを助け出すと言う欺瞞的偽善を、自己満足する為にパントマイム一人芝居を演じているだけなのよ。だからそれは言わば断末魔のパントマイム、一人芝居なのよ。誰も助けてくれない憐れなパントマイムなのよ。分からないの?」

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