表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夢の迷路  作者: 岩本翔
388/437

夢の心388

死ぬという言葉を使うとちーちゃんが本当に死んでしまうと直感的に感じ、私は慎重に言葉を選んで語り掛けた。

ちーちゃんが言った。


「パパ、眠いよ、どうして眠っちゃ駄目なの?」


ここで死ぬという言葉を使うと本当にちーちゃんが死んでしまうと直感的に感じ、私は言葉を慎重に選んでから言った。


「ちーちゃん、眠ったらね、ママにもパパにも会えなくなるんだよ、ちーちゃん」


不審がりちーちゃんが言った。


「どうして、そうなるの?」


私は苦慮しながら答えた。


「眠っちゃうと、パパもママも一緒にいられないんだよ、ちーちゃん┅」


苛立たしい間を置きちーちゃんが答えた。


「分かった、パパ、私が眠らないように話し掛けてくれる?」


私は息をつき答えた。


「分かったよ、ちーちゃん┅」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ