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夢の心385
「だが一か八か、それをするしかないじゃないか?」と私は自問自答を繰り返した。
「傍に行くのは、無理ではないか、一体どうするのだ?」
私は再度固唾を飲み答えた。
「何とかするしかない┅」
「だからどうするのだ?」
苦慮する間を置き言った。
「声が届くのは分かったからな、とにかく声を掛け続けながら突破口を見出だすしかないだろう┅」
「ここは夢の迷路だぞ。突破口を見出だせるまで、声が届く保障はあるまい?」
私は嘆息してから言った。
「だが一か八か、それをするしかないじゃないか?」
「それはそうだな」




